このページは2004年の「プリあら会」日記です。2003年版の日記を読まれたい方は年号をクリックしてください。
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12月26日(日) 佐藤理恵
 緒川集人さんが、柳田さん、小林恵子さんたちと一緒にiStudio梅丘にいらっしゃり、荒木会長の「テクニカルなコインマジック講座」の本に付くCDを撮影をすることになりました。
 この日、集人さんに逢えるのを、私は凄く楽しみにしていました。なぜかというと、私は今、プリあらグッズや会長のおかげで、コインマジックにはまっています。
 私のコインマジックの始まりは、プリあらグッズの「スコッチ&ソーダー」です。会長手順を教えて頂き、毎日、新しい人が来ると嬉しくなり、みせていました。だから今は、見せる人がいなくなってしまったくらいです。
 そして今、凄く大事にしているマジックがあります。まだ、「プリあらグッズ」としては未公開の「アルケミスト・ファンタジー」というマジックです。これは、スコッチ&ソーダーとは違って、長い手順で、お話になっているのです。その手順とお話を、会長に教えていただきました!!しかも、私用のやさしい手順を教えてもらったにもかかわらず、マジシャンの方が見て、驚く手順なんです。
 この前、高島屋のマジックディーラーの中さんに披露させていただきました。マジックが終わると、「それ、欲しい!!」と、中さんも、しばらく興奮がやまなかったくらいです。この会長の考えてくれたマジックの流れは、あまりにも素晴らしすぎるので、いつか、プリあら会の「チョップカップ杯」で披露させていただきたいと思っています!!
 そして、今日は、集人さんがいらっしゃいました。次にテレビのお仕事が入ってるので、あまり時間は無かったのですが、その1時間は、書き表すのが難しいくらい濃縮された最高な時間でした。
 さっそく会長が、「集人くんのビデオを見て、刺激を受けて、ちょっと易しく出来るように改案してみたマジックなんだけど」と、今度の本に載せるつもりの「Oh! No! マトリックス」を披露されましたが、マジックが終わると、集人さんは、びっくりした顔つきをし、柳田さんも、「こーゆーものをやられると思ってなかったから、びっくりした」と、驚かれてました。
 その後は、リテンションバニッシュの撮影をし、集人さんの手順の素晴らしいコインマジックを、時間のある限りといくつも披露してくれました。撮影が終わってからも、柳田さんの暖かなサービスの一声で、iStudioに集まっている人たちに、集人さんのカードマジックを2つも追加で見せてくれました。
 iStudioでの集人さんなんて、会場とは違う、素敵で暖かなショーに、私は大興奮です。
 会長が、ひとつアイディアがあるんだけど、こんなマジックできないかな〜と、相談されると、時間がないのに、集人さんが「今、作りはじめちゃったんだよな。……あっ!おもしろーい〜考えるのが好きなんだよな〜」と、コインをいじりながら、楽しそうに考え始めました。普段は見ることができない一面を、私はワクワク、ドキドキしながら、体験していました。
 帰りの玄関では、集人さんが「凄く勉強してるんですね。だって、コインは難しいのに」と会長に言うと「今日は、どうもありがとう。次に見せられるときまで、もっと勉強しておくよ」と会長。集人さんも「僕も勉強します」と玄関で素敵な笑顔で挨拶をされていました。これから何かが起こりそうな、暖かな、不思議な空間でした。
  荒木会長の「テクニカルなコインマジック講座」が、待ちどうしいです!!でも、その前に、少しでも、コインのテクニックを覚えようと、コインを手放せない毎日です。
12月26日(日)
酒井玲子
マギー酒井が、船上のプロマジシャン!?になった日
 荒木会長のアイディアで誕生した妖しげマジシャン、マギー酒井&ネコチャイナ中田が、ある乗馬クラブの船上パーティーにゲスト出演しました! 屋形船かと思ったら豪華客船ロイヤルウィング号!なぜそんな事になったかというと、、、ある日私が乗馬クラブの体験コースに行った事から、そこで働く、馬とマジックが大好きな佐藤さんに会ったんです。
 彼は、一昨年、乗馬クラブのパーティーで自腹を切って高級マジックを買ったのに大失敗!「今年こそ!がんばります!」と社長に言ったら裏方にまわるようにと言われて落ち込んでいるところでした。
 乗馬クラブへの勧誘もそっちのけで、プリあら会の話やグッズの話に目を輝かせる佐藤さん!頃合いを見て『実は今日、怪しげなお面をつけて乗馬してる写真を撮りたいんですけど』と、マギー酒井の話をしたら写真もOK!『本当に怪しくて面白い!是非!マギー酒井さんを船上パーティーにゲストで呼びたい』との、突然の申し出にマギーも、びっくり!
 それなら佐藤さんもプリあらグッズを買って一緒にマジックやりましょう!『ほんとですか!汚名挽回できます!』と喜んで即日プリあら会の会員になりました。
 佐藤さんの話を荒木会長にしたらあっと言う間に、佐藤さんのキャラが決まった!「ホース佐藤の走るマジック!」馬の姿で舞台狭しと走りながらマジックをやる。なんて面白いんだろう!佐藤さんも気に入ったようで「チラシも作りましたよ。マジックの人気でお客さん100人以上集まってますよ!」と、張り切るホース佐藤さん。
 そのチラシを見て私はビックリ!なんでそうなったのか、プロマジシャンによるマジックショーと書いてある。どうしよう!プロじゃないのに・・・。
 前日は寝られないほど珍しく緊張!さー、本番の時がやってきた。本当にプロマジシャンのようにキャリーバックいっぱいにマジックグッズをつめこんで乗船するマギー酒井、ネコチャイナ中田そしてホース佐藤。まずは美味しい中華料理の数々に舌ずつみを打ち、その後、薄暗い楽屋で支度する怪しい3人組。
 いよいよ出番!カーテンの隙間からのぞくと、ひえーっ100人以上のお客さんが舞台に、かぶりつきで見ているよ!もーこーなったら思い切りやるしかない!テーマソングに乗ってマギーが登場すると歓声が上がった!なぜか悲鳴も、、大きな拍手の中マジックを見せるマギー酒井!
 見せたマジックをどんどん渡されても無表情のネコチャイナ中田、お客さんは大笑い!やはり「ニードルスルーバルーン」はかなり大受けだった!ウォンドから長い針を抜いただけで歓声が上がる。やっていて、凄く楽しい。
 乗馬をやってるような人達は素直でやさしいんだな、、いいお客さんで良かった!ゲストのマジシャンの方が「プリあら会は、本当にお客さんがいいからマジックするのが楽しい」とおっしゃる気持ちがわかるような気がしました。
 チェンジングバックはバラバラな国旗を入れたのに、お客さんがおまじないをかけると全部つながって出てきたので、「えーなんで!」とかなり反応があった。プリあらグッズは本当に好きだし楽しいものばかりなのを改めて感じた。
 そこにいきなり一頭の馬が乱入!あっ!あれは、ホース佐藤だ、、お客さんはいつも、まじめな佐藤さんの馬姿に大喜び!ドラゴンボックスからウサギを取り出すホース佐藤!なにをやっても可笑しい!
 という事でマジックショーは大成功。これでホースさんの株も上がったかな。「いつもは、どこで、やっているんですか?またぜひ見たいです』と、終わってから言ってくれる人もいて嬉しかった。本当にマギーはどこでも人気者だ。ただ時間が押してホースさんがこの日のために買って練習したプリあらグッズがいくつか出来なかった。
 「荒木会長さんに教えていただいたマジックなのに、やりたかったです!でも練習したから、また何かの時にやりますよ。」と残念そうだった。
 後日、荒木会長に報告したら「面白いルーティーン考えて今年の夏ぐらいにチョップカップ杯に出たらいいんじゃない」と、思いもよらないチャンスを頂いた!プリあら会で馬姿のホース佐藤さんがマジックをやる事を想像すると、もー最高に面白い!と思った。今からその日が楽しみ!荒木会長は本当に優しい、、プリあら会にホース佐藤さんが来た時にこの事を言うのが凄くたのしみです。
 「プリンあらモード会」があるおかげで、1つの出会いがこんな風に発展して行く。凄い環境だと思いました。これから、もっとマジック上達するようにマギー酒井がんばります!
12月25日(土)
隅谷治子
 ウィザード・インより荒木会長宛に、「クリスマス・ディナーショー」の御招待がありました。会長は残念ながらご出席できないので、ラッキーにも酒井玲子さんと私が代理で参加させて頂く事になりました♪
 前日が、私たちCBファミリーのクリスマスで、柳田さんと小林恵子さんにお越しいただいたので、ウィザードのパーティーは、どんな感じなんだろう。ワクワク胸を膨らませ、イルミネーションで彩られた渋谷の街を闊歩し、会場の東武ホテルへ向かいました。会場に着くと、地下にある宴会場に円卓が並べられ、私たちの席は、一番前の舞台中央の特等席でした。
 お食事を頂きつつ、ウィザード・イン専属マジシャンによる、テーブルホッピングがスタートしました。スター田中さん、Mistyミュウさん、遠藤大河さん、「プリあら」のゲストに来て頂いた面々が勢揃い。
 私たちのテーブルには、緒川集人さんの大ファンの女性がいました。世界を飛び回り大活躍中のシュートさんが見られるとあって、ラストのショータイムをとても楽しみにしていました。が、なんと途中で、客席に来られたのでビックリしました。シュートさんは、私たちのテーブルで鮮やかなカード裁きを披露して下さいました。
 また、小林恵子さんは、白いドレスに身を包み、現在公開中の映画「ポーラエクスプレス」になぞり、夢をかなえていくストーリー仕立ての聖夜にぴったりなクロースアップをされていました。
 柳田さんは、ご自身がマジシャンになるまでのヒストリーをギター片手に。意外な一面を覗いた気分です。
 さて、ラストのシュートさんは、白のスーツとブルーのシャツでさわやかにご登場。アピケン、シンブル、シルク、色彩豊かな構成が綺麗でした。客席から女性を呼び、バラの花でロマンティックに演出するも、コメディ調に表情豊かに演じられる風格は、まるでアメリカ人のよう。ハリウッドで活躍しているにもかかわらず、とても親近感のあるパフォーマンスでした。
 シュートさんのショーを見ていると、昨年「プリあら」に出演して頂いた際の感動を思い起こします。テクニック満載のコインマジックを含め、一つのルーティンに対して、真剣に情熱の全てを傾けて演じられていたシュートさん。これからの益々のご活躍をお祈り申し上げます。今日は、どうもありがとうございました♪
12月1日(水)
五十嵐美智代
 今日は、2004年度最後のプリあら例会です。今年の締めくくりをとっても楽しみにして、会場は満員!熱気にあふれています。いつもよりずいぶん早い時間から、会場に来た会員の方も多く、みんなの期待が高まる中、さあ!!例会スタートです。
 オープニングは華やかに、パッションローズのダンスからです。クリスマスをイメージした赤と白のキラキラの衣装で登場です。12月23日(祝)、東京の品川ホテルパシフィックで行われる『CBファミリークリスマスパーティー』のインフォメーションを、素敵なダンスと共に披露してくれました。パーティー当日のダンスもとっても楽しみです。
 そのパッションローズのメンバーでもある隅谷治子さんと、今日はサンタクロースに扮した佐々木由喜雄さんの、クリスマスバージョン司会で楽しく始まりました。まずは副会長のプリンさんのコーナー。
 今日のプリンコーナーは、前回のチョップカップ杯に出場した藤原史岳さんが、ぜひもう一度例会で演技をしたいという強い希望で、カードマジックを見せてくれました。予告のマジックなのですが、クライマックスまでに、何度も「あれっ!」っと驚くことがあって、とても引きつけられました。
 今日は、チョップカップ杯、今年度の優勝者の発表の日です。司会のハニー河村さんが、この日のために選んだ真っ赤な衣装にシルクハットをかぶり、ファンファーレともに登場。アシスタントは、「プリあら」の浴衣美人に選ばれた長谷川美佳さんです。
 チョップカップ杯は、今年8回行われ、毎回出場者の方達は、一生懸命練習をし、演技をしました。その中から、栄えあるグランプリが選ばれるのです。まず最初に、ヒロサカイ
賞(特別審査員賞)の受賞者の発表、森田悠一さんが選ばれました。いつもにこにこしている森田くんですが、今日は特に満面の笑顔!ヒロさんからの受賞コメントと、ヒロさん直筆の色紙のプレゼントを受け取り、喜びいっぱいです。
 ヒロサカイさんは、このチョップカップ杯の主旨に賛同して、ぜひ協力したいということで、出場者全員のビデオを見て、それぞれの演技をしっかりと審査し、受賞者を選んでくださったそうです。森田くんはヒロさんの大ファンなので、「この賞を受賞できて、とてもうれしいです!!と語っていました。
 次は、いよいよグランプリの発表です。誰の名前が呼ばれるのか、見ている私たちもドキドキします。2004年度チョップカップ杯グランプリは....「柴田勝さん!」。うわぁーっと会場から歓声と拍手がわき起こりました。会場の席に座っていた柴田さん、まさかといった表情で本当にびっくりした様子です。荒木会長から、グランプリ受賞者である柴田さんの名前の入った、特注の金のチョップカップ杯が手渡されました。
 「柴田くんの演技は、今まで生きてきたものがにじみ出ていて、その人の良さ、そういう柴田くんの生き方に見ている人が共鳴したり、柴田くんのマジックへの情熱が皆の気持ちを動かしたんだ」と、会長の愛情あふれる柴田さんへの言葉をじっと聞いている柴田さんは、目に涙をいっぱいにためて喜びをかみしめている様子です。それを見ている私たちもとても感動しました。柴田さん、本当におめでとう!来年はこれを励みに、また、素敵なマジックを見せてくださいね。
 いよいよ今日のメインゲスト、都々さんの登場です。テレビやBARなど、たくさんの場で活躍をされている、超人気のマジシャンでいらっしゃる都々さん。例会が始まる前も、
「今日は、朝の4時まで今度出演するテレビの打ち合わせをしていたんだけど、つまんないんだよねー。プリあらはいいなあ、楽しい仕事だなあ」と、まだ準備段階の会場を見回して、笑顔でおっしゃっていました。
 そんな都々さんを見て、ますます私たちもわくわくします。音楽と共に、バックカーテンの中央から都々さんの登場です。いきなり、くしゃみをされたと思ったら、炎がボッとあがり、もう最初から会場からは拍手と爆笑です。都々さんがタバコを一本手に持つと、何もしていないのにタバコに火がついてしまいます。客席からタバコを一本もらって、また火がつくのかなーと思っていると、今度はたばこの箱から炎があがります!
 次々とマジックをあざやかに披露してくれる都々さん。一瞬たりとも目が離せません。それも楽しいトークを交えてなので、笑ったと思ったらびっくりしたり、「えーっっ!」「なんでーっ!」と会場から声があがるたびに、都々さん「練習したから」、また爆笑です。
 おまけに、今日は、コインマジックのレクチャーまでして下さり、会場全体を都々ワールドに包んでしまいました。素晴らしいエンターテーメントを堪能させていただき、本当にありがとうございました。興奮状態のまま、次のコーナーへ。

 これまた毎回誰もが楽しみにしている荒木会長のコーナーです。今、プリあら会は、「プリあらグッズ」で大盛り上がりで、会長が例会で紹介してくださるのを心待ちにしている方が多いのですが(もちろん私もそのひとり)、なんと今日は、プリン副会長たっての頼み、プリンさんがマジックディーラーをされている、テンヨーのグッズを紹介されるということです。しかも、例会当日に、プリンさんから「ぜひ、会長手順でお願いします」と、突然言われたそうなのです。10センチほどのきれいなピンクのくさり、それにシルクをかけます。会長の手の中でほんの一瞬の間、シルクをとると、くさりは、かわいいピンクのプードルになっていたんです。会長の人さし指の上にちょこんとのっている感じがなんともいえません。
 あとから会長に伺ったのですが、この指に載せるのは会長のアイデア。テーブルの上に置いたりすると、ちゃんと犬の形に、見えないんです。ほんのちょっとのことでも、見ている人の印象や不思議さが大きく変わるんですねー。
 もうひとつ、不思議なスクラッチカードを使ったマジックも見せてくださいました。「うわー、不思議ですねー。」と、私のすぐ後ろにいらしたプリンさんに思わず声をかけたところ、「すごい。会長の手順には全く無駄がなくて、すごくおもしろい。会長はすごい!」と興奮されていました。
 最後にアンコールで再び都々さんに登場していただき、大盛り上がりで今年最後の例会が終わりました。2004年度のプリンあらモードマジッククラブ、本当にたくさんの楽しさ、感動をいただいた一年でした。
 「プリあらグッズ」のおかげで、私もたくさんのマジックを覚えることができ、それを人に見せることでコミュニケーションがとれ、友達も増えました。もうプリあらグッズのない生活なんて考えられないほど、毎日楽しくマジックをしています。荒木会長が、常に人が喜ぶことをと考えてくださり、どれだけの人が笑顔でいられるんだろうと思うと、この場にいられることの幸せの大きさを感じます。本当にありがとうございました。
 来年のプリあら会、どれだけパワーアップしていくんだろうと思うと、ものすごくわくわくします。来年も全員で、大好きなプリンあらモードマジッククラブを盛り上げていきたいと張り切っています。

11月26日(金)
酒井玲子
 今日のゲストはケチャップリンたび彦さん。パントマイムを中心に大道芸なら、なんでも得意とする芸人たび彦さん!中でもチャーリーチャップリンの物まねが大人気で、チャプリン映画が大好きだった私は、今日が楽しみでたまりませんでした!
 Pm7:30テーマソングに乗って司会が登場!爽やかで楽しいムードが会場に広がります。最初はチョップカップ杯のコーナーです。チョップカップ杯の優勝者には金色に輝くトロフィーが贈呈される名誉が待っています!それだけにコンテストを見ているような緊張感があります。挑戦する人が4分間の中で、数あるマジックの中から何をどう演じるのか、すごく興味があります。
 プリンあらモードクラブのおかげでマジックが大好きになれた私も、最近では人前でマジックを見せる機会が増えてきました。来年はもっと上達してチョップカップ杯に是非!挑戦者として出場したいです!
 今年さいごの挑戦者は藤原史岳君。副会長のプリンさんのお弟子さんでクロースアップマジックが得意な藤原君が今日はステージマジックに挑戦。ミリオンカードをメインにしたルーテイーンを見せてくれました。自分では納得いく出来映えじゃなかったと残念そう。でもチョップカップ杯は次回もまた挑戦するチャンスがあるので、またがんばって欲しいと思いました。
 さー!メインゲストの登場です。大きな拍手の中、チャップリンそっくりのいでたちで、ステージのそでから登場したと思ったら、また引っ込んだり、客席まで歩いてきてポケットから羽を出して誰かの頭をなぜたり、なんともとぼけた感じが面白く、会場中パントマイムをしながら動き回るたび彦さんを、みんな大笑いしながら追いかけます。
 見えない壁も、演じるパフォーマーによって違います。たび彦さんは大きなカバンから洗剤と赤いシルクを取り出して壁の掃除をはじめました。無いはずの壁があるとしか思えません。大笑いしてたら、シルクは赤いステッキに変わります!拍手のなか今度は首と胴体が別々に動いているとしか思えないパフォーマンスです!えーっ!どうなってるの?と、歓声が上がります。サービス精神旺盛なたび彦さんは全員が正面から見えるように体の向きを3回変えて演じてくれました。
 ここからは、笑いっぱなし!客席から5人の人を選んでワッカを持たせてそれをステージに立っているたび彦さんに向かって投げてもらう。それを首でキャッチするショーです。一言も話さず全てホイッスルで表現するのが本当に可笑しいんです。うまくたび彦さんがキャッチすると得意げな態度!なかにはとんでもないところに投げてしまう人もいて、この時の怒った感じがまた面白い。クライマックスはたび彦さんがかなり離れたとこから輪を投げて立ってる人の首に入れてしまいました。凄い技です!
 とにかく全員参加型の楽しいショーでした!ケチャップリンたび彦さん、またぜひプリあら会に遊びに来て欲しいです。

 さて、格好良く荒木会長が登場すると空間がかわり暖かいムードが流れます。そして皆、嬉しそうに微笑むんです。この感じがすごいな、毎回マジックだ!と思います。ステージに藤原君を呼んでチョップカップ杯の批評コーナー。感想を聞くと練習した半分も出来なかったと答える藤原君。優しく会長が話します。自分で考えた今日のルーテイーンを最後まで完成させていく事が大切なことなんだよ。会長はマジックを創って本に載せたあともまだ、もっと良くできないかと、発展させていくお話をしてくれました。1つのマジックをもっと不思議に出来ないかなと考えて完成させていった時に、いろんなものが見えて来るんだ、と話してくれました。会長はマジックだけじゃなく楽しく生きるための考え方をいつも教えてくれます。
 そしてプリあらグッズの紹介!毎回、会長が披露したグッズは完売してしまう!1つ1つのマジックグッズをこんなに面白く、不思議にやれるんだ!と、見ていると全部ほしくなってしまいます!1年前は人に借りてマジックをしていた私が、今ではマニアの人に、ずいぶん持ってますねー。と驚かれるぐらいプリあらグッズ中毒になってます!ミミズカッター、りそな銀行の両替機、インビジブルデック<見えないトランプ>そして世界に250しかない見た目、高級ブランドとしか思えないタイムマシン!どれも会長のオリジナル手順で、凄いショーを見た感動がありました!
 買ったマジックをただやるんじゃなくて自分らしいマジックにしていくことが面白いんだよね。マジックを見せているというより不思議な事をやってみたいと思うんだよ。と会長は話しながら、おととい創ったばかりのサムチップコインという名のマジックを見せてくれました。透明のサムチップをはめているんだと話しながらシルクの中に親指を押し込むと超不思議!中から銀貨が出て来たり消えたりするんです。面白くて笑いながら最後はびっくり!後日グッズの注文のメールに会長がしていた透明サムチップが欲しいと言ってきた会員の人がいるくらいリアルでした!
  この後のiStudioでのアフターでも佐藤理恵さんお手製のケーキを食べながら会長のお話に聞き入る、たび彦さん。自分はイマイチ、マジックはあまり分からないんですよ。会長がコインを消して見せると、たび彦さんは身を乗り出して、今のはどうやったんですか!と驚きの表情。コインマジックはパントマイムをしているのと同じ部分がたくさんあるから、と話されていました。
 たび彦さんと、後日、電話でお話した時、「この間はありがとうございました」と言っとたん、『いやーありがとうございました、ありがとうございました!凄く楽しかったです。また出来るだけ例会に行きたいのでよろしくお願いします!』と嬉しそうに話してくれました。こんな素敵な環境にいられて、本当に幸せだと思います。

11月13日(土) 隅谷治子
 今日は”荒木会長とゆかいな仲間たち♪”第三夜の会合が会長宅で開かれました。ゆかいな仲間の面々は、この会合名の名付け親でもある、ハマック柳田さんを始め、ミステラさん、原岡真吾さん、ハマちゃんマネージャーの及川さんにペガサス金子さん、秋葉つぼ八くん、そして、初参加でマジシャンの秋元正さんがいらっしゃいました。
 秋元さんは、大の映画ファンということでご自身でもホームシアターを構築されていらっしゃいます。会長宅に凄いシアターがあるという噂を聞いていて、遊びにいらしたそうです。
 AVマニアだけにシアターのあるリビングに入ると、「わ〜、すごいなー!!」と歓喜。あまり感情を表に出されないような第一印象がありましたが、会長から装置の説明を聞いている時の秋元さんは、喜びが全身から溢れ出ていました。
 大好きな「スター・ウォーズ」のDVDをご持参され、デモンストレーションとして、秋元さんの気になるシーンを再生しました。「迫力のある音はもちろん、静寂の中にあるわずかな音も再現されていますね〜。何より、液晶と違って画質の黒がしっかりと沈んでいるところが素晴らしいです!!」とマニアならではの視点で感動されていました。
 アクション好きのミステラさんもいらっしゃる事から、今宵の鑑賞作品は、アカデミー賞受賞の「グリーン・デスティニー」に決まりました。
 このDVDは、最高のクオリティーを誇るスーパービット版。プリあら会員のハニー河村さんが「チョウ・ユンファがね〜」と首をかしげていた作品ですが、普通の映画館では、確かにそのモッタリとした存在が気になると思います。でも、会長のシアターで普通のDVDで鑑賞した時には、もったり感があまり気になりません。というのは、それ以上に、まわりのすべての物が美しかったり、激しかったり、その凄さに圧倒されてしまうからなんです。
 ところが、今回はじめて”スーパービット版”で鑑賞したところ、なんとチョウ・ユンファの人物像が変わってしまいました。剣さばきが上達しただけでなく、チャン・ツィーの師匠としての風格や人間的な厚みみたいなものが十二分に感じられたんです。不思議ですよね!!大・大・大感動でした。
 映画の後は、グッズのお披露目&お食事会です。今日もグッズが見たくてうずうずしている様子の真吾さん。とうとう、酒井玲子さんの私物のレゲエ・ウィッグまで譲ってもらっていました。かつらを被って、嬉しそうに鏡の前で演技を始める真吾さん。食事中も「ここへ来るといつも新しい発見がありますよ!!すごいなぁ〜、ホント凄いよなー」と、ぶつぶつ、つぶやいていらっしゃるのが印象的でした。
 とにかく、何をやっても盛り上がり、映った写真を眺めていると、そこにいる誰もがいつでも笑顔で、楽しんでいる様子が手に取るように感じられます。iStudioという場所は、まさに夢の御殿♪ その場にいつもいさせてもらえることに本当に感謝しています。
11月10日(水)
佐藤理恵
   今日は、経堂にある美登利寿司の社長の細野さん、新宿高島屋ディーラーの中さん、ミュージシャン&マジシャンのてつおさんが、梅丘iStudioに遊びにいらっしゃいました。
 細野さんと知り合って10年くらいになりますが、マジック大好きと知ったのは、2年くらい前でした。お寿司を食べに行った私に、「ホームページ、見ているよ!」と、細野さんが言ったんです。社長が、「プリあら会」や「プリあらグッズ」のファンだと知った事は、単に、お付き合いの巾が広がったのではなく、未知の楽しみも広がった感じがしました。
 そして、今日、その細野さんが、中さんとてつおさんを連れて来てくれたんです♪「今日も、楽しくなりそうだな」とは思っていましたが、…想像をはるかに超えての、楽しい1日になりました。
 まずは、会長の手で、たくさんのプリあらグッズが披露されます。マギー酒井さんや会長が演じるたびに、場が盛り上がるのですが、盛り上がる大きな理由が、2つあると私は感じました。
 1つは、中さんが「好きだろう」と思えるマジックを、会長が知っているとしか思えない事。会長は、その人が喜ぶマジックを、本人以上に分かってしまうんです。
 また、中さんが、その都度、子供のように驚いたり面白がったりするので、周りのみんなも一緒になって盛り上がってしまいます。会長と中さんとの、そうした関係を見ていると、ほんとにマジックはコミュニケーションの素敵な道具なんだなあ・・と思います。
 2つめの理由は、会長のルーティーンです。私は、プリあらグッズのおかげで、沢山のマジックが出来るようになりましたが、マジックを知れば知るほど、マジックの流れの大切さを感じさせられます。会長のルーティーンには、いつも切れ目を感じさせない流れがあります。相手の驚くところを知っていて、そこに自然な形で相手を連れて行くんです。
 「カードオンタイ」や「貫通するマッチボックス」、未公開の「刑事チン」などなど。そして、最後に見せてくれた「ダイサイファー(ダイアボリカルダイ)」には、タネを知っている私でも、マジックの中のマジックを見た!!というくらいに、びっくりしました。
 会長が、ディーラーである中さんに「何も、触らないでやってみようか」と、宣言したんです。私は、???頭が混乱しました。触らないでやるなんて、ありえないことなんです。
 会長が後ろを向き、中さん達がサイコロの目を覚えて金色のボックスに入れ、フタをしてテーブルに置きました。緊張気味の中さん、てつおさん。ゆっくりと振り返った会長が、二人の顔を見てニコッと笑い、「4」と言ったんです。そのタイミングの良さ、その瞬間に、「ぎゃーーー!!」「えっーーーー!!」「なんでーーーー!」と、一声に歓声があがり、大興奮が、しばらく、やみませんでした。
 自分が知っているマジックを、あんなふうに見せてもらえることは貴重な体験です。そして、こんなに、楽しく、優しく、面白い人たちの中で、一緒の時を過ごせることに限りない幸せと、暖かさを感じ、またもやマジックの虜にさせられてしまいました(o^-^o)
11月2日(火)
篠原康子
 今日は待ちに待った年に一度の【プリあら第四回大オークション】の日。参加マジシャンが予定とは、大幅に変わりましたが、【松旭斎八重子さん、ダーク広和さん、長谷和幸さん、上口龍生さん、そして、ブラック嶋田さん、ミステラさん、はなだももさん、亀仙人さん、都々さん、あさおかるいさん、マジックエッグ、・・・】と、iStudioに集った70名の会員と共に大いに賑わい、盛り上がりました!
 オークション時のみ、全司会・進行役を会長にお願いしています(恐縮!)。オークションには多彩なプロマジシャンが大勢参加されますので、それを全て許容し咀嚼する力がなくては、「プリあらオークション」独特の盛り上がりが消えてしまう恐れがあります。なので、会長へのお願いは不可欠、とっ〜ても大事な事なのです。
 さて、今回は八重子さんとダークさんを除くすべてマジシャンの方が初参加。どんなマジックグッズが出品されるのか、ワクワク感が高まります♪
 トップバッターは、「マジックで稼いだお金は全てマジックグッズに還元する」という根っからのマジックマニアの上口龍生さん。会長との漫才のような楽しい会話のやり取りに、会場は早くもわきあいあいのムードが流れます。
 出品物も、光るダンシングケーンから絶版な貴重古書など、紹介される度に大歓声とともに番号札が沢山上がっています!!どの出品物もレアなものとあって、金額がどんどんアップします。皆の上げた手がなかなか下がりません。
 ところが、良心的な「プリあらオークション」は、普通のオークションと違って、一定の金額にまで競り上がるとマジシャンの方々からストップがかかるんです。その時点で何人もの希望者が残っている場合、「じゃんけん」か「抽選」で落札者が決定します。本日も初っ端からじゃんけんでの競り落しです。
 上口さんも、亀仙人さんが出品された「究極のカード・イン・ワレット」や、長谷和幸さんが出品された「マジックグッズ満載の福袋」定価にしたら5万円は下らないと思われるグッズを、超安値で落札されていました。
 「プリあらオークション」のもう一つの面白いところは、出品者であるマジシャンの方々も観客と一緒になって、オークションに参加される所です。時には観客以上に身を乗り出し、白熱してじゃんけんするプロマジシャンの面々。中でも上口さんは必ずと言っていいほど手を上げたら最後まで上げた手を下げません。会長が「龍生くんの札は[72番]って、みんなが覚えちゃうね」なんておっしゃるほど、会員同士はもとより、マジシャン同士の競り合いも目立っていました。
 オークション2回目ご参加の松旭斉八重子さんも「これで、お年寄りに教えておげようと思って、ね、いいでしょ」とレインボーセット(レインボーカラーのリングや紐やらのセット)やリンキングハンガーを落札されていました。
 八重子さんご自身は、ご本人が大切に使われていた思い出深い、アピアリングケインやロイヤルカスケードやニューヨークで購入したと言うレアなサロンマジックグッズを提供してくださいました。
 八重子さんの出品物はどれも、女性に大人気!これまた、はなだももさんを初めとする女性マジシャンの手が上がったっきり下がりません!最終的に抽選で決定する事に。
 そんな時、八重子さんは、「これ、どうしても欲しい人、誰ぇ?そう、わかった、あなたね。当ててあげられるかなぁ」なんておっしゃりながら、抽選箱へ手を入れます。すると摩訶不思議!!必ず、一番欲しがっていそうな人の番号を引き当ててしまうのです(なんともミラクル!)。
 今回初参加の都々さんの出品グッズも大人気でした。記念1ドル銀貨のシェル(特注もの)「これを持っているのは世界で僕とこれを落札した人だけのはずです」って凄〜い。それから、マニアでなくとも欲しくなるTVでお馴染みの都々特製「ナイヤガラデック」などなど。
 更に、どのグッズにも「都々特製トランプシール」などをおまけにつけて下さる大サービスぶり。落札された人は「いいなぁ〜」と皆から羨望の目で見られていました。
 ダーク広和さんは、これまたビックリする程の超レア商品を提供!!全部がキーリングになっているという3本リング。「この落札条件は、新札を出せる方のみとします」(11/1に新札が発行されたばかりなので、お財布には新札が入ってない方も多かったのでは?)「え〜っ!!?」と言う観客の声。これは、ダークさん流のジョークだったみたいですが、ただ、それほどの【価値のある宝物なのだ】ということを知らしめる一つの表現方法だったようです。
 不要なものではなく、心から大切にしている手放したくないものを出品してくださるなんてホント有難いなぁと思わずにはいられません(感涙!)
 そして、今回出品はされませんでしたがブラック嶋田さんとあさおかるいさん(ドルフィンマジック)も「プリあらオークション」の好評判の噂を耳に遊びにいらっしゃっていました(^-^)。ブラック嶋田さんは「なんかちょっとやってくれる?」との会長からの依頼に、隣の部屋でわざわざ仕込みの準備までして、貴重なタバコのアクトを披露して下さいました。思いがけないブラックさんの素晴らしいパフォーマンスに皆、大・大感動!!!
 オークション最後の出品者は、ミステラ&マジカルエッグの若手軍団。若さあふれるフレッシュな即席演技&解説付きで元気で楽しい商品紹介が次々とされていきました。
 今回もステージ用品からクロースアップグッズ、本にビデオ Ets・・出品された商品の数はなんと40品。不落札品は一点も無く、全て出品者の落札希望価格以上にて完売(^O^)。今日のこの日の為に、何日も前から「何を出品したら喜んでもらえるか?」と思い悩んで下さっマジシャンの方々の真心が出品グッズに乗り合わせ始終伝わってまいりました。そんな、暖かな気流の中で行われるオークションは「プリあら」が生み出した貴重な特産物ですね。
 観客もマジシャンも一体となって楽しめるお祭り♪こんなイベントは、日本中どこを探してもないでしょう。ブラックさんが私に「ありがとね。ありがとう。本当に楽しかった。また遊びにくるよ」と、笑顔で話して下さったのがとても印象的でした。「ここは、何時来ても本当に楽しい。色々な人との交流の場ですね」と、ミステラさんが話されていたのも、印象に残りました。
 【プリあら】は、わかればわかるほど味わい深い、(するめのように)咀嚼すればするほど美味しくなるものばかりです。歳月と共に大きく飛躍し続ける【プリあら】に所属し毎回のイベントに参加できる事を心から嬉しく思います。
また、この「みんなの日記」を通じて、参加したくとも出来なかった(地方会員などの)皆さんに、私が味わった感動を少しでもお分けできれば幸いです☆
 最後に、ご協力頂きました、プロマジシャンの皆様、心からお礼を申し上げます。有難うございました。来年のオークションも楽しみですねっ(^-^)♪
10月19日(火) 山田秀樹
 今日のメインゲストは西村幸夫さん。マジック歴55年の大ベテランで、マジックを志す者にはとてもビッグな名前です。プリあら会のゲストに決まったと聞いてとても楽しみにしていました。
 この日、実は体調不良で入院しておられた病院から、抜け出し『プリあら会のために』駆けつけてくださったとのこと。しかも三人のアシスタントを従えて。
今回、西村先生の登場とあって上口龍生さん、レフティ・平田さん、愛華さん3名のプロマジシャンが参加されました。そして、上口さん・レフティーさんが一芸を披露して下さいましたが、やはりプロ、そのちょっとした芸の中に『らしさ』を感じました。
 会員マジックはムッシュ佐久間さんです。クロースアップで演じるパケットトリックを皆さんに見やすいように大きなカードに作り代えて演じてくれました。本人は、ちょっとつっかかってしまったところがあったと残念がっていましたが、きれいなクライマックスだったと思います。
 今回のチョップカップ杯へのチャレンジャーは斉藤純一君。オリンピック選手になぞらえたカードマジックを好演されました。今、マジックをするのが楽しくて仕方がないというところではないでしょうか。
 プリン副会長は、毎回本当にサービス精神旺盛なパフォーマンスで、場内を沸かせて下さいます。新宿伊勢丹6階のマジックコーナーで一般のお客さんを相手にしている時の雰囲気がそのまま伝わってくるようで、ついついプリンさんのペースに引き込まれてしまいますよね。
 いよいよメインゲスト西村幸夫さん。演じられる一つ一つのマジックに芸の重さ、味わいが感じられ、自然に西村マジックの世界に引き込まれてしまいました。
 そして、何といっても最後に演じられた、『閉じ込められた袋からの脱出』は圧巻でした。
 手枷は首輪に連結されていて自由が利かない状態です。更に、閉じ込められた袋の口を紐で結わいたりするのではなく、一本の棒をジグザグに通し両端に錠前が付けられるのです。とても脱出できるようには見えません。この状態から1分間で脱出するというのです。アシスタントの持ったカーテンが引き上げられるとカウントダウンが始まります。
 体調が万全でないという情報も手伝って、はらはらして見守る中、カウント0でカーテンが下ろされると脱出を済ませた西村さんが何事もなかったように立っていました。急上昇してなかなか鳴りやまない拍手と歓声がその素晴らしさを物語っています。本当に素晴らしいものを見せて頂きました。
先生の至芸を直接拝見できる機会に恵まれたことはとても幸運なことだと思っています。
 改めて西村先生、そしてプリあら会に感謝いたします。
 今日の会長のコーナーはプリあらグッズの紹介でした。
 色々なグッズが紹介されましたが、特に印象に残ったのはスクエアーサークルのポケッと版の実演でした。会長独自の演出でとても面白く演じられていました。実際に演技を見ると面白さがわかって、欲しくなってしまうものが多いですよね。私もよく発注します。でもただ『安いから』というだけの理由ではありません。
 ヒロサカイさんの例会日記の最後に、小林君がプリあらグッズについて感じていることを書いています。私も全く同感です。プリあらグッズと、各マジックショップで扱う商品とは、マジックを提供する側の精神が決定的に違っているのです。
 プリあら会で初めてグッズを購入される方の中には、もしかしたらマジックの道具はこんなに安いんだと誤解をされる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、通常こんな価格で手に入れる事などあり得ないのです。プリあら価格の何倍もの価値があるものなのです。 
 私は、このグッズ価格も含めてプリあら会員として受けられる多くの特典(会員の事を考える会長の精神)をとても大切に感じています。
 通販でマジックの道具を購入した経験のある人ならお判りだと思いますが、結構「はずれ」もあります。プリあらグッズもその例に違わないと聞いています。そのようなリスクを負ってまで、会員の為に良いグッズを探索してくれる、そんなマジッククラブ、そんな会長は他にはありませんよね。
 (ラストの写真は、この日、偶然にも西村さんの誕生日だったので、ケーキを作ってお祝いのショットです)
10月4日(月)
隅谷治子
 今日の例会のメインゲストは、久しぶりの瞳ナナさんです? 現在、メディアなどで大忙しのナナさんですが「プリあら会」にお越しいただけると聞いて大興奮♪ 期待に胸を膨らませ、砧区民会館へ向かいました。
 予定時間より、かなり遅れて到着したナナさんと同じ魔女軍団のちあきさん。「すいませ〜ん、道に迷ってしまって、、、やっとたどり着きました」と、ご挨拶されるナナさんの右手には白い包帯が。。。「ナナさん、手、どうされたんですか?」と尋ねると「職業病なんです。お医者さんには使わなければ直ると言われたんだけど、使わないわけにはいかないんで。。。。」。
 心配しつつ本番を迎えると、そんな事などみじんも感じさせない華やかなステージのスタートです。初めてナナさんのステージを拝見したとき、あまりの可愛らしさに、その部分が圧倒的に印象に残りました。が、時間が経過したにもかかわらず、若々しさと可愛らしさはそのままに、新たに包容力が加わわって、落ち着いた雰囲気と心地よいステージが展開され、あっという間にナナワールドに心奪われてしまいました。
 「今回は新ネタを披露しま〜す」と言って、”美しいバラをテーマにしたマジック”と、お師匠さんの北見伸さんから受け継いだ”サイコロを取り入れた手順”を披露して下さいました。
 おしゃべりコーナーでは、選ばれた会員の中村さんが、ドギマギ緊張し、そのリアクションが可笑しく、さらに盛り上がりました。お決まりのフレーズが、「まっほぅ〜〜〜〜で、ポン!!」キャー、かっわいい〜。ナナさんが呪文を唱えると、男性陣はおろか、私までメロメロになっちゃいます。司会の佐々木さんは、ナナさんが退場した後も「千年前に〜かわした約束〜♪」と口ずさんでいました。ナナさん、本当に楽しい素敵なショーをありがとうございました★

 そして、会員マジックには藤原史岳くん、チョップ・カップ杯は柴田勝くんと、最近の「プリあら」は、若手陣の活躍が目立ちます。柴田君と言えば、クロース・アップが大好きで、演じるマジックも少人数対象のものが多かったんです。
 今回、チョップ・カップ杯に出場する事になり、あえて50、60人以上の観客に向かって演じる事にチャレンジしました。現象は、カード当てですが、マスクをかぶってアクロバットで登場するなど、マジックを演じる際に重要なエンターテイメント性が組み込まれ、柴田君なりに工夫したことが高く評価され、私は、その心意気に胸がジーンとしました。最後に、会長から素敵なコメントが。。。この会長のコメントが貰える事も、このコーナーの大きな特権です!!

 さて、お待ちかねの会長コーナーです。まずは、プリあら会員専用オークションで紹介された「コイン・アウェイ」。会長ルーティンを目の前で演じて下さいました。これが、信じられない事に、コインを斜めから投じるんです。それが、逆さにしたワイングラスの中に入ってしまう。。。。。なーーーんてことがあるわけない、、、でも、入ってしまったんです!!あれ〜、何でぇ〜〜と首を傾げているうちに、続々と「プリあらグッズ」の紹介が始まりました。
 ホームページに掲載されていても、うっかり見落としていたり、現象を見る事によって、こんなに凄いマジックなんだと改めて感動する事が良くあります。
 選りすぐりの中からも、さらにピック・アップされたグッズが紹介されて行きます。「ゴールデンキー」に「木製カラーブロック・エスケープ」「ダイ・スルー・ミラー」。ビジターマジシャンのシルキー渚さんも「ゴールデンキー、いいよね〜!!」と大絶賛です。極めつけは「カード・トリポッド」。これは、残念ながら、ホームページには紹介されていませんが、会長の演じた現象は、超★超★超不思議です!!!!Aさんが選んだカードと全く同じものを、ありえないシチュエーションの中で、Bさんが選んでしまうんです。書いてしまうと簡単ですが、その一部始終をみんなに見せたーーい。
 私は今「プリあらグッズ」で全国各地の会員の方とコンタクトをとっていますが、いつも感じるのは、一度でいいから、例会に参加して欲しいという事です。「プリあらグッズ」は、それだけでも、もちろん楽しく不思議な逸品ばかりですが、演じる人、環境などによって、その魅力が何倍にも膨らみます。また、例会は、そのことを感じられる最高の空間だと思うからです。ぜひ、世界に一つの会員証を手に皆さん遊びにいらして下さーーい♪ この楽しい素敵な時間を共有しましょう!!
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Name
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9月28日(火)
小林 弘
 今日の例会は何時にも増して大盛況の一夜となりました。それもそのはず!今宵のゲストはビッグスター【☆ヒロ・サカイさん☆】です。いつもの参加者に加えて、B会員の方やビジターの方々までヒロさんの生ライブを一目見ようと会場には80人を超えるファンが押し掛けました。
 今回のオープニングで私は、チョップカップ杯にエントリーしている森田くんのアシストをする為にステージ裏にスタンバイしていました。トップバッターのプリン副会長、チョップカップ杯の森田くん、そしてメインゲストのヒロ・サカイさんがそれぞれの面持ちでスタンバイしています。こんな出番直前の緊張感を味わえるのもプリあら会ならではの光景です。
 まずは副会長のプリンコーナーからです。プリン副会長は毎回会員のために、楽しいマジックを用意して下さいます。時には両手いっぱいのプレゼントを携えていらっしゃいます。今日も何やらプレゼントがあるようです。残念ながらどんなマジック、プレゼントだったかは見られませんでしたが、会場の盛り上がりと熱気はステージ裏までガンガンと伝わってきました。
 続いてのチョップカップ杯では、森田くんのスプーン&フォークを使ったマニピュレーションやボトルプロダクションの演技は『マジック大好き!』という雰囲気が溢れ出た印象に残るパフォーマンスでした。そして最後には(デザートの)プリンアラモードが出現するクライマックスで大いに盛り上がりました。
 さあいよいよメインゲストのコーナーですがノ今日の会場の様子はいつもとはちょっと違います。バックカーテンには多数のヒロさんのDVDのチラシが貼られています!実は先日【ヒロ・サカイのできるマジック】DVDの一般発売がいよいよ開始されたのです。
 このDVDは、ヒロ・サカイさんと総合プロデューサーの荒木会長、そしてプリンあらモード会とのコラボレーションによって誕生した今までにない画期的なDVDです。私も過去の仕事柄かなりの数のマジックのレクチャービデオを視聴してきましたが、こんなに面白くて楽しめるものはありませんでした。何よりもマジックの楽しさがビビッドに伝わってきます。ブラウン管を通すと、どうしてもその場の空気を伝える事は難しくなるのですが、このDVDではその垣根を見事に越えているなぁと感じました。
 そして今宵、砧区民会館の一室で、そんな楽しさを肌で感じる事が【できるマジック】ライブの開演です。
 クラッカーの音と共に赤と黒の衣装に身を包んでサングラスを掛けたヒロさんが登場!会場の盛り上がりも一気に爆発します。シルクに火が点いたかと思うと一瞬でステッキに!鮮やかなマジックでスタートしたステージは、あっという間に観客の目と心を釘付けにしてしまいます。膨らませた長い風船をおもむろに口の中へ!1m以上はある風船はグングンとヒロさんのお腹の中へ入っていき、会場からは「キャー!」「えー!」「うっそー!!」と悲鳴にも似た喚声があがります。
 マジック界でも有名な【食通】のヒロさん!そんな珍味まで食して【腹痛】でも起こさないのかという心配とは裏腹に『え〜、皆さんこんばんは!』と何事も無かったように挨拶。このギャップが妙に可笑しかったです。
 今回の例会には小学生のお子さんも参加されていて、ヒロさんとその子とのやりとりが微笑ましく、ヒロさんの子供好きな雰囲気がよく伝わってきました。次から次に繰り広げられるマジックの数々は、先のDVDとはまた違った緊迫感や一体感があり、大変味わい深いものでした。
 息をも吐かせぬ30分のライブを通して凄いなぁと感じた事は、シリアスなマジックもあれば、コメディータッチのマジックもあるバラエティーに富んだ内容の中で、演目が変わる毎にその空気を何の違和感も無くパッと変えてしまっていた事です。お陰で終始、驚き・喚声・笑い・ハプニングありの楽しいショーが繰り広げられていました。
 テレビの中のスターを生でしかも間近で見られた興奮が醒めあらぬうちに会は進行していきます。
 そしてプリあら会もうひとつのお楽しみの荒木会長のコーナーでは、プリあらマジックグッズの『ニードル・スルー・バールーン用のウォンド』を紹介して下さいました。このウォンドは、このマジックの欠点?を見事に解決していました。その合理的なアイディアに妙に感心してしまいました。
 食指の動かなかった人でも思わずやってみたくなる逸品です。マジックはやはり実演を見てみないとダメですね。現象の文を読んだだけでは、所詮、頭の中で想像するだけでその良さを見過ごしてしまう事が往々にしてありますから。また、荒木会長のプレゼンテーションやアイディアで突如として輝き出すトリックもあります。これが会長のコーナーの楽しみのひとつでもあります。
 最後にメインゲストのヒロ・サカイさんがアンコールマジックまで披露して下さいました。ここでちょっとしたハプニングがあったのですが、最後には見事に選ばれたカードがヒロさんの胸元に安全ピンで留められて大成功!(私が言うのは恐縮なのですがノ)ヒロさんの茶目っ気な一面も垣間見る事ができたラストでした。
 翌日には中国へ旅立たれる予定だったヒロ・サカイさん、お忙しい中、素敵なショーをありがとうございました。
 今回も盛りだくさんの内容でお腹いっぱい幸せいっぱいな気分になりました。

 一応、以上で例会日記はおしまいなのですが、過日プリあらホームページのCommunicationのページ(http://www.w0o0w.com/prialamagic/comunication.html)に「プリあら・マジックグッズ」が廉い理由というコメントがあり、それを読んだ私の率直な感想を少々ノ。
 私もプリあらグッズを初めて紹介された時には、その驚異的な低価格に度肝を抜かれました。ただ私の場合、過去の仕事上、海外からの仕入れにまつわる色々な状況を多少なりとは見てきた一人として、単に金額的な面だけではない凄さを感じていました。
 海外からの仕入れには購入者が考える以上にいろいろなハプニングがある事も知っていたので、始めは『どうしてそんな事が全く利益なしにできるんだろう?』と考えていました。
 私はその本当の理由が【荒木会長の『人生とは、仲間とは、マジックを愛するとは』という想い】に詰まっている事を、プリあら会を通して感じる事ができている一人だと思っています。
 その想いは『なぜグッズを安価で提供しているんだろう?』『荒木会長やプリあら会は会員の方々に何を届けようとしているのだろうか?』などと考えた時に初めて見えてくるものだと思うのです。
 そしてそのヒントは、プリあら会やバスツアーやイベントに参加する事、プリあら会のホームページを見たり、いろいろな人の感想を聞いたりする事、そして何よりも人と人とがふれあう中に隠されていると思っています。そのどれもがきっと、これからの自分や自分を取り巻く環境に大きく影響していくのだと思いますし、ここで得られたものひとつひとつを私は大切にしていきたいと思っています。
 自分としては、まだまだ見過ごしてしまっている事もたくさんあると思うので、これからも少しでも多くの事を吸収していきたいと願っています。そしてまた、プリあらグッズやプリあら会を通して何かを感じてくれる人が一人でも増えてくれればいいなぁと願ってやみません。

9月18日(土)
宮崎悦子
 今日のiStudioバスツアーは巨峰狩り!! バスツアーと言っても、まだ参加されていない人は想像しているもの、あるいは過去に体験したツアーとは、まったく違うものと思います。
 今回は、私と秋山直子さんが担当させてもらいました!!担当者は、プロデユーサーの荒木会長の素敵な考えにそって、楽しくツアーが行えるようにしていくことが役割なんです。普通のバスツアーだと、バスの中で他のグループの人と会話をすることもなく、目的地について、自分の友達と果物を食べたり、観光名所を見て楽しむということがほとんどかもしれませんが、このツアーは、バスの中から違っています。(^_^)V
 小田急観光バスを貸し切って、梅が丘を出発!東京駅、本八幡駅と自分たちで作った停留所(5人以上集まると、停留所を作ることが出来ます)で、皆を乗せていく予定です。とろこが、常磐道で、横転事故があるとのこと!早速のハプニング!!その前に、3連休の初日ということもあって、渋滞の情報が入っていたのに・・・!!すると、小田急観光バスの人気ナンバーワンドライバーの浦野さん。電話で問い合わせたり、地図を見たりしながら案を練ってくれます。このやさしい浦野さんも、このツアーを楽しみにしてくれていて、スタッフと同じ気持ちで運転してくれているんです。たまたま、遅刻をした人を待っている間に、事故の解除の連絡が!!もし、遅刻者がいなければ道を変更していたので、かなり到着時間が遅くなってしまったということで、この時間差は、まるでマジックのようでした。
 全員が、バスの中に乗り込んだところで、今日一日どんな人と過ごすのかを、自己紹介ではなく、他己紹介(このすばらしい案も荒木会長のアイデアです)で、知り合って行きます。
 プリあら会員の中村さんが斉藤くんを紹介することから始まり、お互いがお互いを思いやり、尊敬していることが伝わってきてとても感動的です。参加者の中には、親子もいて、「僕がこのツアーに参加できるのは、となりにいるお母さんが僕を生んでくれたからです」なんて、そのぼそっとした言い方に、大爆笑。笑いの中に、親子の暖かい関係がにじんで来ます。紹介の間には、会員の酒井玲子さんが「勝手にバスガイド」と称して、進行役を演じてくれます。このコメントがとても素敵なんですが、今ではこのバスガイドを楽しみにしているという人も沢山います。
 そして、ぶどう園に到着です!!忙しい中、待っていましたよと園長の大場さんが、ご夫婦そろって笑顔で迎えてくれました。この大場ぶどう園は、以前に、巨峰狩りはもちろん、たけのこ狩りのときにも伺ったことがあるんです。早速、今回の巨峰の試食!!
 大場さんがこだわって、愛情こめて作っている巨峰。今年の夏の暑さで、種なしの巨峰なんです!!びっくり!水分たっぷりで、甘くておいしーい(^o^)皆も喚声をあげています。自分で選びながらハサミで切っていくのは、なんとも楽しい。野球の試合があって、一緒に参加できなかった子供のお土産にと、かごに入りきらないくらい巨峰をかかえているお母さんの笑顔が印象的でした。
 巨峰狩りを終えて、ランチタイム。そこには、なんと荒木会長の古くからのお友達である川上さんが、ちぎりこんにゃくやおいしいお豆腐、がんもどきをたくさん買って待っていてくれました。大場さんの作ってくれたおいしいお味噌汁、iStudio大洋村を担当している美智代ちゃんが皆のためにと探してくれたおいしいお豆腐が加わって、なんて贅沢なランチタイム。こんな、おいしくて、思いやりのこもったものばかりのランチを、どのツアーで食べられるのでしょう。
 お別れするときに、にこにこしながら、「荒木会長にお渡しください」と大場さんと家族の方々が選びに選んだ巨峰をプレゼントされました。それぞれが、名残惜しさを感じ、川上さん、大場さんに手を振りながらバスは出発します。
 次に向かうのはiStudio大洋村。今回は、秋祭りをテーマに秋の味覚満載バーベキューです。実は大洋村は、豚の飼育が盛んなんです。そして、その豚肉がおいしいんです。直ちゃんの案で、それをしゃぶしゃぶにすることになり、温しゃぶと冷しゃぶで食べることになりました。
 豚肉がおいしいだけではないんです。タレが違うんです。高名な高級日本料理店の料理長をされている伊藤さんが、しゃぶしゃぶをするのなら、自分が店で出しているたれをiStudioバスツアー用に作りましょうと言ってくれたのです。そのたれは、その店で何万円も払って食べているものと全く同じもの!!本当に凄い!!
 当日、料理長は60人の宴会が入ってしまい、急に参加できなくなってしまいましたが、バスツアーに秘伝のたれを伝授してくれ、私達は感動のしゃぶしゃぶを食べることができたんです。
 そして、シャモの炭火焼き。シャモは鶏肉の王様とも言われるくらいおいしいものですが、なかなか手に入りません。値段も高いし、ですが、このバスツアーの為ならと、美智代ちゃんのお友達の早川美津子さんの協力で、それが実現してしまいました。私も含め、しゃもを初めて食べる人もたくさんいて、皆、「こんなにおいしいものなんだ〜!!」と、びっくりしていました。
 その他にも、iStudio大洋村担当の五十嵐美智代ちゃんと米子さんによって吟味された栗御飯や、しゃけときのこの炊き込み御飯。ほくほくのさつまいも、なす、えびなどなどの天ぷら。まいたけ炒めに、白玉あずきのデザートまで。本当に、大洋村にあるおいしい素材をおなかいっぱい堪能しました。
 おいしさの秘密のもうひとつは、バーベキューが全員参加型ということもあるんです。それぞれがチームになって、ワイワイガヤガヤ楽しく、競い合って作っていきます。誰かがお客さんというのではなく、皆が一緒に。それがおもしろい!それぞれが何かやりたくなってしまうんです。来る途中のバスの中で、私は、このおもしろさを語らずにチームわけをしようとして、初めて参加する人を混乱に落とし入れたのですが、バスガイドの玲子さんがフォローしてくれました。   
 この全員参加型のバーベキューがこのツアーの醍醐味なんです。星野さん率いる火おこしチームは、手際よく、あっという間に火をおこしてくれます。その中で、いつもはサラリーマンは大変という感じの秋山くんが、少年に戻って、楽しそうにいきいきと火をおこしているのが印象的でした。「秋山くん、火をおこすの上手だね〜。凄い頑張っていたよ〜」と、星野さんが他の人に話していたのを聞いて、私もなんだか嬉しい気持ちになりました。
 バーベキューの後は、マジックタイム。今回は、プリあら会員の斉藤順一くん。先日も、マジックマスターズオープン2004の決勝トーナメントでベスト8にもなって、とっても頑張っているマジック大好き青年です。ロープ、メンタルマジック(デビットカッパーフィールドが演じているオリエント急行の日本の新幹線バージョン)、そしてカードマジック等を演じてくれました。
 続いて、運営委員の山田さんもマジックを演じてくれました。きれいな入れ物から、卵が出たり、消えたり、最後には、ゆで卵が出てきて、本当に食べてしまうというマジック。使ったグッズも山田さんが手を加えた本当にきれいなものばかり。マジックで盛り上がっただけでなく、「いつもバスガイドで楽しませてくれる玲子ちゃんに」とそのマジックをプレゼントされましたが、その言葉で、皆も嬉しくなり、さらに盛り上がりました。
 片付けが終わって、「お疲れ様でした〜」という言葉とともに、感動的な拍手がわきおこりました。
 バスツアー中に、どうしてここまで人が人に親切にするのか、したくなるのか。参加した人が相手の魅力を発見したり、人に対してやさしい気持ちになって行ったり・・・。人の持っているやさしさや思いやりを連続して体験することが出来るんです。
 「人生で一番大事なものは人のつながり方だ」と、いつもおっしゃている荒木会長だからこそ出来るプロデユースなんです。この魅力的なiStudioバスツアーの魔法はきっと、日々の生活に追われていたりすると、想像もできないことだと思います。
 帰りのバスの中は、口々に「楽しかったね!」「おいしかったね!」と皆の幸せそうな笑顔でいっぱいでした。素敵な、そして感動一杯の一日を、今日もありがとうございました。
9月10日(金)
斉藤恵美
 今日は松元ヒロさんのソロライブショーに荒木会長率いる総勢16人でいってきました。その中のおひとりは、楽しいこと、おいしいことが大好きなマジシャンのヒロサカイ(HIRO)さんです。イメージカラーの全身黒で傘とリュックは赤というこだわりのHIROさんは、遠くからでもそれとわかる装いです。特に傘は柄から細かいパーツまですべて赤で「なかなかここまでの物はないんだよねぇ〜」と、かなりのお気に入りです。
 松元ヒロさんと荒木会長とは、ヒロさんがニュースペパーというグループでスタンダップ・コメディをしているときからのおつきあいです。荒木会長プロデュースのクリスマス・パーティーでも、毎度、おなじみですね♪
 松元ヒロさんのショーはマイムとトークによる社会風刺。今話題の政治家などになりきってのコントやシチュエーション・コメディ。そして、大人気の天気予報やニュースのパントマイムで作られています。
 今日も、悲惨な戦争体験によって精神をむしばまれた黒人兵士が、このままではこれからの人生がだめになってしまうと考え、小学校の生徒の前で封印してあった体験談をはなしていく・・・というのがありました。その黒人兵になりきっての松元ヒロさん!映画をみているみたいにその黒人兵と子供たちの姿が浮かんできます。最後に6才ぐらいの女の子が兵士に「人を殺したことはあるの?」と聞かれ、その時の兵士の心の葛藤が伝わってきます。そして女の子の一言で兵士の目に溢れる涙が流れます。(Θ.Θ)感動家のHIROさんも目をこすっていました。
 今日のクライマックスは、ヒロさんの子供時代の一コマで、誰でも一度は考えたことがありそうなこと!自分はお母さんとお父さんの本当の子供なのか?と、フッとお父さんの何げないジョーダンやお母さんの行動で家出を考え実行していくストーリーです。
 子供らしい活き活きとした、気持ちがおかしくもあり、懐かしくもあります。その中に登場する近所のおじさんやおばさんも、あーそんな人いたいた!とだれもが思ってしまうのです。舞台上はヒロさん一人だけなのに、観ている私たちの頭の中には何人もの登場人物が見えてきます。そして背景やその時代も感じられるのです。手作りの手裏剣や水野弘の蚊取り線香看板のイメージなど、浮かび出されるレトロな小道具によってタイムスリップしたみたいに松元ヒロ少年の冒険を楽しみました。
 ショーが終わった後、ヒロさんがロビーまであいさつに来てくれました。「荒木さんが来ると照明や細かいところが大丈夫か緊張しますよ(^0^;」と笑いながらおっしゃっていました。荒木会長は、舞台作りのときの照明や音響には、パフォーマーが一段と輝けるようにと、常に細かい配慮をされています。
 ライブの場所が新大久保ということもあり、アフターはみんなで韓国料理を食べにいきましたw(^o^)w 一番、喜んだのはヒロサカイさん!!それも、辛いものには目がないとのことで「青唐辛子は、ありますか?」と、お店の人に聞いているではありませんか!あることを確認して「みそといっしょにください!」と注文。
 「まさか・・・生で食べるんですか?」と質問。「もちろん♪これが最高にうまいんですよ」見ているだけでも辛そうです。司会でおなじみの隅谷治子さんも辛党なので挑戦してみたところ、「かなり辛いけど、はまりますねぇ〜」と言いながら額に汗が・・・ヒロサカイさんは「これがたまんないんだよねえ〜」と頭から顏に汗が吹出してお風呂上がり状態です。
 荒木会長は、韓国風鍋だけで頭から汗が出て来ていましたが、「発見したよ。おしぼりで拭くよりも、紙フキンの方が頭からの汗を完璧に吸い取るよ!」と、何かあった時、その最善の対処の方法を生み出します。日常の、そんな発見をしていく思考からマジックや、色んなアイデアが飛び出してクリエイティブな生き方が出来るんじゃないかなぁ〜と思いました。
 今日は笑いあり、泣きあり、感動ありの1日でした☆松元ヒロ・サンタさんに会えるクリスマスパーティーを楽しみにしていまぁ〜す☆〜( ^o^)o_彡☆
9月9日(木)
篠原康子
 「絵寝るギッシュ・くるわ」と題して送る本日の例会。関西で司会、DJ、リポーター、ものまね等、多方面で活躍されているエネルギッシュマジシャン、くるわさん大介さんがメインゲストです。
 遠路遥遥、名古屋から「プリあら」の為だけに上京して下さいました。沢山のマジック道具を両肩に担ぎ「せっかく、東京に来たのだから・・・」と、都内のマジック売り場をあっちこち探索しながら、砧区民会館に駆けつけて下さいました。
 到着するや否や、「色々もってきたんだけど、何やろう??」と頭をかきかき、マジック道具を大きなバックから次から次へと机の上に出して行かれる姿が印象的でした。何やら、今宵も楽しくなりそう・・・・(^-^)。
 さて、例会一番手は、「会員マジック」の松野好孝さん。プリあらグッズの「聖水を呼ぶ壺」を使って、お水が壷から壷へと移動するマジックを披露。うん、なかなかのアイディア!・・でもどっかでみたような?・・と思っていたら「これは、シルキー渚さんの和妻マジック(とっくりからとっくりへお酒が移動する現象)のアイディアを真似しました」との松野さんのコメント。私は内心「えーっ。いいのぉ?そんなの」と思いましたが、その後すぐ感想をふられたシルキー渚さんは「僕より上手にやっていますね」と笑顔の評をされていました。
 こんな些細な雰囲気からも「プリあら」の和やかさが伝わってくる感じがします。そして、ビジターマジシャンのコーナーでは、からくりドールさん、ジェットライアン(カナダのマジシャン)さん。たび彦(クラウン)さん、シルキー渚さん・・・と次々と連続して爆笑パフォーマンスのオンパレード。のっけから大盛り上がりです★
 「ナイスリアクションですぅ〜♪」など奇妙な「からくり語」炸裂のからくりどーるさん。スリのディラーマジシャンが登場するストーリー仕立てのマジックは抱腹絶倒でした。ケチャップリン・たび彦さんのパントマイムも前代未聞、面白かった!!同じ人間とは思えない奇抜な動きの連打をぶちかます、たび彦さん!!一度見たら忘れられなぁい・・・また、みたぁい!いつか、是非、メインゲストでお招きしたいなぁ・・・。
 そんな会場内は、早くも熱気ムンムンで沸騰点に達するかの如く!・・・「くるわさん、出番5分前で〜す!」と、私がタイムスケジュールを伝えに行くと「もぉー、こんな、先に盛り上がってたら出にくいなぁ・・」と、くるわさんは楽屋にて、ひとりソワソワ。
 さぁ、いざ、メインゲストくるわさんの登場!!(会場内・大拍手)・・お約束のように、益々熱気は上昇していきます♪「本当に良いお客さんばかりだぁ」とくるわさんもすぐにノリノリ状態に。
 風船の串刺しを皮切りに、なんの変哲もないのポリバケツを頭に被り、そのバケツの中は空っぽのはずなのにひっくり返すとバケツの中からは、ざぶざぶとお水が出てくるぅぅMagic!!面白〜い(^O^)!!「今日は簡単で難しいマジックを次々お見せしますよぉ」とテンポの良い、なんといっても会話が妙な、元気のいいパフォーマンスを披露してくださいました。
 くるわさんは、1年半前に仕事中に左手を骨折する大怪我に見舞われ、左手が全く動かない状態に(><)もう、マジシャンとしてはやっていけないと半ば諦めながら、それでも頑張ってリハビリを続けていたんだそうです。その甲斐あって、やっと徐々に復活されて・・・。
 「まだね、思うようには動かないんですよ。クロスアップはちょっと無理。でも、今日はがんばりますよ!」と身振り手振り大きな声で(楽屋にて)荒木会長に話されていた姿が、パワフル演技を展開されている、くるわさんにオーバーラップして行きます。。なんか、ちょっと胸がジーンとしてしまいました。
 「マジックは夢をみせる事が出来る。誰にでもマジックは出来ます。誰にでも人を喜ばす事が出来るんです」との語りを枕にラストマジックと称して、ステージいっぱいに雪まで降らせてくれたくるわさんでした(^-^)♪
 さてさて、皆さんお待ちかね、会長のコーナーは、なんともゴージャスな毛花の「びっくり!!出現」から始って、即席ライジングカードや120円マジックと称してのコインマジックなどなど最新のプリあらグッズを紹介して下さいました。
 「一人でも多くの人がマジックが出来るようになったらいいな。楽しめたらいいな」という願いを込めて、格安で選りすぐりのマジック(プリあら)グッズをHP上に出現させて早10ヶ月。今やその数およそ200アイテム以上。世界中の何百ものアイテムを吟味しながら選び、出来る限り安い値段で仕入れる事からHPにのせるまでの行程は、想像以上に大変な作業なのです。そんな、地味な作業をコツコツ毎日のように続けられている会長の姿には、会員に対する愛情の深さをかんじずにはいられません。
 今まで絶対自分は「やれないっ」と思っていた人が、安価で簡単に出来るプリあらグッズを手にし、マジックの演じる事の楽しさや人を喜ばせられる事の楽しさを味わったり体験したりしている事でしょう。
 格安のプリあらグッズ・格安の会費で月2回多種多様なプロマジシャンの方のマジックショーが観られるプリあら会。皆さん、こんな事が当たり前のようにならないようにしましょうね。「こんな環境があっていいのか?」と、外部の方は、目が飛び出るほど驚くのですから。
 時に(会員でもある)ある会社の社長さんからこんな質問をされた事がありました。
「この組織はどうやって作られているのか?なぜ?こんな楽しいサークルが存在するんだろう?不思議だ。荒木会長はいちいち細かく指導なんかしてないのに皆、率先して活動している。それとも、他に、誰か黒幕でもいるの?」と。
この答えのヒントは「会長の考え方に・・人の暖かなハートの中」にあるんじゃないかな・・と私は思っています(^O^)
 人と人との優しい交流が、とてつもないすばらしい環境を生み出す[種]となって存在している。この例会でマジックを楽しむ事はもちろんですが、[楽しい時間の作くり方]とか「自己見聞を広める勉強の為に?」なんていう観点から例会に参加されたりしても面白いかもしれませんね。
 余談になりますが、例会終了後のアフターにケン正木さんが駆けつけられました。【ケン正木リサイタル】のチラシを持っていらっしゃゃってました。今年は10/12.13 に【銀座博品館】でやられるそうです。ケンさんは、かつて板橋や王子でライブをされていましたが、その度に荒木会長から「ケンさん、せっかくライブをやるのなら、銀座や六本木でやらないとダメだよ。チラシだって、もっと出来るだけ綺麗なものを作ってさ。。。」と言われ続けていた事が常に念頭にあったそうです。そして、意気軒昴! 今年はいよいよ銀座でリサイタルを敢行する事に!!
 「荒木会長に見に来て欲しいから今年は銀座でやることにしたんだけど・・」というケンさんの言葉に「じゃ、今回はいくよ」と会長の即答。ケンさんは、思わず、座っていたソファから立ちあがり「え〜っ!!!!うれしいなぁ。今の言葉だけでも、銀座でやるかいがありますよ!!」と、とってもうれしそうでした。
 そんな。。。沢山のプロマジシャンから、時には師匠のように敬愛されている荒木会長、沢山のマジシャン友達をお持ちのプリン副会長と共に、これからも、楽しい例会を末長〜く続けていけるよう、がんばろうっ♪と、心からそう願いながら、家路に着きました。。。くるわさん、荒木会長。プリン副会長。皆さん。。。大変お疲れさまでした。ありがとうございました☆〜☆
9月8日(水)
隅谷治子
 佐藤康光棋聖の三連勝・タイトル防衛のお祝いパーティーが、iStudioで催されました。会長は、様々な業界に沢山のお友達がいらっしゃいますが、森内俊之名人同様、佐藤棋聖は将棋界の中でも、より親しく交流を持たれているご友人の一人です。
 思い起こせば6年前、佐藤先生が初めて名人になられたとき、会長のプロデュースのもとに、品川のホテルパシフィックで盛大なパーティーが開かれました。通常、将棋の世界では、タイトルを取られた棋士の方に対して、新聞社主催の就位式が行われます。が、そのパーディーとは似て非なるもの。発起人が友人、つまりライバルである仲間同士が、友達の為に作り上げるという、厳しい勝負の世界では考えられない奇跡のパーティーを会長がプロデュースしたのです。そこには、いくつもの温かい感動がありました。そんな思い出が、ふと頭の中をよぎりつつ、佐藤先生をお迎えしました。
 そして、今夜のパーティーには素敵なマジシャン、ダーク広和さんが参加して下さいました。国立演芸場のスタイルそのままで駆けつけて下さったんです。
 マジックを観るのは、久しぶりという嬉しそうな佐藤先生を前に、ダークさんならではの心和むパフォーマンスが展開されます。何も入っていないカラフルな布袋から景気よく、色んなものが出現します。元気に飛び出した白いペットの黒目が勢いよく飛び散り、「黒星が飛ぶ〜!!」なんて、縁起をかついだパフォーマンスもありました。
 また、危険なマジックもありました。紙が切れる鋭い剃刀をダークさんが、次々と飲み込んで行くというもの。マジックは好きでも、怖いものにはめっぽう弱い佐藤先生。「プリあらグッズ」でお馴染みの”ウェブ”の蜘蛛にさえ、過剰反応されるくらいです。ダークさんの演技を見ている佐藤先生のことが心配でしたが、演技を終え、ダークさんが無事と分かるとホッとされた表情に変わった佐藤先生。人柄の良さがにじみ出ていました。
 会長のスピーチにあったように、佐藤先生は本当に純粋で、会長を介して聞く佐藤先生のお話は心が洗われます。お会いしたころは、ただただ天才と思っていましたが、最近は、スピーチが面白くて、とても楽しみです。また、今日の記念にと、佐藤先生から参加者全員に本のプレゼントがありました。一冊、一冊に丁寧に筆でサインがしてある貴重な本です。その筆字について話が持ち上がると「最近、森内さんがペン習字を習っているらしく、画期的に上手くなってるんですよね〜」と、ライバルを意識した発言をされていました。
 今日は、棋聖のお祝いにプラスして、もうひとつ。新婚旅行から帰られたばかりの美人の奥様を、佐藤先生がiStudioにお連れしたんです。私は、初めてお会いしましたが、清楚で知的で愛らしい、素敵な方でした。
 恒例のお祝いケーキは、スポンジを幾層にも巻いて、中に美味しい新鮮なフルーツと生クリームがたっぷり入った極上の味。一人分の量がかなりあったにもかかわらず、紘子さんは、2カット分をペロリと召し上がって、あどけない笑顔を浮かべ「美味しかったから」とおっしゃっていました。誰にでも、屈託なくお話しになる紘子さんは、本当に、佐藤先生にはお似合いのパートナーだなあと思いました。
 パーティーが終わってからも、会長とお茶を飲まれながら、出会いから挙式までの道のり、結婚式当日の話から佐藤家の納豆の食べ方まで、アットホームな話題に花が咲きました。
 佐藤先生、「永世棋聖」を目指して頑張って下さい♪
Date
Name
Diary
8月27日(金) 佐藤理恵
 今日は、ウィザードインの柳田さん、小林恵子さんの御招待で、Magic Masters Open 2004 懇親パーティーに会長と出席させていただきました。
 会場に着き、指定されている席を探していたら、なんと森内名人夫妻と同じテーブルでした。柳田さんは、つねに森内名人を応援なさっていられます(森内三冠王のHP見ると、凄くよくわかります)。今日のマジックパーティは、その森内三冠王を囲んでの祝賀パーティーでもあるのです。
 席についたとたん、森内名人が「プリあら会の人が来るというのは聞いていたのですが、まさか、会長が、来るなんて!」と、びっくりしていましたが、嬉しそうでした!
 乾杯がはじまり、美味しそうな食事タイムです。私たちのテーブルにいた、小学生の男の子とお母さんの親子から、森内名人へ「飾りの駒」のプレゼントがありました。その駒には、名人、竜王、王将、三冠という、文字が彫られています。森内名人はニコニコして、その駒を受け取り、しまおうとしたのですが、会長が「このテーブルに飾っておこうよ!」と発言。もちろん、森内名人もプレゼントした親子も大賛成!となると、そのまま飾るだけでなく、更に、盛り上がってしまうのが会長。その駒を前に、カード柄の浴衣を着た小林恵子さんも加わり、どの席よりも賑やかに写真撮影が始まりました。
 マジックショーの最初のプログラムは、海外からのマジシャンです。Miguelさんは、カードマジック。やはり、海外のマジシャンのパフォーマンスというのは、本当に楽しくなります。リズミカルで、テンポがよく、見ているほうも乗ってしまいます。
 次のマジシャンは、Ryanさんは、カセットデッキを持って登場です。海外からのマジシャンだと、普通は通訳の方がいるのですが、Ryanさんは、なんと、このカセットデッキを翻訳機にします。Ryanさんが話すと、翻訳機が、きちんと通訳してくれます。Ryanさんと翻訳機のやりとりが繰り返されます。このやりとりのタイミングの良さに驚きです。
 しかも、はじめは、うまく通訳しているのですが、そのうち翻訳機が混乱を起こし、いろいろな言葉が入ってきてします。あたふたしているRyanさん。しっかりと計算されたタイミングの良さは、驚きとおかしさにあふれていました。
 次は、Ryanさんが、坐っている女性の前でティッシュをまるめ、右手と左手のどちらに入っているか当てさせ、実際は、女性に分からないようにティッシュを投げてしまうという、よく見るマジックです。何度も見ましたが、あまり好きなマジックではありませんでした。ところが、これも面白かった!!しつこい程に何度も繰り返すのですが、あきません。
 「あんなに何度も同じことをしているのに、前に呼ばれている女性は、本当に気づいていないんですか?」と、会長に聞いてみました。「毎回、ティッシュの投げ方が違うんだよ」と、言われて私は、びっくりしてしまいました。何度も投げるティシュの、どこが違うのか全くわかりません。ただ、面白いだけです。会長からみたら、タイミングや、投げ方など、1つ1つが違って見えてるんだ。凄い!!そこが分かるようになりたい!!と、興奮してしまいました!
 私は今、コインマジックを練習しています。これは、私の知っているマジックの中では、かなり長いルーティーンです。会長に教えていただくと、流れの凄さにびっくりさせられます。ひとつひとつの動きが、演じる側にはすべて意味があり、相手にみやすく、しかも演じやすく作られています。このおかげで、マジックはタネよりも流れが大事。しかも、そこが面白いところだと感じていたので、ティッシュのマジックに対しての会長の話しを伺い、今までとは違う感動をうけました。
 最後にメインの集人緒川さんのショーでしたが、今日、アメリカから着いて、そのまま会場に来られたようです。去年、「プリあら会」で行われた集人緒川さんのショーは、私には忘れられない思い出になっています。あの日の集人さんのベストなパフォーマンスは、私だけではなく、参加された人にとって、人生の大事なプレゼントの1つとなっていることと思います。
 そして、楽しい報告が!
 スター田中さんが、御結婚されたそうです。スター田中さんと奥様と仲良く手をつないでの登場です。とっても、幸せそうなお二人を見ていると、私まで嬉しくなってしまいました。
 柳田さん、小林恵子さん、ウイザードインのみなさま、楽しい1日を、本当にありがとうございました。
8月24日(火)
隅谷治子
 今日は、年に一度の浴衣デー♪♪気軽に着物の気分が味わえる浴衣は、女性にとってのホノカな憧れ。真夏の遊び着として、現代では若者の間でも大人気だそうです。
 日本の伝統芸術である浴衣を身にまとい、いつも以上に華やかな雰囲気でオープニング。浴衣でマジック観賞なんて粋な企画は、日本広しといえど「プリあら会」だけでしょう。会員の松野さんのお友達でいらっしゃる着付けの先生にスタンバイして頂き、プリあら会員の女性が一人一人、素敵な装いに変化していきます。豪華絢爛、お花や鳥から古典柄まで色とりどりの模様が会場一杯に溢れます。そんな美女たちを紹介する、浴衣美人コンテストも行われます!今年の浴衣美人に選ばれる幸運な美女は誰でしょう、ワクワクドキドキの中、例会がスタートしました。
 さて、マジックの方は、名誉あるチョップカップ杯。今回の挑戦者は、A会員の中村秀典さんです。お笑いマジックに情熱をかけ早数年。「プリあらマジックグッズ」の大ファンでもいらっしゃいますが、何か注文をするたびに「これ、お笑いマジックに使いたいので絶対に下さい」とか「これこそ、今度のおもしろルーティンに不可欠です!」とか「爆笑手順を思いつきました」などなど、人を笑わせる事に生き甲斐を感じていらっしゃるようです。今宵のパフォーマンスも期待通り、笑いの数々を披露して下さいました。その結果、ビジターマジシャンのシルキー渚さんからは、おもしろ度満点をもらってました。
 続く、プリン副会長のコーナーでは、最年長会員の太田さんをアシスタントにおくる靴下マジック。プリンさんは、ご存知の通り、新宿伊勢丹の6階でディーラーをしていますので、普段は少人数のお客さんを相手にクロース・アップを演じています。例会では、60〜70人の観客がいますので、小さなものではどうしても見えにくくなってしまうんです。その点を考慮に入れた、今回のカラフルな靴下マジックは、心なごむ楽しいショーでした。
 いよいよ、メインゲスト 伊藤夢葉さんの登場でーす。早い時間から会場入りされ、開口一番「僕のマジックはね、6年前と全く変わっていないのよ」とおっしゃる夢葉さんでしたが、とんでもありません。面白いだけでなく、不思議さの部分もしっかりと構成され、なによりライブにかけるエネルギーが何倍にも膨らんでいるように感じました。
 それを強く思ったのが、司会者として「伊藤夢葉さんで〜す!!」と紹介した後、音楽は流れているにもかかわらず、夢葉さんが、ステージに出てこられないんです。”あれ?準備できてなかったのかな・・・!?”と慌てて控え室を覗くと、夢葉さん、緊張して呼吸を整えている所でした。
 地味な普段着から凛々しいタキシードに着替え、見違えるように素敵になった夢葉さん。呼吸をととのえ終わると「わぉー、緊張するな〜」と一言発して、颯爽とスポットライトの中へと飛び出して行かれました。
 夢葉さんのようなベテランの方でも、こんなに緊張するほど、「プリあらショー」への思い入れと気合いが入ってるんだなあ・・と、改めて感じました。
 そんな気合いたっぷりなショータイムですが、事前に「音楽は使いますか?」と伺ったら「使いません、しゃべります。ただ、ただ、ずーーーとしゃべります。」とおっしゃっていました。その予告通り、とにかく休む間もなく次から次へとしゃべり続けられていました。
 そのお話が、常に笑いと不思議さを一つのレールに乗せ、観客の心をつかんで引っ張って行くんです。しゃべりながらのチャイナリング、おもしろ可笑しいシルクにロープ、バルーンにカードと、本当に笑い&笑いの連続でした。夢葉さん、本当にマジックもおしゃべりも輝いていて、とても素敵でした。素晴らしかったです。ありがとうございました。

 そして、盛り沢山の「プリあら例会」ラストを飾るのは、会長コーナーで〜す。まずは、会員の宮田さんがみんなのために作って持って来てくれた「ぐい飲み」のお話。「プリあら会」では、ときどき、こうしたマジックにちなんだ、あるいは、バスツアーなどの催しものにからめて会長が、楽しく勉強になるお話しをしてくれます。今日のテーマは、「人生、もらうことばかり考えていたんでは、楽しく生きていけない」というお話でした。
 人の情熱や愛情って、ホントに凄いなぁと思います。そして「マニアの方以外、聞かなくてもいいですよ!」と言って紹介されたのは、カードマニアの人が聞いたらひっくり返る、というか日本で持っている人はまず居ないだろうという幻のパケットカードです。会長が直に手順を教えて下さるという大特典付き!!幸運にも手に入れられた方、おめでとうございます!!
 続いて、恒例となったグッズ紹介!!今日は、ドラゴンボックスです。何も入っていない中から、可愛い白ウサギが出てきます、そのウサギが”ハッピー・バースデー♪♪”のシルクに変身。昨日、誕生日を迎えたスタッフの佐藤理恵さんに贈られた感動マジックでした。
 そして、最後は、お待たせしました、浴衣美人コンテストの結果発表〜。見事、優勝されたのは、会員の長谷川美佳さんでした!!プレゼントとして、シルキーさんが似顔絵を書いて下さいます!
 「(シルキーさんの絵は)優しいタッチで描かれているので、とても楽しみです。一生の思い出!」と、美佳さんは喜んでいらっしゃいました。おめでとうございます。
 閉会後、会長、夢葉さんを囲んで皆で記念撮影をしました。2004年の夏、今年も素敵な思い出をありがとうございました!!

8月10日(火)
山田秀樹
 暑い日が続き、体もばて気味なんて思っていたら体調を崩し前回の例会(ケン正木さん)を欠席する羽目になってしまいとても損した気分です。 ようやく体調も回復し、溜まっていた仕事も何とか一段落させ、今回は万難を排して参加しました。 佐々木さんと隅谷さんの息の合った二人がいつもの軽快な音楽に乗って登場するだけで会場が自然とお楽しみモードに入ってきます。そして二人のトークでこれから予定されているプログラムに対する期待が一層高まってきます。
 まずは会員のマジックからスタートです。本日のパフォーマーは哲弥の部屋というホームページも開設されているマジック好きの樋口哲弥さん。一番初めに覚えたマジックとのこと。
 1枚のポストカードに穴を開けてその中に自分の体を通してみます。と言いながら、鋏でポストカードを切ってゆくのですがBGMが樋口さんの優しそうな雰囲気にとてもマッチしたコミカルな曲で、場内に手拍子が沸き起こっていました。鋏の入れ方で大きな輪になったポストカードを頭から通して体全体が通り抜けて演技終了。思わず隅谷さんから「終わりなんですか?」。更に「今のどうでしたか」と批評を求められたビジターマジシャンのシルキー渚さんも困った様子で「何か落ちがあると良かったですね」とコメントしていました。
 さて、副会長のコーナーです。今日はいつものプリンさんとちょっと様子が違っていました。曲に乗って登場したプリンさん。手に数枚のシルクを持っています。1枚ずつすべてのシルクを改めると中からぬいぐるみ等が出現。もちろん取り出したものはお客様へのプレゼントです。このようなマジックは伊勢丹の売り場に行っても拝見することができません。ということは、ご覧になった方はラッキーといっても良いのではないでしょうか。いつもながらサービス精神旺盛なプリンさんでした。

 今日のメインゲストは、プリあら会2回目の出演となるマイク太田さん。新潟でマジックショップを経営されていますが、今回もはるばるプリあら会のためにお越しいただきました。
 マイク太田さんといえば、少し前の話になるのですが、6月12日に私の所属している富里マジック同好会(TMD)でマイクさんのレクチャーを開催させて戴きました。この企画が決定するまでは、会員有志による新潟方面へのマジックツアーの目玉としてマイクさんのレクチャーを勝手に予定し、お願いしていたのですが、「皆さんがこちら(新潟)に来られるよりも、私どもがそちら(富里)まで出かけたほうがより多くの方にレクチャーを受けていただけるのではないですか」と、マイクさんから連絡を戴いたのです。
 そのとおり、ツアーとなるとそれほど多くの参加は見込めませんし、事実、日程が調整できずにいたところだったので、渡りに船で、お言葉に甘えてさせて戴いた次第です。マジックを愛するマイクさんならではの優しい心遣いに感謝感激でした。もちろん、私と「プリあら会」とのつながりが、会員ではない私どものマジック会の会員の方にも、こうした大きなラッキーチャンスをもたらしてくれた事は言うまでもありません。人のつながりこそ財産と言われる会長の考え方に、改めて感慨を覚える次第です。
 さて、そのマイク太田さんですが、スマートな演技で、さくらさんとの息もぴったり。そして一つ一つのマジックをとても丁寧に演じられるマジシャンだと感じています。私と同年齢と聞いて一層親しみが湧き、私の好きなマジシャンの一人です。
 おしゃべりマジックもジョークを交えて楽しく進められます。<時々親父ギャグが>今日のアンコールはロープマジック。タバリのロープをマイク太田タッチで演じられ、とても不思議に感じました。
 
 「もう一つのメインコーナー、マジシャン荒木一郎会長です」の紹介で、会場に大きな拍手が。皆さんのお待ちかねモードは、メインゲストと同様MAXです。まず、やっと完成にこぎつけたマジックのできる会員証の紹介がありました。無論グッズの紹介も。
 そして会長のパフォーマンス。今日はコインマジックです。4枚の銀貨が次々にチャイニーズコインに変化し、お客さんに持ってもらった
黒い袋の中に入れます。最後にこれが全て銀貨に戻っているというとても不思議なマジックでした。
 私は、今回の会長のパフォーマンスを見て改めて感じたことがあります。おしゃべりマジックにおける「ぎこちなさ」についてです。アマチュアマジシャン(私も含めて)が行うおしゃべりマジックを見て、テクニックは凄いのに、どこか「ぎこちなさ」を感ずることがあります。多分、それは話しの内容もさることながら、話し方が自然ではないからではないでしょうか。マジックを始める時、お客さんに手伝ってもらう時、何かを覚えてもらう時、何かをしてもらう時、その説明のしかたも演者によって色々です。
 会長の場合、普通の.話からマジックへ移行していく時の自然なこと。お客さんに手伝ってもらう時の自然な話し方。全てのことが自然に行われているのです。自然な演技とよく言われます。それはテクニックだけのことではないということを再確認しました。
 今日も盛りだくさんの内容で、十分に楽しみました。また、翌日に予定があったにもかかわらず「プリあら会」のために遠路お越しいただいたマイク太田さんに改めて御礼申し上げます。
 また、今日は、マーカテンドーさんがビジターでお越しくださるとのことだったのですが、電車の遅延で残念ながら会場には間に合いませんでした。
 結局istudioでのアフターに合流となりました。テンドーさんの持って来られたDVDや、楽しいマジック談義で、いつものようにアフターも大変な盛り上がりでした。

Date
Name
Diary
7月22日(木)
酒井玲子
 待ちに待ったケン正木さんプリンあらモードクラブマジックショーの日がやってきました!久しぶりケン正木さんのショーが目の前で観られるのというで、沢山の会員の方々が集まりました。
 ショーが始まる前に会場を見にいらしたケンさんが「スゴイ人数だねえ!本当にプリあら会は凄いねー。緊張するなあ!」とおっしゃりながら控え室にもどっていかれました。
 この日、ケン正木さんは新作の洋風マジックを御披露してくださいました!!それもプリンあらモードクラブのために特別に作ってくださったルーテイーンで!本当になんて贅沢な環境なんでしょう!
 司会が常夏のハワイをイメージさせる素敵な衣装で登場します!この瞬間から、もう会場は待ってました!とばかりに盛り上がります。今日の会員マジックのコーナーは、比見かなえさん。さわやかな笑顔で登場、どんなマジックをやるのかと思ったら、荒木会長の出されたビックマジック講座の中から21枚のカードのマジックを見せてくれました。後日、この原理を使って荒木会長が新たにマジックを作られた現場に居合わせ、もう死ぬほど不思議でした!! 一緒に居たカードマジックのマニヤの人も、「えっ凄い!全然わからない!」と超驚いていました。
 プリあら会にはいつも素敵なビジターマジシャンが遊びにいらっしゃいますが、今日はダーク広和さんがいらっしゃいました。プリあら名物「盆まわし」の中から「四つ玉」と「リング」を、楽しいおしゃべりをおりまぜながら見せてくれました。最後に「今日は尊敬するケン正木さんがゲストで出られるので是非見たいと思って来ました。とても楽しみです!」と話されていました。
 ここで会場が暗転になり、かっこいいテーマソングが流れチョップカップ杯のスタートです。優勝者にはゴールドに輝く豪華チョップカップトロフィーが贈呈される名誉が待っています。今日の出演者は竹中君。大会で優勝したこともある得意な「カップ&ボール」で挑戦します。
 長手順なのにつまずく事なく、楽しくとても不思議でした!何より一生懸命演じている姿に感動がありました。チョップカップ杯では演技の批評を荒木会長にしてもらえる特典があります!会長のコメントが毎回とても楽しみです。会長は5年前に始めて逢った時からの彼の変化を楽しく話されました。「初期の頃は暗い感じでね、それが年々明るくなって、昔は目の前のアリに話かけてるとしか思えなかったけど、声も大きくなってきたし、マジックとしての批評とゆうより、お父さんのような目で見てるから竹中君の成長しているのが見ていて楽しいね」と、会長は人が自分のコンプレックスを努力して克服し、成長していこうとする価値を面白くて感動的に話してくれました。聞いている竹中君が嬉しそうに笑っているのが印象的でした。本当に不思議なくらいプリンあらモード会で逢うたびに会員の人達は明るくやさしく変化していきます。そして月2回の2時間を思い切り楽しんでいる感じがします。人は年をとると性格は変えられないと思っていたけど、プリンあらモード会では違うんです。たぶんそれは、「自分の事ばかりで生きたらつまらない。1度しか無い一生で、出会った友達と一緒にいられる時間をどれぐらいまで面白く出来るかなんだ」という会長の考え方がマジック会を通して伝わっているからなのかなと思います。
 いよいよショータイムです。美しいバックカーテンからかっこ良く登場されたケンさんは、上品なグリーンのえんび服、素敵です!会場の拍手が鳴り止まないうちに白い手袋がいきなり白い鳩に変わりました!不思議で鮮やか、会場から歓声があがります!そして美しいファンカードからミリオンカードへ。何度も拍手がおこります!最後のカードがケンさんの手から落とされたその瞬間、ケンさんの手に鳩が現れました!!わーまるで魔法のようです。鳩だしのマジックは今まで色々な方のを見せていただきましたがケン正木さんの鳩だしは、やっぱり凄いです!手の上で羽ばたき止まない鳩にケンさんがもう片方の手を上から近ずけると、鳩はぴたっ!と羽ばたきをやめたのにはびっくり。ケンさんと鳩の息がぴったりあっていて、かっこ良かった!次は待ってました!シンブルです。軽快な音楽に乗ってキラキラ光る赤やブルーのシンブルが消えたり出たり、何度観てもケン正木さんのシンブルの演技は楽しくて大好きです。
 シンブルの色が変わるたびにケンさんの表情も生き生きと変化します。それがまたマジックの感動を大きくしている感じがします。4枚のシルクが1枚に変わるマジックも鮮やかな早さで、わーっと感動している間もなく2羽の鳩がシルクから出ました!鳩の出方が本当に魔法のようです。白い何枚かの紙を1枚ずつ見せていってあっと言う間に千円札になったのもマジックと思って観ていても、本当に紙がお札に変わったとしか思えないほど不思議でした!ここでマイクを持ってケン正木さんがご挨拶されると、大きな拍手が起こり会場はもう熱気ムンムン状態。クライマックスは会員の人から借りた指輪が、パッケージが開いてないカップラーメンの中から出て来る超不思議なメンタルマジック。本当に盛りだくさんの素晴らしいマジックを演じてくださいました!ケン正木さんの世界を久しぶりに満喫できて凄く感動しました!
 そして荒木会長のコーナーです!毎回このコーナーが楽しみでたまりません。今日はどんなマジックを見せてくださるんだろう!とドキドキです。会長はカゴに入っている何本ものプラスチックのスプーンを怪しくないか確かめてもらい、会員の中村君が適当に1本選びスプーンを会長に渡しました。すると次の瞬間会長がスプーンに手を近ずけるとプラスチックのスプーンなのに90度近くも曲がったではありませんか!!なんで!どうして!面白い!なんとプラスチックのスプーン曲げ!スプーン曲げで有名なマジシャンのハマック柳田さんも見たい!と言っていたマジックだそうですが、今月のプリあらオークションのグッズだそうです。
 ラストは、ケンさんのアンコールのマジックです。ラフな衣装に着替えられたケンさんが鐘を持って登場します。なんでかな?と思ったら紙芝居のおじさんとゆう設定だったんです。「紙芝居をやるから鐘を鳴らして子供たちを集めてね」と会員の人に渡すといくらふっても鳴らず笑いが起こります。「あれ、おかしいなー」とケンさんがふると鐘は鳴ります。そして、紙芝居マジックへと進展していくのですが、そのラストに来たとき、もう会場は感動でいっぱいでした。
今日も、 こんなに素晴らしいショーを見ることができて、荒木会長と副会長のプリンさん、そしてケン正木さんに心から感謝いっぱいです。
 マジック会が終わってからのiStudioではケンさんを囲んでプリあらグッズで盛り上がりました。会長が「これケンさん気に入るんじゃないかな」と言うと「いいですねーいくらですか」、値段を言うたびに「安いなー」と盛り上がります。そして、マジック談義に花が咲き楽しい夜はふけていきました。
7月16日(金)
隅谷治子
 第62期 名人戦七番勝負、森内俊之竜王が羽生善治名人に挑戦し、第6局、見事に名人位を奪回。竜王、王将と合わせて、史上7人目の三冠王に輝きました!!森内名人は、会長のお友達でいらっしゃり、「プリンあらモード・マジッククラブ」の運営委員として、設立当初から会を支援して下さっています。そのお祝いパーティが梅丘のiStudioで盛大に開かれました。去年の12月に竜王のお祝いをして半年あまり、無冠の帝王と言われていた森内名人の快進撃に喜ばしいニュースが次から次へと耳に入り、とても嬉しく思います。
 会が始まってすぐに、会長から、森内新名人にお祝いのプレゼントが送られました♪ 生地の都 イタリア直輸入のとっても素敵な傘です。布の色といい、厚みといい、艶といい、とにかく日本ではお目にかかることが出来ない、今までに見た事の無いような傘なんです。柄がつぎ足しなしの1本の木で出来ていると聞いて更にびっくり!グリーンを基調にした落ち着きのあるチェック模様が森内新名人ぴったりです。余談ですが、会長は「プリあらホームページ」で大好評のマジックグッズ同様に、海外から傘まで大量に輸入されているんです。良いものを安く仕入れ、常に沢山の人を喜ばせているんですね。
 さて、今宵のパーティーを華やかに演出するのは、iStudioが誇るクッキング隊による、素晴らしいお料理の数々です。本日のメニューは、築地の有名割烹「鳥八」で使用している、鳥モモ肉を使った唐揚げを筆頭に、大洋村でとれた甘くて美味しいトマトを彩ったサラダや春巻・フライドポテト・豚の角煮・ばらちらし・麻婆豆腐に特製つきたて餅などなど盛り沢山。「iStudioのパーティーは、ほんっとに、お料理が美味しいのよね〜」と参加者全員が大絶賛するほどです。
 そして、このパーティーに駆けつけて下さったマジシャンがいらっしゃいます。「将棋そのものはよくわからないが、父子ともに勝負の行方を毎局気にして応援してました」とご挨拶をされたのは、プロとして大活躍中の藤本明義さんです。会長主催のこのパーティのため、本業に代役をたてて参加して下さいました。藤本さんのお祝いマジックは、森内名人の怪しい?!趣味を聞き出すロープマジックから始まり、乾杯のグラスが鮮やかに出現するパフォーマンスや、森内名人の最強パワーを借りてのメンタルマジックなどなど、藤本さんならではの構成で楽しませて頂きました。
 プロになられてからの藤本さんは、本当に輝いていて、好きな事を追求している喜びみたいなものが演技の中から伝わってきます。そんな藤本さんのマジックを笑顔で観賞されている森内名人もじつは、マジックが大好き。特に好きなのは”シンブル”だそうです。ケン正木さんのビデオで勉強してらっしゃるお話を伺い、そのビデオを貸して下さったことまであります。
 パーティーのクライマックスは、感動のケーキ登場でーす!!「ケーキで感動すると思わなかったけど、ケーキで感動しちゃいました」と、プリあら会員で将棋が大好きな樋口さんが興奮しておっしゃっていました。階段から登場し、大歓声で迎えられたのは、iStudioのケーキ製作スタッフが愛情込めて作った、前代未聞の将棋盤のケーキです。
 クッキーで作られた駒で、名人を勝ち取った最後の一手を指すように演出されていました。全員のかけ声と共に森内名人がクリームたっぷりの盤にクッキーの駒を指した瞬間、大きな拍手と花束が贈呈されました。それからは、記念撮影のラッシュです。
 会長と森内名人のツーショットには、沢山のフラッシュがたかれていました。「大勢のパーティーは、あまり好きではないけれど、iStudioのパーティーは、いつも暖かく祝ってもらえて感謝しています。みなさんに、喜んでもらえるように、これからも頑張ります」と、森内名人がスピーチされていました。こんな素敵なパーティーに参加させてもらえて、本当に嬉しく思います。森内先生、ありがとうございます。これからも頑張って下さい♪♪
7月2日(金) 五十嵐美智代
 この日、プリあら会ではおなじみの会場、砧区民会館の会場に入った方は、「おおっ!」と思われたことでしょう。
いつもの「プリあら」バックカーテンの他に、白いジョーゼットの布でドレープがかけられ、ステージが美しく変身しているんです。なんとこれは、本日のメインゲスト、ダーク広和さんが持参されて、自らドレープをかけられたものなのです。
 運営委員の小林君の手を借りて、「プリあら会が綺麗に見えるように」っていいながら、額に汗して一生懸命に取り付けていらっしゃるダークさん。今日の意気込みだけではなく、プリあら会へのお気持ちが伝わってきました。司会&照明の佐々木さんは、ダークさんが登場した時に、一番きれいに見えるように、照明のあたり方を考え、こだわり、蛍光灯をはずすということまでした事を、会長が話してくださいました。人の気持ちや情熱が、また人を動かしていくんですね。
 さあ、その素敵な舞台で、プリあら会スタートです。まずは会員のマジック、清水憲之さん。あまり笑わなかった彼が、会長のマジックを見たときに、満面の笑みがこぼれたそう。司会の隅谷さんがエピソード話してくれました。
 プリン副会長のコーナーでは、いつもいろんなものを持って来ては、楽しませてくださるプリンさん。何も入っていない(!?)紙袋の中から、お菓子を出しては、会場の皆に投げます。プリンさんは、毎回のように会の皆にプレゼントを持ってきてくださるんです。
 本日のチョップカップ杯の出場者は、ムッシュ佐久間さん。鮮やかな赤い襟のタキシードがきまっています。こだわりの音楽と共に、何もない赤いシルクの中から、次から次へときれいな色のお酒が入ったグラスが出てきました。とてもきれいで不思議でした。佐久間さんは、以前会員のマジックのコーナーにも出られましたが、今日は、栄えあるチョップカップ杯。会場入りも早ーくして、念入りにチェックをしていました。ビジターマジシャンでいらした、シルキー渚さんから、とても丁寧に細かく総評をいただき、アドバイスもしていただいて、すごいことだなあと思いました。
 いよいよ本日のメインゲスト、ダーク広和さんのマジックショーです。美しいドレープにきれいな照明があたり、ダークさんがブルーの素敵なモーニングの衣装で登場です。今回は、美しい女性アシスタントの川崎美雪さんもご一緒です。
 まずは、会場から、ひとり、お手伝いをしてもらって、長いこよりを2本使って、ダークさんの両手の親指をぎゅーっと固結びしてしまいます。瞬間、マイクスタンドがダークさんの腕の中に入っています。腕を通り抜けた?と思ったら、腕の中から外に。今度はリングが入ってしまう、最後には、いすまで!これは、サムタイという古典マジックのひとつだとダークさんが話してくださいます。最初からググッと引きつけられ、楽しいジョークを交えながら、ファンカードを披露。大きな拍手が起こるたびに、「うれしいですー(^ ^) 」と、ダークさんスマイル。
 私はダークさんの、笑顔が大好きです。ファンカードを使って、「日光華厳の滝の四季」を表現。これは音楽が大事なので、開演前に音楽担当の中上太郎くんと入念に打ち合わせをされていて、本番は、ばっちり決まり、会場から笑いと拍手でした! ゾンビボール、ミリオンカードも、その鮮やかなテクニックに、目が釘付けです。さらには、いすを使った、不思議で楽しいマジックと続き、ダーク広和ワールド全開!
 そして、クライマックスは、なんとイリュージョンです。透明なボックスが登場し、その中にダークさんが、体を折り曲げて入ります。小柄なダークさんが、さらに体を小さくして、窮屈で苦しそう.......。ボックスのふたを閉め、そのボックスの上に、アシスタントの川崎さんが乗ります。ボックスと川崎さんが黒い布で覆われて、次の瞬間布が下に落ちた時、ダークさんと川崎さんが入れ替わり、ダークさんがボックスの上に立っていました!砧区民会館の会場は天井が低く、そのことをご存知の上で、このイリュージョンを見せてくださったダークさん。あとでお聞きしたら、やはり頭がぶつかったそうで、「ゴン!」という音を聞いた人も何人か.....!?。
 最初から最後まで、ものすごいエネルギーを使って、素晴らしいマジックを見せてくださったダーク広和さん。本当にありがとうございました。今までも、ダークさんのお人柄や暖かさが大好きでしたが、この日はさらに、ダークさんのプリあら会への熱意とそのお気持ちが、ひしひしと伝わり、見終わったあと大きな感動となり、胸がいっぱいになりました。この会に参加出来ることの幸せを本当に感じました。

 もうひとつのメインコーナーと誰もが楽しみにしている会長のコーナー。今日は、5月に予告をしたマジックを見せてくださいました。会員の関口さんがお手伝いとして前に出て、茶色の何もない紙の袋を持ちます。もう一人、プリあら会初参加の伊藤さんが、赤裏の一組のカードをまずあらためて、その中から自由に好きなカードを1枚、選びます。その選んだカードの表側に、伊藤さんがマジックでサインを書きます。それを残りのカードの中央にはっきりと入れ、ケースの中にしまいます。会長の上着の右側の外ポケットをあらためてもらい、先程のカードをしまってしまいます。
 さて、ここでずっと袋を持っていた関口さんの出番です。関口さんが持っていた袋の中に手を入れると.....。中から、今度は青いカードケースがひと組出てきました。「伊藤さんのカードを予言していました。」と会長。
 関口さんが取り出した青いカードケースを開けると、赤いカードの中に、1枚だけ青いカードが。表を返すと、な、なんと、そこには、さきほど伊藤さんが選んだスペードの2、しかも伊藤さんのサインが!!あまりの不思議さに会場一同、呆然。私は、隣りにいらしたプリンさんに、「プリンさん、どうしてですか!?」と思わず聞くと、「わからない.....。不思議ですねえ。」とため息交じりの声。全くコントロールなし、フォースもなし、サインしたカードも記念にとあげてしまい、なんの細工もない。あり得ない!
 会長のマジックのすごさを、見たことのない方は、一生損しちゃいます。でも、会長のマジックを見れるのは、唯一このプリあら会だけなんですよね。私は、茨城県の大洋村という所から、月2回のプリあら会に来ます。他の会員の方に、「何時間かかったの?大変だねー」と言われますが、大変だなんて思ったことは、一度もありません。だって、こんなに素晴らしいマジック会、どこにもないものだから。プリあら会も、iStudio大洋村バスツアーも、年末のクリスマスパーティーも、会長のプロデュースされるものは、どこを探してもこんなのは見つからない、たった一つのもの。それに参加できる幸せを噛みしめつつ、次回も大洋村から砧区民会館へ向かいます。

6月24日(木)
佐々木由喜雄
 東京梅ケ丘 晴れ。台風のあと、暑い日が続いている。今日はプリあら特別例会。例会はいつも月2回だが、今月は3回目である。と言うのも、全国?からの強い要望による、荒木会長プロデュース『プリあらグッズ特別ディーラーショウ!』なのだ。これは見逃せない!
 分厚い財布(と言っても、プリあらグッズのばやい、いろいろ買っても1万円あれば充分なほど超安いのだが…)を持った会員がニコニコしながら結集した。会場に入ると正面には、いつもの『プリあら定式幕』ではなく、パステルカラーで大きく“プリン
あらモード会”と書かれた、素敵なシルクの横断幕が張られていた。右下のちっちゃな“Silky”の文字…そう!あのシルキー渚さん手作りの幕だ。それだけで何かウキウキ。
 荒木会長自らの司会進行で、一気に和気あいあいとした楽しい雰囲気ができあがった。次々と紹介されるグッズは、会長の軽妙なトークとオシャレなオリジナル手順で、驚きと爆笑の連続である。ホームページでは伝わり切らない、おもしろ不思議グッズが目白押しだった。
 例えば“ドリームカード”…4枚のクィーンが、あらかじめ封筒に入っている。そのままで相手が勝手に頭の中で思い浮かべた1枚のクィーンが、あっと驚く現象ですでに予言されている!というメンタルマジック。しかも誰でもできる!?…買った。…できた。
 おもしろグッズとしては、アフリカ?の首狩り族のちっちゃな“干し首”…?。会が始まる前に仲間の小林君から「佐々木さん、これ、マジックグッズではないですけど、要チェックですよ。この前、会長のお宅で見せて頂いた時、30分みんなの笑いが止まらなかったんですから…。」「何で?」「それは私からはちょっと…。会長があとで見せてくださると思いますから。」という生真面目なアドバイスをもらっていたモノである。
 その時はどう見てもアヤシイ、どちらかと言うと気味の悪いモノにしか見えなかった。それが会長の指に挿し込まれた瞬間、あら不思議、おどろおどろしい真っ黒な首が、何ともユーモラスな哀愁をかもしだすではないか。けなげにカードをシャッフルする姿などは感動モノ。ゲストマジシャンのはなだももさんは「カワイイ!」を連発して2つも買っていた。
 …帰りの電車の中、結構大胆にズーッと黒首との会話を楽しんでいたももちゃんのまわりを、乗客の皆さんが心なしか遠巻きにしていた。
 グッズ紹介の合間、会長のお友達マジシャンが盛り上げて下さった。最初は、はなだももさん。シースルーっぽい、グリーンのグラデーションが素敵なステージ衣裳(実は私服…目立つ!)がとてもカワイイ、明るく楽しく元気の良いステージ。特に、優しさあふれる独特のリングパフォーマンスが素晴らしかった。
 そして真吾さん。マジックはもちろん、おしゃべりもとても楽しい。消えたジャムが、何もつけずに二つ折りしたはずの食パンの間に塗られていたのには驚いた。
 笑わせながらも、最後にはビシッと決めるあたりはさすが。イケメン、長身、スマートなのに、何故かその芸風は、ちょっとマギー司郎さんが入っていたような…?。
 そしてそして何と、このお二人のプロマジシャンのあとにトリをつとめたのが、我等が誇る『プリあらマジシャン』山田秀樹さんである。厳選したプリあらグッズ8種類を、山田流のアレンジをふんだんに盛り込んで、今朝の午前4時までかかって完成させたという、花あり、シルクあり、カードありの素晴らしい手順のお披露目。拍手喝采であった。
 プリあらグッズ紹介と言う『荒木会長のパフォーマンス』に加えてこの3つである。ホントに今日は最初から最後まで超贅沢な、びっくり楽しさ満載の2時間であった。遊びに来られたからくりドールさんも嬉しそうにグッズを手にしておられた。終演後の会場復帰から、グッズ代金の計算まで手伝ってくださったのに「すいません、すいません」と腰を低くしながら、アフターにも出られずお帰りになった。何て謙虚なんだろう。いい人だ、間違いない。
 会員のみんなも思い思いのグッズを手に嬉しそうに帰っていった。あの“干し首”も売り切れていた。もちろん1ケ買った。会場全体が幸福感に包まれていた。まさに荒木マジック!会長、ありがとうございました。
6月19日(土)
小林 弘
 梅雨のこの時季……心配していた雨は、どうやら今回のiStudioツアーには不参加のようです(^O^)/
 今回のメインテーマは、高級こだわり無農薬メロン食べ放題ツアーです!これだけでも充分に魅力的な内容なのですが、このバスツアーには今回もキャッチフレーズ以上の驚きや感動、余韻が用意されていて驚きの連続でした。
 バスは定刻通り順調に最初の目的地、大洋村の深作農園へと向かいます。深作農園と言えば、今年の2月にもイチゴ狩りツアーで大好評だったEM菌農法によるフルーツ園です。この時は私も、予想を遥かに超えた甘く美味しいイチゴに驚喜した一人でした。…という訳で、内心では今回のメロンもかなり期待しちゃっていました!?
 まず、私が目にした第一のサプライズは…農園に到着してバスを降りたその瞬間に起こりました!プロ手品師のダーク広和さんが紙袋から何やら取り出しています。何だろうと見ていると…出てきたのは拡声器です。『屋外でもガイドさんの声が参加者に届くようにと思ってね。(ご自身の過去の経験から)有ればきっと役に立つだろうと思って持ってきてみたの。』と、至極当たり前のようにガイドの酒井さんに渡していたのです。何気ないけれども、誰もが気付かないような気配りに本当に感動してしまいました。
 そしてさっそく、メロンの食べ放題タ〜イム!一昨年のメロン狩りツアー紹介の時に荒木会長が『メロンは一玉を半分に切っただけのお椀状のものをスプーンで食べるのが一番美味しい食べ方なんだよ。』とおっしゃられていたのを思い出しながら、「半玉メロンを食す」贅沢で美味しさを逃さないこの食べ方に思わず顔がほころんでしまいました。
 深作農園では13年前よりEM菌農法を始められたそうで、そんな試行錯誤ご苦労されたメロン栽培のお話を伺うと、本当に農園の皆さんが愛情いっぱいに育てていらっしゃる様子がよく伝わってきました。そしてそれは、甘さ・香り高さ・形の良さなど絶対的なカタチとなって現われてきます。青空の下、そんな深作さんの『たっぷりの愛情と自然の美味しさ』に触れる事ができた幸せを感じながら、『産地直送』ならぬ『産地直食』ならではのメロン食べ放題に舌鼓を打ちました。
 ここでちょっと気づいたのは、メロンはイチゴなどとは違い、収穫してから一週間ほど経たなければ食べ頃にならない為、その場で狩りとってすぐに食す訳にはいきません。…という事は、今回のiStudioバスツアーの為に農園主の深作さんがこの日に合わせて最も食べ頃のメロンを用意してくれていた事になります。それも『食べ放題』と銘打ってあるだけに有り余るほど沢山です。さらに!さらに!驚くことに!?メロンとは別に蒸かしたジャガイモまでご馳走して下さいました(これもホクホクして本当に美味しかったです)。深作農園のみなさん、本当にありがとうございました。
 そんな深作さんたちの温かい気持ちに少しでも応えるべく、お礼にマジックをしようという事で、今回ツアー担当の篠原さんが風船を使ったマジックを用意されていました。そして、このマジックを披露するまでにバスの中では、この話を聞かれたダーク広和さんが『こうしてみたらいいんじゃない』とプロのアドバイスを下さったり、途中の酒々井のドライブインでもマジックに使えそうなものがないか探して下さったり、最終的には当初の予定にはなかったマジックのネタを即席で制作して指導までされていらっしゃいました。どこまでもサービス精神旺盛なダーク広和さんの優しい一面を垣間見る事ができました。
 そして、マジック本番!風船が風で飛ばされるアクシデントがありながらも、最後には風船の中から綺麗なオリジナル・デザインのシルク(同じくツアー担当の石田さん制作)が出現!このシルクを額縁に納めて深作農園さんへプレゼントしました。
 最後には、深作さんが手塩に掛けてやっとの想いで育て上げたメロンを心無い不逞の輩が盗むという悲しい事件が起こったと聞いたダーク広和さんが、防犯の一助になればと『ソーラーライト』を寄贈されました。深作さんもマジックや贈り物をとても喜んで下さいました。(内心ではソーラーライトが防犯目的で使われない日が来ればいいのになぁと願いつつ…)深作農園を後にして次に向かうは、日立灘を見渡せるsea side iStudioです。
 海辺へ続く細い道を大きな小田急バスは、プロドライバーの浦野さんの華麗な運転で進んでいきます。そしてここで海辺へ出たバスに突如ハプニングが…!知る人ぞ知るサーファーの穴場として知られるこの浜辺には、この日の陽気も手伝ってか、サーファーの車がズラリと駐車されています!バスがとても入って行けない様なこの状況の中、浦野さんは『だって、行くしかないでしょ。』とひと言。バスの向きをクルリと変えて、ナビゲーターもなしにバックでグングンと進んでいき、遂にはiStudioの別荘の前まで横付けしてくれました。それはもう、『スーパー・ドライビング・テクニック』とでもいえるミラクルなショーでした。浦野さんのこのツアーに懸ける意気込みがヒシヒシと伝わってきました。そしてsea side iStudioでは、時の流れをゆっくりと刻むオーシャンヴューを眺めつつ、初夏の涼みを満喫しました。
 さあ、バスはいよいよ北浦湖畔の大洋村iStudioに向けて出発します。車内で大洋村の別荘で行う参加者全員参加型の野外料理の各担当を各自で立候補してもらいます。豪華な料理メニューは、シーフードカレー、野菜カレー、カルパッチョ、さざえのつぼ焼き、グリーンサラダ、えりんぎガーリックオイル焼き、ドリンクです。加えて、火起こし担当も重要な役目です。
 ここで、実は今回参加を予定されていたプロマジシャンのヒロ・サカイさんが、残念ながら急遽参加できなくなったにも関わらず、シーフードカレーのマル秘レシピをツアー数日前にわざわざ提供して下さった事を知りました。出来るだけ美味しいものを皆で楽しく食べようというツアーの趣旨に賛同し、自らがその場に居なくとも応援して盛り上げて下さっていると思うと、このツアーの凄さを感じずにはいられません。そして、この最も時間と手間の掛かるメニューを最初から最後までずっと鍋の傍らで汗をかきながら黙々と作っていた東京堂出版の名和さんのお姿が大変印象的でした。シーフードカレーとっても美味しかったです。
 今回のバスツアーで以前にも増して感じた事は、参加者の一人一人がそれぞれのツアー内容に参加する事でツアー全体を作り上げられているんだなぁという事です。もちろん、毎回そんな気分になっていくのも偶然にそうなるのではなく、荒木会長によるプロデュースだからこそなせる業なのですが…。このようにして、他にはちょっとないバスツアーに仕上がっていくのが、このツアーの特徴であり、『また参加したい』と思う最大の魅力なのでしょうね。
 食事タイムの後は、このツアーならではのマジックショーです。今回は私も、そのクロースアップ隊の一員として参加させて頂きました。4つのテーブルを4組のマジシャンがそれぞれ数分ずつ披露していくテーブルホッピング形式です。プリンあらモードの例会でもバスツアーのマジックショーを見ていても感じる事ですが、観賞して下さるお客さんが本当に良い方ばかり(心から楽しみたいと願って参加されているからでしょうね。)ですから、マジシャンとしても大変気持ちよく演じる事できました。こんな機会を与えて下さった方にも、マジックを観てくださった方にも感謝しています。本当にありがとうございました。
 そしてマジックショーのラストは、プロの手品師・ダーク広和さんが飾って下さいました。トリにはダーク広和さんの師匠、ダーク大和さんのお家芸?ハサミを使った爆笑マジック(個人的には大好きな演目です)を生で拝見する事ができて感激しました。さらにラストのオチには大興奮してしまいました。大人から子供まで幅広く楽しめるダーク広和さんのショーは、いつ見てもそのお人柄の良さが伝わる心に残るマジックで溢れています。贅沢なひと時をありがとうございました。お疲れ様でした。
 帰りの道中では今回初参加された方が『今日のバスツアーは本当に楽しかった。今日のツアーは一日のどこを切り取っても凄くて、楽しさの連続でした。また参加したい。』という感想を話してくれました。あっという間の一日も終わり、充実感いっぱいの心地よい疲労感が旅の思い出をより深いものにしてくれました。
6月22日(火) 篠原康子
 本日は☆ファンタスティック・コミュニケーション☆とのタイトルがピッタリのマジック・レビューショーの数々でした。メインゲストのコーナーはドルフィンマジックカンパニーのTAKUYA&Little magician SAKURAさん。息がぴったりのお二人のコンビ名は凸凹コンビってネーミングなんだそうです。
 まずは、SAKURAさんのソロステージから。Little magician SAKURAさんは名前の通り超小柄な女の子です。お立ち台のような(60cm平方程度の)マジックテーブルの上に乗り、まるでメルヘン童話の妖精の様なムードいっぱいにリングやダンシングケーンなどを巧みに演じていきます。体の小さい事を武器にしたとても斬新でグッドアイディアだなぁぁと関心いたしました。実にうまく構成された逸品でした。
 もう一つのSAKURAさんの特技はタップダンス!!プリあら始って以来のタップダンスショーを目の前で!素晴らしい名人芸♪先程の妖精風マジックとはうって変わって、今度はめちゃくちゃ躍動的、活動的。SAKURAさんは5歳の頃からタップを踏んでいらっしゃり師匠はSAKURAさんのおじい様なんですって。SAKURAさんがラストのキメのポーズをとるといつまでも、拍手が鳴り止まない程でした。
 続いて、TAKUYAさんのソロ。バーテンダーに扮したマニユピレーション。圧巻でした。ソムリエ風のエプロンから続々とゾンビ流に浮遊しながら出で来るお酒のビンやフルーツ。出現していくそれらを順にカウンターテーブルにバランス良くディスプレイ。演技上の構成も素晴らしいですし、とにかく背景が綺麗。
 こういった雰囲気のマジックは個人的にはかなりタイプ。欲をいえば、映画「カクテル」(トムクルーズ主演)のように、洋酒のボトルやシェーカーを振り回しながらカクテルを作るカリスマバーテンター風のパフォーマンスを取り入れたら更にカッコいいんじゃないかなぁぁと勝手に想像して盛り上がってしまいました。
 プロとしてソロデビューを果たすまで、熱心に何度もお稽古されたんだろうなぁと関心させられました。(お稽古時のドルフィンさんは、かなり厳しいって話されてたものなぁ・さすがだ!)
 そして、ラストは、コンビでオリジナル手順のヒンズーバスケット。ダンスのステップを鍛錬されているお二人のシルエットはどのカットも本当に美麗。甘えのないしっかりとした演技が実に魅力的なお二人でした。TAKUYA&Little magician SAKURAさん、本当に有難うございました。
 実をいいますと。。。当初は6/7と、お二人の日程が決まっていたのですが、会場がどこもいっぱいで予約がいれられず、プリあら会場スタッフはてんてこまい。今や売れっ子のTAKUYAさん、SAKURAさんは、それぞれソロのお仕事でスケジュールが夏の終わりまでパンパンに入っていて、「お二人そろって!」というスケジュール調整がなかなかつかない状態でした。
 ドルフィンマジックカンパニーのTAKUYA&Little magician SAKURAさんのマジックショーをこのまま延期させたくないなぁ・・・はやく、皆に見せてあげたい!!との思いは募るばかり、しかし、ようやく。。。お二人に再三のスケジュール調整もして頂き(感謝感謝です☆)〈心から願えば叶う〉の言葉どおり・・・念願叶って♪、梅が丘パークホールを予約することができたんです。やったぁぁぁ〜。この会場は奥行き間があり、ステージショーには最適の場所です。タップの音も良く鳴ってたしね。
 お二人のマジックショーに大感動しつつ・・・TAKUYAさん、SAKURAさんをプリあら会にお招きする事が出来て本当によかったァ・・・とお忙しいスケジュールの合間をぬって、参加してくださったお二人に心から感謝の気持ちでいっぱいになりました。

 そして、プリあらの目玉!会長のコーナーは7月中旬に東京堂出版から新刊される「テクニカルなカードマジック講座(CD-ROM付)」の中からのカードマジックでした♪
 会長がマジックの本を執筆されたのは今回で 5冊目です。「テクニカルなカードマジック講座」は、これからテクニックを要するカードマジックを勉強してみようという人のための入門書。付録にCDが付いていてわかりにくいテクニックを動画で見られて、楽しく学べるような工夫がされています。
 そして、このおまけのCD-ROMの中でテクニックを見せて下さっているマジシャンは、ヒロ・サカイさん、マーカ・テンドーさん、スピリット百瀬さん、二川滋夫さん、ダーク広和さん、小林恵子さん、といった蒼々たる顔ぶれ。それぞれの方々が、個性豊かに出演されているのですが、親しみ持てる楽しいCD-ROMになっています。さすが!!荒木会長!!また本邦初の試みを現実のものに・・・。
 そして、本日のマジックは【チャールス・ジョーダン(ジョーダンカウントを発明した方)のマジック】を披露して下さいました。「1930年代のマジックだよ」と会長。「今から70年以上も前に、すでにこんなマジックが発案されていたなんて、驚きだよね」って。
 その年代を聞いただけでも感動と期待で胸がわくわくです☆☆
 バイシクルのデックを取り出し、良く切ったあと表向きにして改め、お手伝いをお願いした女性にカード名をひとつ言ってもらいます。それは、ダイヤの7。会長は、そのダイヤの7をデックから取り出し、インデックス部をちぎりとって、女性に渡します。
 その後、残りのカードを細々とちぎってしまい、デックの間(中央らへん)に挟み込みます。そして、何やらおまじないをかけ・・・デックをはじくと・・・
 えっっ、散り散りのカードの痕跡は跡形もなく消え、デックからインデックスだけがちぎり取られているダイヤの7がはじき出てきましたぁ。おおぉぉぉ〜♪さらに、会員の女性が持っているインデックスの部分をあわせると・・・なん〜とぴったりではあ〜りませんか??
 トーアンド・レストア・カードの原点と言えるこのマジック。破いて復活するマジックは何度も見たことがありますが、この手順は斬新な感じがしました。
 マジックの種類は山の様にあるけれど、良いマジックは頭に残る。そして、愛情を込めて作られたマジックは心に残ると会長がおっしゃっていたのが印象的でした。ますます、本の発売が待ち遠しくなりました。東京堂出版名和編集長、、なるべく早く出して下さいね。早く欲しい!!
 会長は、今やマジック業界では超有名なカード・マジック博士。海外の文献で目を通した量は数知れず。また、独自の研究を続けてこられ、その知識の広さと,演技のセンスの良さには,プロマジシャンの二川滋夫さんも脱帽とおっしゃっています。脅威的な博覧強記*で鳴る会長ですから、これからも、プリあら例会において、または、書籍、DVDなどにおいて,その研究成果をドンドン発表されていって下さることでしょう。そんな事を考えていると。。。この”プリあら”は恐るべし!お楽しみいっぱいの宝庫ですね。
(余談)→会長のマジックのお手伝いで前に出ていた女性が席につく前に、何かにつまづいて転びそうになったんです。その時の会長のアドリブは最高でした。「(破いたカードを復活することはできても)足は復活出来ないから、気をつけてね」って(笑)
 次回の例会もとても楽しみです。
 (*広く書物を読み、良くおぼえている・こと)
6月12日(月)
斉藤恵美
 さぁ〜待ちにまったプリンあらモードの例会の日がやってきました。しかし、その前にミニイベントが梅丘iStudioであったんです。
 荒木会長が、ときどき足を運ぶ下北沢の「ラ・パレット」というケーキ&紅茶のお店のオーナー渋谷さんが、自らケーキの実演講習をしてくださったのです。今まさにお店で大評判のケーキの作り方を、そのまま私たちに教えてくれるなんてありえないこと!!でも荒木会長の周囲には、ときどきそんな、あり得ない事が起きるんです。これもまさにマジック。
 お礼にと、荒木会長が渋谷さんにプリあらグッズのチェンジング・バックのおみやげをお渡しすると、マジック好きの渋谷さん、「私に、使えるかしら?」。その一言から会長のレクチャーが始まり、周囲も大盛り上がりでした。

 そして、いよいよ、マジック会です!今回の司会は隅谷治子さんに初司会のフレッシュ金丸由美ちゃん。おそろいのiStudio Tシャツにピンクのスカートで会場にさわやかな空気が流れます。
 会員マジックは出演2回目のむっしゅ佐久間さんです。日本の心、演歌ミュージック?と真っ赤なジャケット。リングとシルクを使ってのマジックですが、シルクはブルーそれに黄色の輪を使っているので、カメラから見ると色彩がとても映えて見えました。
 毎回、私は記録用の撮影をさせてもらっているので、カメラから見た印象が、実際とは少し違って見えます。まわりの余計なものが入らないので、衣装や道具にハッキリしてきれいなものを使うとマジックも数段効果的に見えます。バックカーテンの威力もすごく、その前に立ってのパフォーマンスをカメラでみると、誰もがスターのように輝いてみえるのです♪
 会員マジックが終わると、会場が真っ暗になり、ファンファーレ!続いて、外国のショーのオープニングのような曲が流れ「えっ!ここは日本!これからなにが始まるの?」とワクワク、新企画のチョップ・カップ杯です。
 「プロマジシャンを目指している方、あるいはマジックは好きだが、人前でやる機会がない方などのために、よりレベルアップをはかるコーナーです」と、解説するチョップ・カップ杯専属MCのハニー川村さん。貴族の伯爵のような赤い衣装での登場です。
 そして、栄えある第1回目の出場者は、いつもニコニコ笑顔の斉藤順一君! まずは会場から一人を選んで(会員の樋口さん)目隠しをしてもらいます。他に、3人の方がカードを選び、それを目隠しした樋口さんが当てるという不思議なマジックでした。お客さん参加型のマジックでは、相手とのコミュニケーションが大切! ソフトなタッチの斉藤君の評価はいかがだったのでしょうか。
 荒木会長のコメントは、採点に影響があるのでは、と気遣いのひと言。「第1回目にふさわしい出場者でした!」に、会場から歓声が上がり、それを受けた斉藤君のあふれるような笑顔が印象的でした。これから出場される方々もかなりモチベーションになったのではないでしょうか!
 さあ、いよいよ今日のゲストマジシャン。藤本明義さんです。アマチュア時代はコンテスト荒しとも恐れられ、「プリあら会」会員でもあった藤本さんですが、題して「百戦錬磨の騎士のごとく」。
 まず初めにR&Bの曲にのった、たばこを自由自在に操るマジックです。炎からカードが出てきたり、白い手袋がたばこの煙と共に白いスカーフに変わりそのスカーフから白い液体の入ったカクテルグラスが出現!!会場の歓声も追いつかないくらい、目まぐるしく状況が変化します。たばこを口の中にいれたまま、カクテルを飲み、またたばこが火を付いたまま口から出てきたり。曲といい手順といい1寸の隙もない演出に藤本さんのこだわりとプロとしての意気込みが感じられます。
 カメラからは、藤本さんは顔の表情がよく見えます。その演出にあわせた表情が楽しく、見ている人たちを存分に楽しませてくれます。
 ロープマジックは、ピアノソロの軽いジャズ風の曲に合わせてとてもおしゃれな感じ。定番マジックも曲によってこんなに印象が変わるものかと驚きました。そういえば荒木会長も映画音楽のプロディースをやられていた時、役者さんの芝居が下手でどうしょうもないシーンに、粋な曲を入れることで感動的な場面に変えてしまう、というお話を聞いたことがあります。
 マジックの曲選びは、とても大事なことなんですね。マジックだけではなく、全編通じて選曲にも細かい神経を使っているのが分かる、藤本さんのパフォーマンスでした。

 荒木会長のコーナーです。プリあら会誕生6年目にての初めて「プリあら会」会員証の見本を見せてくれました。すごくおしゃれで会員証のイメージが一変します。さらにマジックが出来るのですから、持っているだけで自慢が出来ます(o^-^o)
 会長のマジックは、このとき未公開のグッツで「すべて同じカード」。ジャンボカードだけに現象がハッキリしていて、相手の選んだハート5の印象の付け方が絶妙で、驚きも倍増してしまいました。ちょっとした言い方や、声の強弱で見ている人の気持ちが変わってしまうんですね〜。勉強になります!
 その日のアフターケーキは、昼間、渋谷さんと佐藤理恵さんが作ってくれた“まるごといちご”と“黄桃のチーズタルト”。豪華絢爛!
 そしてサービス旺盛の藤本さんはアフターマジックとしてiStudioのガーデンをステージに火の付いた4,5本のたばこを次々に口の中に放り込み最後にティッシュを丸めて入れて口からは煙が出ています。見ている人から悲鳴が起こり、最後に水を飲んでたばこもティシュもあとかたもなく消えてしまいました。
 今日1日、振り返るとあまりにも沢山な、すてきな出来事に囲まれています。荒木会長の人を大切にするという考え方が、ここまで優しさに満ちた、居心地のいい環境を作り出すのでしょう。私も少しでもやさしい人になれるようにがんばるぞ〜♪

Date
Name
Diary
5月15日(土)
藤原史岳
 この日は、静岡県伊東市にあるサンハトヤホテルに行きました。実は、今年度のCBファミリー・クリスマスパーティーのゲストがジュニア渚さんと決まり、そのジュニア渚さんから「どのようなマジックをするか、観に来てください」と「プリあら会」へご招待を頂きました。プリあら会を代表して運営委員の山田さんご夫妻、小林さんと私の4人で観に行かせてもらうことになりました。
 ご招待頂きました、ジュニア渚さんと荒木会長に感謝いたします。
 サンハトヤホテルに着いて知ったのですが、今回のショーは美川憲一のそっくりさん、そのまんま美川ものまねショーがメインとなっており、そのあいまにマジックショーが入るという事でした。
 では、どんな感じでマジックが入るのかな?と思いながら開演を待っていました。幕が上がり開演すると、いきなりステージ上を縦横無尽に大きな白い布が飛んでいます!白い布が舞台袖に飛び去ると、その白い布を持ってジュニア渚さんが登場、意表を突かれるオープニング!!舞台中央にある装置まで行くと、白い布が怪しく動きだし、舞台上でピョンピョン跳ねてます。ジュニア渚さんがもう1枚布を受けとると、又怪しく動きだします。
 そして、その布から美人ダンサーが2名登場。
 ジュニア渚さんが装置を指さすとライトが強く光り、そのライトが消えると、そのまんま美川がドハデな衣装で現れました。流れが途切れずにものまねショーが始まりました。美川が何曲か歌い終わって去ると、舞台中央にある大きな奈落から、イリュージョン装置と共にジュニア渚さんとアシスタントの方がせり上がり、華麗なダンスを踊りながらイリュージョンが始まりました。
 「折り紙」と言われ、アシスタントを箱に入れて小さく折り畳み、さらに刀を突き刺すものですが、全ての動きが綺麗でかつ無駄が無い!刺した刀を抜いて行くときに、最後の刀を天高く放り上げてキャッチ(本当に凄い高さ)。これには場内喝采です。箱を元に戻すと無事アシスタントが生還。
 続いて、誰でも一度は観たことがあるリングのマジックですが、ジュニア渚さんが演じると、別次元です!動きと音楽が完璧に融合していて、観客全てを魅了します。マジックが終わると歌になりますが、天井から凄いセットが出現し、曲が変わると天井のセットもチェンジするというハデな演出。
 歌が終わると、舞台の奥にある幕が上がり、ジュニア渚さんが登場。今度のイリュージョンは、デビット・カッパーフィールドも演じたことがあるもので、ジュニア渚さんの体がとんでもないことになります!(これは是非、みなさんの目で観て下さい!)
 この後、そのまんま美川の衣装チェンジが入るのですが、早変りでマジックみたい・・というかマジックです。曲が変わると衣装も変わるすごい展開です。そして、ダンサー2人が持っている布の間に立ち、一瞬、美川の姿が隠れて、おっ、また衣装チェンジかと思いきや、次の瞬間姿を現したのは、ジュニア渚さん。
 これには観客一同ビックリ!そしてジュニア渚さんは、そこで渚一門のお家芸、カードマニピュレーションを披露。これは、もうさすがの一言です。
 ショーもクライマックスに入り、最後の曲が終わると、ハトが20羽、飛んで来てステージ上のセットに止まる、まさにハトヤホテルの名を現したエンディングで幕を閉じました。
 後にジュニア渚さんに聞いたのですが、やはり衣装チェンジの所はジュニア渚さんが演出したとの事。だから途切れることなくスムーズにショーが進行したんだと改めて感心しました。
 今回は、ものまねショーがメインの形ではありましたが、ジュニア渚さんの演出でとても素晴らしいマジックショーを拝見することが出来ました。クリスマスパーティーでは、さらに凄いマジックショーが見られること間違いない!でしょう。
 最後に貴重な一日を体験させて頂く機会を下さった荒木会長、ジュニア渚さんにもう一度感謝いたします。
5月30日(日)
篠原康子
 今日はハマック柳田さん、上口龍生さん、ミステラさん、原岡真吾さん、からくりドールさん、ぺるさん、真優さんとともに映画会。香港映画「少林サッカー」をみました♪今年、秋にマジックライブを始めて敢行されるというミステラさんの為に企画された映画会です。ミステラさんが「今年はライブをやるぞ!!」と決断されたのは、前回の「スパイダーマン」上映会の時(4/10分日記参照)。
後日、その決断の程を会長に報告したところ「それなら、勉強になるかもしれないから、これは観ておくといいかも」という会長のアドバイスの一声がもとになり、今宵、7人のマジシャンが集結されました。普通は、ただ映画鑑賞会という形になるところ、プロマジシャンが総ぞろいで会長宅ホームシアターで映画を観るという事の真意は、別な事も意味していて勉強会のようでもあります。
 『少林サッカー』は中国拳法とサッカーのダイナミックな融合。「少林寺復興」と言う筋がうまく映画をまとめ上げていて、愛あり、涙あり、感動ありの大傑作。お馬鹿映画とか、くだらないなどの批評もありでこの作品は賛否両論ですが、会長宅の一流のホームシアターで見るとその感想は必ずといっていいほど、一掃します。絶対です。
 この映画は、途中に変なキャラの人達が沢山でてきたりとハチャメチャなのですが、特に、作曲家志望の青年とダンサーになるのが夢だった中年オヤジの不気味なコラボレーションのシーンは、このホームシアターで観ないとちゃんとした笑いになりません!(映画館やテレビ画面でみたら、見るも馬鹿馬鹿しいシーンになります)そして、最後のサッカーの試合のシーンは、座っている椅子から立ち上がりたくなるほどの高揚が体中を駆け巡るほどです。
 映画終了は紛れもない大・大・大拍手!!映画を観終わった後、皆口々に「こんな傑作な映画だと思わなかった!」「感動して涙がでちゃった!」「燃えてきたぁ!!」などと口々に感想を述べていらっしゃいました(^^)「私の目指す、アクションマジックにぴったりの楽しい映画で勉強になりました」とミステラさんも大感動★
 映画鑑賞後も明け方の4時ごろまで、ハマックさん、原岡真吾さん、からくりさん、そして会長が、マジックを代わる代わる演じあったりしながら楽しく過ごしました。そんな楽しい時の流れに、いつも感動させられる事があります。
 それは、荒木会長が提供する、クリエィティブでハイソな空間の中、それぞれが、マジックを演じては盛り上がり、ジョークで盛り上がり、とにかく何んでも何回でも盛り上がっちゃうんです。盛り上がり度の点数が出る電光掲示板なんかがあったらきっと満点ランプが付きっぱなしなぐらいでしょう。そこに集っている人と人との関係の中に同じ時間を共有している価値のようなものが生まれてくるのです。
 その関係の中での出来事が、おしゃべりが実に面白い。会長がハマックさん達とマジックのセッションを楽しんでいる雰囲気は本当に勉強になりますね。演じられるマジックの不思議さ楽しさは、さることながら、そこにいる人と人が「みんなでその時間を楽しもう!!」という感覚で、そこにあるものがすべて遊び道具の一つと化していくのです。
 そして、会長を中心に人と人とがナチュラルな良い形で結びつきが深まっていき、共に過ごす時間の中で、マジックを通して人生を思いっきり楽しく遊んでいる光景が生まれてきます。
 クリエィティブな感覚の方々が集合するとワンランクアップされた遊びの共有感覚が体感できるものなのですね。毎回の事ながら私はそこに感動してしまいます。
 真吾さん、お土産の神戸のシュークリーム有難うございました。この日の会長は他のスケジュールも重なり、多忙な一日であったのにもかかわらず、私達の為にゆったりとした楽しい時間を作って下さって、今宵も有難うございましたm(_)m(^-^)!感謝!ps,ミステラさん、ライブ頑張って下さい。応援してます!
5月29日(土)
酒井玲子
 晴れ Am6時30分,自前のバスガイド衣装を着て、iStudio大洋村の旗を持ち最初のバス停に向かう。晴れて良かった!と思いながら歩いていると「おはようございます!ご苦労様」と私を本物のバスガイドと間違えて通勤バスの誘導係のおじさんに挨拶されて、びっくり!私もご苦労様です。とニッコリ挨拶した。昔からバスガイドをやってみたかった夢が40歳になってから叶えてもらえて、なんて幸せなんだろう!と改めて このバスツアーがあることに感謝しました。ヾ(@⌒▽⌒@)ノ 
 梅ヶ丘駅前では、小田急バス人気ナンバーワンのドライバー浦野さんがピカピカの新車のバスで迎えに来てくれています。 浦野さんはiStudioバスツアーをきっかけにプリンあらモードクラブにも何度か参加して、もうすっかり顔見知り。「久しぶり、元気でしたか?」とみんな声をかけるたびに嬉しそうな浦野さん。 
 このバスツアーは、最初からずーっと暖かい交流があって本当に見ていて気持ちが良いです。今回は初参加の方も多く、荒木会長のマジックの本を出版されている東京堂出版の名和編集長も息子さんとお揃いのTシャツで梅ヶ丘からバスに乗り込みました。
 「バスツアーで席が決まってるなんて始めて、面白いですねー!」と初参加のご夫婦が感激して言った。
 荒木会長はマジック会の時や、ちょっとした食事会であっても、一番その場が楽しくなるように座る席のことを気配りされる。会長に習った事の1つで席を決めて座る事は人が感激する事なんだ!と勉強になりました。
 みんな早速作ってきたおにぎりとお菓子を交換したり、楽しみながら、つぎのバス停、東京駅へ。
 今回はプロマジシャンのヒロサカイさんも荒木会長プロデュースのバスツアーにぜひ参加してみたいという事で初参加される!感激とともに、緊張感も大きい。東京駅に予定より早めに着いたら、丁度ヒロサカイさんが一番に現れた!バスが早く着いてお待たせしないで良かったー!
 旗をもって、おはようございます。と迎えると「あれあれバスガイドさんなんだ面白いね!」とニコニコしながらバスに乗ったとたん名和さんが乗っているのを見て「あれ、来てたのー!」まさかここで逢うとは思わなかったと、お二人盛り上がってました。
 席に座ると即、バイシクルの新しいカードを下ろして、プリあらのスタッフや参加メンバーのみんなと楽しそうに盛り上がるヒロさん!こんなにフレンドリーな人なんだ、と感動しました。 
 「みんながバスに乗った時からずーっと盛り上がってるのは、このバスツアーしか見た事ないね」と、浦野さんが前に言ってたけど、今日はヒロサカイさんと一緒のバスに乗ってトマト狩りに行ける幸せに、またまた盛り上がることが出来ました!
 3つ目の本八幡バス停で全員が揃って、いざ大洋村へ!ラッキーな事に道も空いていて、バスはスムーズに進んで行きます。恒例の、自分の友達を紹介するコーナーでは、毎回、参加されてる人たちの血液型や、星座、なども考えます。『参加者の個性や魅力が伝わるように、しかも面白く、その場でフォローするにはどうすれば・・・』なんて、自分で、盛り上げてる気でいました。が、今回、バスツアーの担当をして、自分は、ほとんど何もやってない事が分かりました。
 プリあら会の時、ゲストのマジシャンの方を拍手で迎えて、マジックを見せてもらえる事に何かを返そうとする会の精神が、このバスの中にもあるから私も楽しくガイドが出来るし、紹介コーナーも、こんなに盛り上がるんだと感じました。
 あっと言う間にトマト狩りの、松井農園に到着してしまい、今回、大洋村について調べてきた事は半分だけしか話せませんでした。知れば知るほど大洋村は本当に面白い土地なんだと分かってきます。前後しますが、トマト狩りの後ヒロサカイさんと名和さん親子が、目の前に広がる田園風景をしばらく黙って、しばらく見ていたのが印象的でした。
 さー、いよいよトマト狩りへ!オーナーの松井さんはiStudioバスツアーのために今日が食べ頃のトマトを沢山育てておいてくれました。松井さんの暖かい気持ちに嬉しくて涙が出そうになった、、、。巨大なハウスに入ると昔なつかしいトマトの青臭さに、「いい匂い!懐かしいトマトの匂いだ」と皆食べる前から感激してました。しばらくの間9種類のトマトの味を堪能しました!
 ここでアクシデント発生!バスがメイン通りから測道に入れない。「みんながトマト狩りをしている間にどこかでUターン出来るとこ見つけてバスの待つ場所を確保しないと、トマトを持ったまま、遠くまで歩かせることになるよ。」とあせる浦野さん「酒井さん、出番ですよ。バスがUターンする時、来た車を止めてくれるかな。」真剣な浦野さんをよそに初めてガイドとして役に立つ時が来たぞと、内心ワクワクしていた私だった。ここで!と思うような狭い路地で見事にUターンし、ハウスに一番近いあぜ道にバスを止めた。 私が、「さすが人気ナンバーワンドライバー! 本当に浦野さんだと安心です」と言うと、「このバスツアーだと、なんか、がんばって、どんな道でも入ってあげたいって思いますね。いつもならことわるけど、バスも汚したくないしね。こんど一緒にバスの下見ツアーに行きたいな。そうすればどのコースでバスが走れるか分かるし、時間も短縮できるから」
 こんな言葉を聞くとは思わなかった。    
 浦野さんにとってiStudioバスツアーがそこまで大切なものになっている事を知って凄く感動した。いつもはバスで待っているのに、この日はトマト狩りをみんなと一緒に楽しんでいた。   
 みんな9種類のトマトをたっぷり味わって、自分でもいだトマトを大切そうに箱につめて大満足!最後に農園の松井さんからランチのバーベキューで焼きトマトにすると美味しいからと、真っ赤なトマトを沢山頂きました!
 毎回、iStudioバスツアーのためにと農園の方達が特別に良くしてくださる。今回のトマト狩りも、自分の人生には、本当は存在するはずがなかったことだ。どうしていつもこんなに感動的ことが起きるのだろう。iStudioバスツアーの中で感動の言葉やシーンにいくつも出会う。
 日々の生活に追われてる人、孤独感がある人、どんな人も、みんな、このバスツアーに絶対1度参加してみてほしいです。友達や親も誘って。知らなかった友達の素敵な面を発見したり、人生観が変わる素敵な何かがこのバスツアーにはあるんです。
 ここでまた素敵なことが、、、プリあら会の会員でいつも素晴らしいマジックグッズを造られる山田さんがトマト狩りのお礼にと松井さんに、中が紫色の美しいウォレットをプレゼントされた!ウォレットの中に挟んだ紙が1000円札に変わってしまうマジック!松井さんは、びっくりして、「紙がお札に変わるなんて面白いですねー」と嬉しそうだった。初心者の松井さんが出来るように作られたそうで、山田さんから説明をうけて、「がんばって練習しますよ」と大切そうに受け取った。
 iStudio大洋村に住んでいる五十嵐美智代さんが、松井さんのところに遊びに行くたびにプリあらグッズ
のマジックを見せている事で、松井さんはマジックがとても好きになったそうだ。
 バスまで見送りにきてくれた松井さんに「また来年きます。ありがとうございました!」と皆で手をふってバスは一路、広大な北浦湖が見渡せるサンセットビレッジへ向かう。
 今から19年前に荒木会長は大洋村の中でも湖の見下ろせる最高の山を手に入れられて、友達のために別荘村を作られた。毎年夏になると、サンセットビレッジには300個の仲間の名前が入った提灯がつるされて何百人もの人達が集まってきました。会長は人口7000人の大洋村で最大のお祭りを10年間も創られていたんです。今でもお祭りのことは地元では有名です。普通のお祭りと違い屋台も舞台も全部友達同士で創っていくという、どこにも無いお祭りでした!

 iStudio大洋村に着くと「わー大きい」「広いし、庭もすばらしいわねー」「湖が見えて気持ちいい!」「すごい、ビリヤードがあるー!」と感激の声があがる。早速、美味しいランチを作るために、チームに分かれて火おこしやら野菜の皮むきがはじまった。 
 料理がお得意のヒロサカイさんは、バンダナをして、イカ焼きそばに使うイカを「新鮮だねー」と丁寧に1つ1つさばいていく。最初に出来たエリンギともぎたてトマトのガーリック炒めに、皆が集まる。「美味しいっ!」と、歓声があがる。「これ最高だよ!!」ヒロサカイさんの声が一番大きかった。
 本当に大自然の中、湖を見ながらみんなで作って食べる楽しさは感動以外ない。そして素材は美智代ちゃん親子が選りすぐって集めた大洋村の、美味しくて新鮮な野菜にお肉、お魚、お米。みんな幸せを感じて、本当に普段よりエネルギッシュで、楽しそう。
 特に、体が弱いというイメージの名和さんが、カニのみそ汁チームで大活躍する姿を見て驚いた。「名和さん、大丈夫ですか?」と聞くと「昔はキャンプとか良くやってたんだよ、忙しくてずっと、やってないけど、、、」と、意外だった。
 その話をあとで会長にお話したら、「いつもの名和さんらしくないって、みんなは驚いたみたいだけど、今日の名和さんが本当の名和さんなんだよ、きっと。バスツアーに行って名和さん自身が本当は自分が何をしたかったかを思い出すきっかけになったんだよ。」「バスツアーをやっている目的のひとつに、その人が、自分の人生を見直す機会を、って事もあるんだよ。」
 この環境にいられて本当にスゴイと思いました。
 ヒロさかいさんはじめ、あの有名な日本料理の吉兆の料理長の伊藤さんもこのツアーに参加してるので、その料理へのこだわりが、みんなにも伝わってバーベキューは美味しく、盛り上がります。
 そして、マジックショーの始まりです。今日のために親子マジックの手順を作り、きれいな衣装で演じてくれたプリあら会メンバーの広沢さんと、会員のマジックで大受けだった中村さんもシルクを使った楽しいマジックを演じて」くれました。
 そして最後にヒロさかいさんが、不思議なカード当てのマジックを贅沢にも見せてくださいました。拍手!拍手!
 最後に、今日の思い出にと、那珂湊で美味くて新鮮な魚貝をみんな沢山おみやげに買いました。ツアーを一緒に担当している金丸由美ちゃんが「お母さんの誕生日だから」って好物のさざえを沢山買っていたのが微笑ましかったです。
 いつもそうですが、一生の思い出になる、凄く楽しい一日でした。初めて参加した友達は「また絶対来たい!」と言っていたし、ヒロサカイさんは「お年寄りから小さい子までこんなに仲いいツアーはいいね!毎回参加出来たらしたいなあ」とおっしゃってました。私もツアーはすべて成功と思っていましたが・・。
 
 あり得ない事をしていた事がツアーが終わってから分かったのです。
 長年、陶芸がご趣味のプリンあらモード会の会員であり、毎回このバスツアーが好きで参加されてる、御年輩の宮田さんが「このバスツアーのために」と、ぐい呑みを45個も作ってきてくださいました。帰ってからスタッフの皆で、バスツアーのプロデューサーである荒木会長にその話をしました。会長はすぐに、「凄いな、そんなに沢山どうやって作ったんだろうね。ちゃんと宮田さんにスピーチしてもらったの?」
 私は担当なのに、宮田さんが膝の上に重そうに持たれていた"ぐい呑み"を受け取りもせず、知らない間に宮田さんは、近くに居たみんなとそれを配っていたのです。バスにもどったら、私の席にぐい呑みがおいてありました。でも、嬉しいと思っただけで、あとは何も感じなかったんです。
 心のこもったぐい呑みを、そんなふうに扱ったことに対して、会長は、
 「なんで、自分達が"ぐい呑み"をもらえるのが当たり前って考えるの? このバスツアーでも、プリンあらモード会でも、参加した人やゲストのマジシャンに何を渡してあげられるかが大切な事なんだよ。もらう事じゃなくて、作ってきてくれた宮田さんに何を渡せるかってすぐ思う事なんだよ。」
 「もしそう考えられたら、バーベキューの時にでも、10分ぐらいコーナーを作って宮田さんに、作る時の苦労とかスピーチしてもらって、頂いたぐい呑みに日本酒とかジュースをついで乾杯する。そうやって、みんなで宮田さんのやさしさにお返しができたのに」
 会長のお話を聞いて、自分が担当として、バスツアーの主旨とは、まったく逆のことをしていた事が分かりました。私は、バスツアーの中で感動して、何かわかってきた気でいたけど、本当は、わかってないどころかもらう事に感激していたんだ!大反省しました。
 ありえないトマト狩りが出来ることも、浦野さんがバスツアーを好きになるのも、ヒロサカイさんが、あんなに楽しんでいるのも、この素敵なバスツアーに「心の贈り物」があるからなんだ。ぐい呑みの事で自分のひどさが分かった事が本当にありがたいです。宮田さんの"ぐい呑み"は秋のバスツアーの時に、会長の素敵なアドバイスで、もう1度お披露目することになりました。
 私は iStudio大洋村バスツアーが大好きです!こんなに楽しくて感動して人間が大好きになれるツアーはどこにもないと思います。自分や友達がこのバスツアーに参加出来る事に心から感謝したいです。
 
5月25日(火)
宮崎悦子
 楽しい気持ちや嬉しい気持ちが溢れたり、感動でいっぱいになる日をたくさん持っている人が幸せな人というのかな、、、と最近思うようになりました。
 生活に追われて、ただただ、時間を取られている友達もたくさんいます。悔しいとか悲しいとかではなくて、感動して涙が出てくるような出来事や興奮して眠れなくなってしまう事がいつだったか忘れてしまったって言われたこともあります。
 いつも、プリあら会に参加して思います。今日、この会場にいる人は本当に素敵な時間を持つことができて幸せだな〜と。そして、今日も、盛り沢山のプリあら例会でした。会員のマジックは、「アフローズ」という女性4名のユニット!(^0^)
 荒木会長プロデユースの「パッションローズ」というダンシングチームにもメンバーでもあるんです。今回は1名幼稚園の女の子が加わっています。若くてかわいいメンバー達と、小さくておしゃまな女の子がいろんな色のアフロのかつらをかぶって、ダンシング&マジック☆メンバーもとっても楽しそうで、会場も大盛り上がり!!こんな素敵な会員のマジックというコーナーもプリあらならではだと思います。
 そして、今日のメインゲストは、遠藤大河さん。見るからに好青年の彼は仙台から上京。ウィザ?ド・インの事務所に履歴書を持ってきて、「ここで働かせてください!」とやってきたというもとは甲子園球児だっという情熱的に頑張っている若手マジシャンだそうです。
 Magic Castle Scout Caravan 2004ギネスに挑戦!のコインロール部門でギネスに載っているなんて、凄いです。例会でも、そのコインロールを見せて頂くことができました。他にもコインやカードのマジックを見せて頂きましたが、私が一番興奮したのは、がま口だけのお財布に、お金を入れると消え、出すと出現するというマジックでした。とても不思議だったな、、、。
 私は、後ろの席にいたので、大河さんの師匠である柳田さんが、大河さんのマジックに、身を乗り出してビデオを取ったり、演技に対して思わず声を上げたりしている姿が印象的でした。以前に会長にして頂いたお話の中で、「会社の上司が部下に怒るのと、師匠が弟子に怒るのは、同じように見てしまう人もいるかもしれないけれど、全く違う。決して師匠のためでなく、弟子の成長のためなんだ」と言っていた話を思い出しました。
 最近、自分も、何かを教えてくれたりアドバイスをしてくれる人がいるだけでも凄いことだし、まして、もし怒ってくれる人がいるなら本当に幸せなことなのだなと思うので、その姿にも感動してしまいました。
 そして、プリあら会でのもうひとつのメインとも言われる会長のコーナーです。最初に、雑誌を切っただけの紙を見せてお金に変えるというマジックを見せてくれました。しかも、これは種を知っている人の方がビックリするという驚きのマジック!!マニアの人たちはもちろん、柳田さんも、思わず体を乗り出されていました。荒木会長流のマジックなのです。
 そして、7月に発売される荒木会長のテクニックのあるカードマジックをやりたい人の入門編、「テクニカルなカードマジック講座・CD-ROM付き」その本の表紙の候補が二つ出来上がったので、会員でどちらかに決めてほしいと美しい表紙を見せてくれました。圧倒的多数で、仕掛けのある表紙の方に決まったのですが、これは発売が楽しみですね。
 続いて、ワクワクドキドキ☆プリあらマジックグッズの紹介です。今回はアシスタント付きで、マギー酒井とネコチャイナ・ナカタさん。この妖しく(?)魅力的な二人も荒木会長プロデユース。
 マギーサカイは、この妖しいお面をかぶると、運営委員の酒井玲子さんの動きがおかしくて、大爆笑の渦に巻き込まれると言うことから、会長が、その姿で中田さんと組んでマジックをしたらおもしろいのではないかと誕生したんです。とにかく大大爆笑でした!!☆
 紹介されたマジックは膨らませた風船から割れたとたんに、お客さんの選んだカードが出てくるんです。そんな不思議で楽しいマジックが、プリあら価格では2700円とのこと。びっくり!!荒木会長が、会員のためにと時間と手間をかけて、探してくれる楽しいマジック。それが、こんなに安く手に入るなんて本当に凄い。
 今日も、楽しさと感動と興奮につつまれて一日が終わったのでした。
5月12日(水)
小林弘
 開演5分前、会場は70人を超える参加者が席を埋め尽くし、軽快なテーマソングに乗って例会がスタートします。M.C.(Master of Ceremonyの略、司会)が重そうな金塊を持って登場&お客さんにプレゼント、と言っても本物そっくりの箱ティシューですが…。
 映画“ブルース・ブラザーズ”を彷彿させるダンディーな格好をした今回のM.C.は、ハニー河村さんとベテランの佐々木さんです。『我ら名付けて“MIB!(MIBとはMagic in Brothersの略)”。ゲストマジシャンが女性の時、限定のユニットです』と、オープニングから会場は爆笑の渦。インパクトある展開だけにこれから行われるマジックの数々にますます期待が膨らんでいきます。
 まずは、最近積極的にマジックを披露してくれる森田君の会員マジックです。いきなりシルバーボールの浮遊から始まり、スプーンが折れて元に戻るユニークな展開へ。最後にはトランプのマークが動いてお客の選んだトランプを見事に当てたりと面白いマジックを見せてくれました。
 続いて海外からのビジターマジシャン、“マジック・マイクさん”が、わざわざ道具と音楽まで準備してお越し下さり、『SLIDING SUCKER DIE BOX』と音楽に合わせたコミカルな動きで見せる『Pom-Pom Pole(チャーニーズ・ステッキ)』を演じてくれました。どちらも面白く見せる為のテクニックが要るマジックだと思います。ましてや言葉の通じない私達を相手に、ジェスチャーだけで楽しませてくれました(マジックって、やっぱり言葉の壁や国境を越えて伝わるものなんですね)。
 さらに、ゲストマジシャンMistyミュウさんが所属するウィザード・インの柳田さんの紹介で伊東広樹さんとマスター仁さんが、それぞれマジックを披露して下さいました。柳田さんも伊東さんも数日後にはアメリカに行かれるとの事で、お忙しい中、お越し頂いて有り難うございました。
 プリあら会のオープニングからゲストマジシャンのショーまでの間は、本当に多彩なマジックが楽しめ、メインゲストを迎える頃には、必ず会場の空気が温められているんです。それは何よりも『パフォーマーとお客さんとが一緒になって空間を作り上げていく』という「プリあら会」の趣旨のひとつが、荒木会長によって構成されたプログラムに、エッセンスとしてさり気なく組み込まれているからなんですね。
 そして、会員もビジターのマジシャンもスタッフもいつの間にか『自分も何らかの形で係わりたい』という気持ちになって行く…(これって凄い事だと思いませんか?)これが、「プリあら会」の、他に類を見ない特徴であり魅力なんですね。
 続いては、毎回豪華なゲストマジシャンの招聘をして下さり、例会ではテンヨーのマジックグッズを始め、時にはステージマジックまで披露して下さるサービス精神いっぱいの唯一無比なプリン副会長のコーナーです(私個人にも、いつも有難いアドバイスをして下さる心優しく、誰からも愛される不思議な魅力あるマジシャンです)。
 そして、今回はテンヨーの新製品『バニシングデック』と『クローンデック』を組み合わせた手順を披露して下さいました。実は、オープニングの金塊(ティシューボックス)も、プリン副会長からプレゼントでした。続けて、プリンコーナーではお馴染みになってきた藤原君のマジック、相手の選んだトランプが一瞬にして透明なビニール袋の中に現われるマジックを演じてくれました。
 そしていよいよゲストマジシャンのコーナーです! あっ! しかし、ここでみなさんに朗報です!今回のメインゲストのコーナーは、News& Informationのページでご紹介の通り、動画で見ることができます(もちろん、Mistyミュウさんと柳田さんのご好意です。ありがとうございます)。
 プリあら例会に参加できなかった方、参加してあの楽しかった時間をもう一度見たいという人、地方にお住まいでなかなか参加できないとおっしゃる方、まずは動画でお楽しみ下さい。今宵のテーマは”テクニカル・ファンタジーの夕べ”。Mistyミュウさんマジックショーの開演です。http://www.us-wizards-inn.com/mewmew/mewindex.htm
───────────────────動画鑑賞中!────────────────
 如何でしたでしょうか?『えーっ!』『凄ーいっ』『不思議!』いろんな声が聞こえてきそうです。文章では伝えきれない独特の雰囲気を味わってもらえたのではないでしょうか? Mistyミュウさんの魅力的なパフォーマンス、スマートな衣装、場を盛り上げるトークの数々、素敵でしょ? 
 最近は、パソコンやテレビの画面を通してマジックを楽しめる便利な時代になりました。しかし反面、その場でしか感じる事のできない感動、パフォーマーと観客の一体感、会場の熱気などは、やっぱりライブで味わうしかないのです。
 「プリあら会」で繰り広げられるマジックは、特に、マジシャンと観客とで作り上げられているんだなぁとつくづく感じます。みなさんにも是非、「プリあら会」のライブで体感して欲しいですね。
 もうひとつ、ここ最近、例会の雰囲気が抜群に増した要因に音響の充実があります。本格的音響機材一式(マイクは国会中継使用のものと同類だそうです。スゴーイ!!)を持ち込んだり、トークの時もBGMがかかっていたり、さり気ない格好良さがあります。
 そして荒木会長のコーナーです。ここ最近、会員の楽しみのひとつになってきた『プリあら会グッズ』の紹介です。本日、マジック・マイクさんが演じられた“ダイ・ボックス”のミニチュア版(例会後、マイクさんが真っ先に欲しがったそうです)や“聖水を呼ぶ壺”などなど、沢山のグッズを面白おかしく実演して下さいました。特に、“フローティング・ライト・バルブ”の演技は何とも言えない可笑しさがあり、場内大爆笑でした。
 しかし、最後に演じられた“相手がこっそり触ったカラースティックをズバリ当てる”マジックは、ちょっとした恐怖さえ感じたくらいに大変不思議でした。
 今回の例会日記はいつもとは少々趣向を変えて、メインゲストコーナーに至るまでの様子に重点を置いて長々と紹介してしまいましたが、プリあら会の全体の様子も少しはお解かり頂けましたでしょうか?
 でもやっぱり、あなたの目で、耳で、身体で、感じ取ってもらえたら、出演マジシャンにもきっと喜んでもらえるのではないでしょうか?
 という訳で…皆さんのご参加お待ちしています。
5月10日(月)
佐々木由喜雄
 東京:小雨 今日は国立演芸場で連日行われている、第15回“大演芸まつり”の最終日、『ザ・マジック』の日である。ダーク広和さんと副会長のプリンさんのご好意で分けて頂いた貴重なチケットのお陰で参加できた。
 国立演芸場は、このイベントの主催である日本演芸家連合(会長:三遊亭金馬師匠)の皆様の運動によって、25年前に、歌舞伎の国立劇場に対して、大衆演芸の殿堂として造られたのだそうだ。その殿堂でのおまつりの千秋楽がマジックだった。
 ダークさんの言う通り、平日の昼間、しかも小雨なのに、満席だった。が何故かビミョーな違和感を感じた。若者や子供が少ないせいか・・・。
 いよいよ開演。出演マジシャンの半分以上が、「プリあら例会」でお馴染の方々だったのが嬉しい。渋谷慶太さん、シンコー&トモコさん、ともに一段とスケールの大きさが感じられ、新しい魅力がいっぱいだった。
 司会のアサダ二世さんから、沖縄のほのぼのマジックの春風トシローさんと、物真似冗談マジックの亀仙人さんが、日本奇術協会の新人として紹介されていた。年末のTV東京のM1での長谷和幸さんの秘技がナマで見られた。スゴイ!
 日本奇術協会の北見マキ会長の、歌舞伎の鏡獅子を想わせる迫力ある和妻はさすがだった。大好きなドリームかずよしさんのハリーポッターの新ネタは、期待通りのいい加減さで大笑いした。特にタイトルのギャグはおかしかった。「去年、ケン正木さんが胆石で入院したんですヨ。友達なのでホントに心配しました。そこで決まったタイトルが、ハリー・ドリーム・ポッター『ケンさんの石』...(笑)」
 トリは大御所、松旭斉正恵さん。初めて拝見したが、衣装も艶やかな美しい舞いと和妻にウットリ。仲入りの時、幹事長のケン正木さんの口上。「...全国いろんな所で演じますが、毎年この会場が一番やりにくいんです。お客さんがマニアの方ばかりなんで、拍手がない、笑わない、驚かない、反応がない(笑)・・・」
 ン!...ビミョーな違和感の謎が解けた。それは、「プリあら」との違いだった。そういえば、すぐ前の年輩の女性客同士が、マジシャンの演技の間中、ずっと何かヒソヒソやっている。どうやらお互いにタネの解説をしあっているらしい。ドリームさんのギャグの時など、思わず大声で笑った自分が浮いているのを感じた。確かにノリがよくない。
 マジックを楽しまないで、研究してもしょうがないんじゃないかなぁ...?楽しい事も、楽しませる事も大好きな人達の集まり。パフォーマンスはもちろん、レクチャーまで楽しんでしまう、プリンあらモードマジッククラブで本当によかった。(^-^)v
5月2日(土)
篠原康子
 ゴールデンウィーク真っ只中!ヒロサカイさんが荒木会長宅のホームシアターに映画鑑賞にいらっしゃいました。
 封切り映画のほとんどを映画館に観にいかれる映画好きのヒロさんが「僕の今年のベストに入る!!」とお勧めの「おばあちゃんの家」(韓国映画)を観るために。単館上映されていた作品でDVDになるかわからないけど、もしDVDになったら、「会長!!是非、おばあちゃんの家買って下さい!!一緒に観ましょう!!」とヒロさんがだいぶ前から会長におねだりしていたのです(^-^)
 「おばあちゃんの家買って下さい!」って(映画の題名)だと知らない人が聞いたら・・・へぇぇ〜ヒロサカイさんと荒木会長ってそんな物(家)をおねだりする仲なの?なんて勘違いされちゃうかもねぇ・・・なんて冗談を飛ばしていたヒロさんです)
 会長宅のホームシアターは日本のベスト3に入るといっても過言ではないほどの設備でAV業界でも超有名。映像&音響等の全てを網羅する超ベスト環境。映画をこの上ないグレイドで観賞できる贅沢なこだわり空間です。駄作か?と思われた作品でさえも感動の逸品になってしまう魔法の映画館なのです。
 今まで、多数のマジシャンの方々がそれを体感し、このハイクオリティーホームシアターで映画というエンターティメントに魅せられた事でしょう。「映画を始めてみた気分です。人生観が変わりました」などといった感想を今まで沢山、耳にしてきました。それほどまでに・・・とにかく★素晴らしいのです☆☆

 「おばあちゃんの家」はド・ド・ド田舎村を舞台に繰り広げられる(心優しい)祖母と(生意気な都会っ子の)孫の愛情物語。ラストシーンでいっきに人の愛がスクリーンいっぱいあふれる出る演出になっていました。エンディング曲が流れる中、ヒロさんは鼻をかまないではいられないほど涙・涙・涙していました。
 ここでみると、自分までもがそこに(スクリーンの中)存在しているかのような体感を味えます。なので、ヒロさんの感涙は尚更だったのでしょう(ヒロさんは、この映画を映画館に2度観にいっているそうです)解像度の高い映像力(おばあちゃんの足のツメの黒ずみや薄汚い畳などあらゆるリアリティさ)のなせる技にも大・大感動されていました。
 残念ながら日本の映画館では、ここまでちゃんとした映像と音で観れる所はないようです。映画館では見えなかったものがここでは細部にわたって観えるので、「えっっ??こんなの写ってたっけ?」「見た感じが映画館と違う??」なんていうのは日常茶飯事ですからね。ひどい時は物語まで変わってしまうのですから、なるべくいい環境で観ないと正当な批評など出来ませんね。私も映画は大好きなので、ヒロさんとは映画の話をよくします。お会いした時は必ずといっていいほどです。
 私は「人生の勉強をするつもりで映画をみてごらん」と会長に教えられ、毎週最低・2本はDVDで映画(DVDは会長にセレクトして頂いたものをお借りして)を鑑賞する事にしています。そういえば「プロマジシャンたるもの勉強の為にもっと映画をみるべし!!」といつぞやヒロさんもおっしやっていましたっけ。
 そして、映画を観終わった後は、必ず会長に私のつたない感想を聞いて頂くようにしています。その後、会長からそれらの映画の優れた点などを解説して頂くのです。そうすると、作品の真髄にふれられ、より勉強になります。何も意識することなく流すように映画を観ていた時代は、ストーリー重視で、映画の本来の醍醐味を吟味する事など全く出来ませんでした。
 「そんな見方はつまらないよ。映画は総合芸術なんだからと会長に教えて頂き、様々な視点から観る映画の面白さを伝授してもらいました。映画をもっと解りたいと「シナリオ学校」にも通ったりしました。
 今や、監督やカメラや音楽や美術(背景)や俳優の演技や・・・様々な切り口から映画を楽しんでいます。映画が大好きで麻薬のように体が反応してしまう程です(薬切れになったら大変(笑))。一つの題材を様々な角度から楽しむという形は潜在能力向上の鍛錬をしている感じにも似ています。会長の解説付きの映画鑑賞は私にとって「教養の泉」なのです。
 {教養}と{雑学}は根本的に異なる物なんだという事もその中から学びました。単に多くのことを知っているだけでは人生の役に立つ教養にはならないようですね(^^;)。

 ヒロさん、また映画ご一緒しましょう。。そして、語り合いましょう!ヒロさんお勧めの映画は「総チェック」の私です。ちなみに、ヒロさん一押し最新の一本は「ラブ・アクチュアリー」なんですって。観終わったの余韻が実に暖かな映画だそうです。はやくDVDにならないかなぁぁ。。。またの映画会がこの上なくとっても、とっても楽しみで〜す♪
 さぁ、物事の味わい方を知っている教養深い、オシャレな大人になるために、意識しながら映画を観よう、掘り下げよう!!
Date
Name
Diary
4月30日(金)
隅谷治子
 今日、会長宅にマジシャンのYUSHIさんと立林崇さんがいらっしゃいました。”YUSHIさんが大の映画好き”ということが、「プリあら会」にゲスト出演された際のアフターで分かり、会長宅のホームシアターでぜひ鑑賞したいと、今日の日が設定されました♪
 YUSHIさんは「プリあら」HPのグッズページもチェックしてくださっているようで、「見たいなぁ〜」とリクエスト。まずは、話題沸騰の大人気商品「インディアンの風車」から。早速、お二人とも購入され、会長指導のもとに練習を始めました。プロマジシャンの方が、素に戻って真剣に練習されている姿を見るのは、映画のメイキングを見ているようで、なんだか得した気分がします♪
 色々、見てもすぐには、「欲しい!」と言わないYUSHIさん。「いくつか見て、最後に決めようと思っています」と言っていたのに、「バスタブのブロンド美女」を見たら、「それ、下さい!!」と、即反応されていらっしゃいました。「安くて簡単に出来ておもしろいものってなかなか少ないんですよね〜。これ、講習会で使わせてもらおうかな!」と、おっしゃっていました。いくつか面白がって見ているうちに、「もう、何でもかんでも取り扱って(プリあらグッズを)めっっちゃめちゃ大きい日本一のショップにしちゃいましょうよ〜、っていうかして下さい!」と強く要望されていました(^O^)。
 さて、メインの映画は「グリーンデスティニー」「レジェンド・オブ・フォール」「グローリー」の3作品が選出されました。どれも名作、そしてスーパービット版。スーパービットとは、DVDの特典映像など余計なオプションを省き、その分、映像と音のクオリティーを重要視した特別版。この3作品は、どれをとっても素敵な映画ですが、お二人はご覧になった事が無いそうで、結局、南北戦争を描いた隠れた名作「グローリー」が選ばれました。
 YUSHIさんは、映画を見るとすぐ泣いてしまうそうなんです。気付くと襟元までビショビショになることが多いとのことで、今回も白いタオル持参でシートへ座られました。
 いよいよ上映開始です。南北戦争の怖さ、迫力、初の黒人部隊を指揮していく若い大佐の葛藤、アカデミー賞を受賞したデンゼル・ワシントンの演技、会長宅シフターでは、俳優のちょっとした表情まで、それこそ顔の皮膚が1mm動くことまでがしっかりと目に焼き付きます。見終わった後のYUSHIさん、「初めて、本物の映画というものを見ました。。。。。。。。。。。。」と、感動と戦争の恐怖感を訴え、まるでご自身が戦争から帰って来たかのように脱力されていました。
 ”映画は、見るものではなく、体験するものだ”ということ。「会長がそうおっしゃていたのが、良くわかりました。右後ろの方で小鳥が冴えずっていましたよね!思わず振り向きそうになりましたよ」とお二人。
 まだまだ、語っていたいご様子でしたが、終電がなくなるからと早めにお帰りになりましたが、「南北戦争について、朝まで二人で語り合います!!」と言って、玄関を出られました。
 映画を見た後の会長のお話も私たちはとても楽しみにしています。「あそこは、理解出来た?」とか、「あそこで、ああしたのは分かりにくかったでしょ」などと、普通の人が見落としがちな要素や、なんとなく感じているけど汲み取れていない部分を、様々な角度から的確に示してくださいます。ハリウッドの制作陣がどう考えて作品を作っているのか、日本人には理解できない宗教上の問題とか、映画の中には膨大なメッセージが盛り込まれています。自分一人では、10分の1しか感じられない事が、会長の話を聞くことによって、残りの不明確な部分が、心地よく明らかになっていくんです。
 ここで、映画を見られる事はもちろん、お金を払っても聞けない貴重な話を聞ける事、本当に凄いなーと思います。団欒中にYUSHIさんから電話が入り、「会長の話も聞きたいし、今度は、ゆったりした作品を余裕を持って見たいですね」と切望されていました。また、次回、ご一緒に見させてもらえる事を楽しみにしています♪
4月21日(水) 篠原康子
 初夏を感じさせるほどの汗ばむ陽気。私と隅谷さんはPM5時10分頃会場地下駐車場に到着。5分もたたないうちにマーカー・テンドーさんもいらっしゃいました。
 「ひさしぶりー!!な〜んだぁ?二人ともちっともかわってないなぁぁ。その、若さを保つ秘訣はなんなんだよぉぉ?」と開口一番のテンドーさんのお言葉。テンドーさん曰く2年ぶり再会!?テンドーさんこそ、相変わらず元気溌剌若々しい(^0^)/
 ハイヒールで例会用の荷物をガツガツ運ぶ私に「すっごいねぇ。女性とは思えない。相当、荒木会長に鍛えられてんだねぇぇ」なんて冗談を飛ばし合いながらの楽しいセッティングタイムの始まり。まずは、テンドーさんご持参のバックカーテンの組み立てから始まりました。この前は「黒だったから、今度は青をもってきたよ」と何分もたたない内にあっという間に、たったひとりで組み立ててしまいました。(スゴイ!!)
 プリあらの早入りスタッフは皆、女性なのでテンドーさんのようにバリバリ、会場セッティングを自らやってくださる方がいてくれるというだけで、とってもうれしくなります。今日はテンドーマジックグッズのブースあり♪
 さぁPM7:30になりました。音響OK!!照明OK!!もろもろスタンバイOK!??いざ、オープニング!!ってな時にテンドーさんはまだ、ご自分のマジックブースでディーラーショー!??・・・「テンドーさん、そろそろ始めますが」と私が言うと「あっいけない、いけない。自分のスタンバイしなきゃゃゃ」と大慌てで楽屋の方へ。早く来たわりにはホントに忙しい〜」などとつぶやきながら、ご自分のセッティングを開始されていました(^-^)
 それと平行進行でいざ!オープニングです♪今日の会員のマジックはマジックグッズをなんでも手作りしてしまう山田秀樹さん。アマチュアとは思えない貫禄マジック。冷や冷やするところなど何ひとつなく、安心して楽しませてくれるので、私は雰囲気のよい山田’s MAGICが大〜好きなのです。
 今日はビジターマジシャンも目白押しでした。ダーク広和さん、ミスタージョーカーさん、ドルフィンマジックのあさおかるいさん、花田ももさん。プリあら会は、プロマジシャン特有の業界派閥もなんのその。みーんな仲良く一同に会せる場である事も特徴のひとつなのです。テンドーさんはプリあらにいらっしゃる度に「なんで、ここにはこんなにプロマジシャンが集まってくるのぉぉぉ?おっかしいよ(^o^)と口癖のようにおっしゃっています。
 さて、今回のメインゲストのコーナーは題して「桜吹雪で花道を」☆★☆
 そのタイトルにふさわしく、スター性が心身よりキラリと光るマーカ・テンドーさんの登場です。腕前も確かな上に長身ですので、ステッキの出現も、リング、シルクどれをとっても素敵でカッコいい。絵になるとはこのこと。マジックは演じ方によってつまんなくもなれば面白くもなるとおっしゃるテンドーさんのmagicは、どんな場面でも観客とコミュニケーションをとり、観客を暖かで楽しい雰囲気に浸らせてくれるんです。
 今日は、しゃべるマジックを中心にやりたいと、会員に冗談いって笑わせてばかりいました。客席からお手伝いの男の子を選出。「君どっかで僕にあったことない?」と真顔で尋ねるテンドーさん。前回プリあらゲストにいらっしゃった時にマジックのお手伝いをした男の子と同じ子を偶然、選出していたんです。「前も一緒にマジックしたよねぇ!!」とテンドーさん。よくぞ、覚えていらっしゃった。私、しばし感動!!さすがプロです。
 かずおくん(渡辺かずおくん(小・5年生))のリアクションがとてもいいので「これは、マジックでうけてるんじゃなくて、かずおくんでうけてるんじゃん!!」なんて苦笑したりして。。テンドーさんは実に話しの切り返しがうまく楽しい。あっという間の30分。もっともっと見ていた〜いと思わずにはいられない、テンドーさんのマジックでした。
 さて、プリあらの大将・荒木会長のコーナーです。今回のこのコーナーはとってもドラマチックでした。誰もやった事がない奇跡のマジックに会長は挑戦!!・・ところがちょっとしたハプニングが発生!!そして、続行不可能。そして、この続きは7月2日の例会の時に・・・と会長が言われました。 7/2までには、2ヶ月半もあります。その間に例会は4回。ドルフィンカンパニーのるいさんが「なんで、そんなに待たなきゃならないの、直ぐに見たいのに!」と、不満顔をされて近くの会員に抗議されていましたが、本日遊びにいらしてるダーク広和さんが、とても見たがっているのを配慮されて、広和さんのメインゲストになる7/2を選んだのだろう、と聞いて、納得されていました。
 プロローグと化してしまった会長のmagicですが、皆がこの続きを死ぬほどみた〜いって☆顔をしていたのがとても印象的でした。一日千秋の思い・・楽しみだなぁぁ。プリあら始まって以来のファイナルまでが最長のマジックです(*^-^*)
 更に、magic終了後、会長からとても勉強になるお話しを頂きました。とっても感動しましたので、私なりに咀嚼(そしゃく)したものを書かせて頂きますね。

 人は誰もがみんないい種をもって生まれてきています。その一人一人のいい種の部分がニョキニョキと芽を出し、楽しい人生を送っていけるといった「不思議な場」があるとしたらスゴイと思いませんか?そして、その「場」は、皆の人生の中に偶然ではなく、仕組まれて存在しているとしたら。。。自己の良い部分が自然と発揮しあえる空間を作ってもらっているとしたら、こんな素敵な事はありません。。。気づいていますか?・・・その「不思議な場」のひとつが、会長プロデュースのプリあら会やバスツアーだったりすることに。
 4/17のバスツアーに参加されたFUMIOさんは、
 「ここは、殺伐とした世の中を感じさせない、なんて暖かく平和な空間なんだろうか・・なぜ?」と、私に聞かれました。
 「人は自分の幸せを勝ち取る為という錯覚のもと、私利私欲に走ったり・・・人と無駄に闘争や競争を繰り返し自分の感情を人に押し付けたり・・・・共存する人を幸せな気持ちにするのではなく、辛い嫌な気持ちに図らずとも、して行ってしまう。でも、ここ(バスツアーやプリあら)は不思議なくらい平和と幸せと喜びに満ちている〜〜」と、つくづく感動されていたのです。
 そして、感受性の強いFUMIOさんはバスツアーで何か体感されたのでしょう。「改めてプリあらの存在に感動しました」という内容のメールを翌日送って下さいました。

 バスツアーや「プリあら」で共通している事は、人の優しさやサービス精神が溢れている空間を、み〜んなで味わえるという事。テンドーさんのような超一流のプロマジシャンの方々が、お金ではないところで毎回素晴らしいマジックを見せて下さるという所だけとっても驚きですよね。(プリあらはそれを毎月2回行うわけですから・・・・絶対にありえません!!)
 会長のプロデュース力はまるで魔法のよう。普通ではありえないこの空間を、大切に大切にしていきたいと心から思いました。

 本日の会長の話を聞き、プリあら会は普通のマジックサークルのような作られ方をしていないという事が皆の心の中に浸透していったことでしょう。例会後、「今日の会長のスピーチは素晴らしかったですね。プリあら会を会長のパートナーとしてやらせていただける事を改めて幸せに思いました」とプリン副会長から電話を頂きました。
 私も運営委員として何もわからないところからスタートでしたが、会長のおっしゃっている事や、会のポリシーが少しずつ理解できるようになってきています。私もプリン副会長と同じ気持ちですと答えました。
 皆さんの優しい気持ちが一つになった時、プリあら会は、人の持つ{暖かなサービス精神}と{感謝の心}がクサリのようにあざなわれていく素敵なサークルへとますます発展していくことでしょう☆!!!
 また次回が楽しみでなりませんd(^-^)b
4月17日(土)
佐藤理恵
 天気、快晴!!とっても気持ちいい春日和。iStudio大洋村バスツアーの日です!
 貸し切りの小田急バスには、フロントガラスに”iStudio"と名前が入り、茨城県の八郷、そして大洋村に向かって、さあ、出発です。(バスはなんと、新車!)
 今回のツアーは、マジシャンのフミオさんと、はなだももさんが参加してくれました。 東京駅に”おはようございまーす!”と、元気な笑顔で、ももちゃんが来ました。びっくりです!沢山のマジック道具をキャスターにのせて来てくれたのです。
 本八幡駅の停留所を最後に、全員乗車完了!
 さあ、全員そろったら、iStudioならではの、自己紹介です!今回は自分の紹介ではなく、お友達を紹介しよ〜という、”他個紹介!”子供の頃、バスガイドをやってみたいと思っていた会員の酒井玲子さんが、本物のガイド、顔負けのパワーと明るさで場内、活気付きます。紹介する人、紹介される人、それぞれのつながりが、おもしろおかしく、時には感動したり、とっても暖かな紹介が次々と続きます。この、他個紹介というのは、会長のアイディアですが、私はこの他個紹介が大好きです。人を紹介して、盛り上がれるということが、iStudioバスツアーならではなんだなーと、感じさせてくれました。
 バスの中が、興奮絶頂になったころ、タケノコ狩りの大場農園に到着です。
  まずは、少しだけ、頭を出している、タケノコをさがします!後は、一生懸命、掘るのみです!私はフミオさんの写真が撮りたくて、チャンスをねらっているのですが、フミオさんは、自分のではなく、みんなのタケノコを掘るので一生懸命で、顔を上げるときがないくらいです。顔を上げたときには、笑顔と汗で光っていました。(^ー^)
 農園のオーナーである大場さんは、タケノコだけではなく、手作りこんにゃく、揚げ餅、たけのこのお味噌汁も用意してくれていました。凄く嬉しいーっ! と、同時に、どうして?・・。タケノコ掘りだけでも、一般には開放してないところを、毎年、iStudioだけに開放してくれます。だから、それだけで充分に有り難いのに、どうしてこんなに良くしてくれるのか・・・。帰り際に、「また、来てくださいね!」と、言ってくれる優しさを後に、大場農園を出発しました。
 15分バスを走らせて、軽く腹ごしらえは、烏骨鶏の卵に自然薯のついた手打ちそばです。おそばやさんのご主人の塚田さんは、素手で、いのししを捕まえてしまう、いのししおじさんです! 美味しいおそばを食べていたら、ブルーベリー酒を出してくれたり、帰りには「ヤーコン」という珍しいお芋を、一人一袋ずつ、お土産に用意してくれました! どうして、こんなに良くしてくれるのか・・・と、また感じながら、大洋村に向かいます。
 いよいよiStudio大洋村に到着です!
 iStudioでは、初カツオをその場でさばいての料理です。今まで、カツオが食べれなかった人が、こんなに、おいしく食べれるなんて、びっくり!と、喜んでいました。いのししおじさんが、仕入れてくれていた山菜も、その場で天ぷら! 東京では、とても味わえないおいしさです。他にもタケノコご飯や、はまぐりのお吸い物に茶碗むし。
 そして、思いっきり春の味覚を満喫したあとの、クライマックスは、いよいよマジックです!
 オープニングミュージックと共にフミオさんが登場です。今まで、赤のポロシャツ姿のフミオさんが紺のジャケットを着て、そして、”あっ?”マジックテーブルが・・。フミオさんがずーっと、背負ってたリュックの中に音楽も衣装もテーブルも入ってたいたんだと、感激しました。
「僕はマジシャンじゃないよ!コメディアンだよ! でも今日はマジックをして、とせがまれちゃったんだよぉ〜」と言いながら、たばこに火をつけた瞬間、1m以上の炎がフミオさんの右手から噴射され、見ている人たちからの驚きと歓声があがります。そして、カードマジックや子供とのツッコミトークにも、爆笑の渦が巻き起こります\(^0^)/ 
 ももちゃんも、大洋村iStudioに着くと、何も食べずに、すぐにマジックの用意にとりかかってくれていました。音楽とともに黒のスーツ衣装に着替えて登場です。ももちゃんにしかない、持ち前の明るさと、色とりどりのシルクやマジック道具で、1つのマジックショーを見に来た感覚にさせてくれました。
 ここで、私は、とんでもないことをしてしまいました。それは、ももちゃんは、みんなに沢山のマジックをみせてくれようと、30分のマジックの道具を用意して持って来てくれていたのに、それを、「15分でお願いします」と、人の気持ちを私は全く無視してしまったのです。
 が、ももちゃんは、そんなひどいことをされたのに、私がカットしてしまったバルーンマジックを帰りのバスで、披露してくれました。帰りのバスで、こんなにも盛り上がったのは、初めてです。
 1日が終わった後、今回のバスツアーを担当した私は、ツアーの中での色々な失敗を省みて反省していました。とくに、沢山の人の暖かい好意を感じながらも、それに応えるどころか、まるで反対に、人の行為を知らず知らずに邪魔するような行動をしていたことです。
 「プリンあらモード会」も「バスツアー」も、荒木会長のプロデュースです。バスツアーには会長は参加されませんが、「プリあら」のときと同じに、いろいろな人の暖かい気持ちが溢れ出て来ます。
 そこに集う人たちの暖かさは、今日、突然に発揮されたのではなく、また自然に出てくるわけでもない。人のつながりの中で、その価値を引き出せるように考えて物事を企画すること、それがプロデュースなんだと教えていただきました。言葉ではうまく言えないけれど、会長の作る催し物に参加していると、それを、毎回、感じさせてもらえます。
 会長プロデュースのエッセンスが、もっとわかるよう、自分も人に優しくなれるよう、これからも頑張って行きたいと思います。
参加された方々の感想文の一部を紹介します。
 初めて参加した私です。旅は道ずれと言うが今回の旅は私の様な年寄を一緒に楽しませていただきました。色々なバスツアーに行っていますが、今回が一番、忘れられない旅でした。たけのこ掘りをしたり、おそばを食べたり、皆さんの作ったかつおや山菜の料理を腹まんぷくまでいただきました。今夜は夢をみながら、次の参加を楽しみにしています! 川崎市・徳増兼子

 日帰りなのに2泊3日の旅の感じ!!なぜなんだろう?
1 .酒井さんの名ガイド。玲子さんの頭ん中、どうなっているんでしょう?スゴイ連結力!
2.たけのこ→おそば→バーベキュー・かつお・山菜。期待のウコッケイ、ジネンジョ食べましたよ!
3.そして、そして、まあ!ジックの超時間!!
4.何より全員参加型のユダンできない楽々時間。ありがとう。板橋区・中尾寛治

 初めてのバスツアー参加でとても楽しみにしてました。盛沢山の催し物、どれをとっても心のこもった素晴らしい行事でした。初めてお逢いした方との心の交友、分担された行事の仕事をテキパキとチームワークがとても良いと思いました。青空の下で身近に見たマジックショーは楽しさが一層増しました。今日は本当にありがとうございました。 大田区・千葉美智恵

 初めてのタケノコ掘り、予想以上にはしゃぎ、楽しく掘りました。タケノコは1本しか見つけられなかったのに冬眠中のカエルは2匹も見つけてしまい絶叫してしまいました。。。フミオさんとももちゃんのマジックもおもしろく、ももちゃんのリングは個性的でした。来月は私も初担当なので今回のようにみんなに喜んで楽しんでもらえるような内容を考えて、一緒に担当する玲子さんと頑張りたいです!世田谷区・金丸由美

 

 本当にありがとう。
 これから、どんどんmany peopleが参加することを
 I pray I thank you for your Support.
 God bless you all. 
 江東区・FUMIO

4月10日(土)
隅谷治子
 今日は、とんでもなく楽しい一日でした!!! 
 会長宅のホームシアターで、マジシャンの方々の為に「スパイダーマン」の上映会が企画されたのです。集った人数は、マジシャンだけでも、なんと7名。ハマック柳田さん、上口龍生さん、ミステラさん、原岡真吾さん、ぺるさん、真優さん、途中から、ダーク広和さんにプリン副会長も加わりました。 
 夜の7時に待ち合わせをし、会員の斉藤恵美さんが作った美味しいタイカレーと特製サラダをみんなでご馳走になったあと、まずは、「プリあらマジックグッズ」の大お披露目会がスタート♪
 そう、ハマックさん達は、映画の他にも、この「プリあらグッズ」を見る事も楽しみに来られていたんです。そんなハマちゃんのために、会長が用意していたのは、前々回の例会で披露したスプーントリック。
 案の定、スプーン曲げの第一人者、ハマックさんは大喜び!!そして即購入。リクエストにより、ギャンブル・アタッシュを始め、剣呑みの術にインビジブル・スレッド・リール、シースルーギロチンにチェーン・エスケープ、プリあらマッチなどなど、数種のグッズを会長が演じて下さいました。
 どれをとっても”超安くて面白い!!”と盛り上がり、会長が演じるたびに「それ欲しい!ありますか?じゃあ、下さい!」と方々から声があがり、いつの間にか、その場がグッズの即売会になっていました(^O^)

 プリンさんとダークさんが到着しました。すぐに上映会に移る予定が、盛り上がりが覚めやらず、さらにお二人も加わって、またまたグッズの話で盛り上がります。
 ようやく、映画を見ようという事になり、一同、シアタールームへ大移動。スクリーンが降り、カーテンが自動で閉まると、飛行機のファーストクラスをイメージする豪家なソファーにマジシャンがズラリと勢揃い!凄い光景!なんと表現したらよいのか。。。するとハマちゃんが一言「超豪華★荒木会長とゆかいな仲間たち」と、その言葉に周りから拍手喝采が送られていました♪♪
 いよいよ上映開始です。「スパイダーマン」といえば、以前、マジシャンのブラッキー広宣さんが会長宅でご覧になり「人生観が変わった」と大感動されたことを思い出します。今回も、圧倒的な迫力と画面の綺麗さに、全員口を揃えて「おもしろい!!」と大興奮。会長宅でこの作品を観るのが2回目のプリンさん、ダークさんも大感激されていました。

 さて、映画が終わり、リビングに戻ってからは、グッズ品評会の再開です。後半は、ドラゴンシルク、ファンテンシルクを始めとする各種シルクに、カード・オン・タイ。この商品、もとはと言えば、ハマちゃんがネクタイを探していることを会長が知り、その為に探しあてたところから「プリあらグッズ」の大人気商品になったものなんです。
 そのハマちゃんは、お弟子さんのペガサス金子さんのために探していたそうなんですが、当の本人の金子さんは「ネットで割りと安いのをみつけたんです」と「プリあら」と全く同じものを、ネクタイだけで3500円で購入されたそうです。。。
 「『プリあらグッズ』の方は、マジックの出来るバイスクルのカードまでついて2900円ですよ」と説明すると、「え〜!!!」と残念がっていらっしゃいました。
 その後も、バッシュフル・ロックに、ミルクピッチャー、エヴァーフィリンググラスに愛の指輪、と続々と会長バージョンが披露されます。気付くと、殆ど全てのアイテムを紹介していました。にもかかわらず、まだグッズの入ったダンボール箱を自ら覗き込みに行かれる真吾さん。しまいには、パソコンのマウスパッドまで「これは売り物ですか?」と聞いてらっしゃるほどです。

 数あるグッズの中でも、最もヒートアップしたのが、HP未公開の「インディアンの風車」でした。なんとも不思議な可笑しい現象なんです。会長が演じると全員が欲しがり、ついでだからと、レクチャーをして下さると、みんなでやりだしました。
 直ぐに出来たのがハマックさん。満足げなハマちゃんを横目に、最後の最後まで出来なかったのが、ペガサスさんと真吾さん。二人だけは真剣そのもの。ある瞬間、金子さんが「出来たー」とホッと笑顔になった矢先、「あとは、真吾君だけだね」と会長。
 焦った真吾さん、一旦あきらめて鞄に閉まったものの、その後の団らんの最中も、テーブルの下でずーと練習されていました。
 この風車、とにかく大人気でした。なんと龍生さんからは「50個下さい」と。「えっ?、今日は、そんなにないんですけど・・・」と答えると、「じゃあ、とりあえず、今日は1個で。あとは注文しておいて下さい」。。。龍生さん、ホント??? ずーと半信半疑でしたが、帰りがけに「じゃ、残り50個よろしくお願いします」と一言。ホントなんだ〜。

 マジシャンの方が、これほどまでに欲しがるグッズ。。。会員の私たちは身近に手に入れられるなんて、本当に幸せですね〜。
 グッズの品評会が一段落してからは、イリュージョンセットが欲しいというハマックさんに対して、龍生さんの秘蔵グッズのセールスタイム。営業トーク(?)を交え、横で後押しをするミステラさん。皆でゲラゲラ、大笑いしてしまいました。
 ハマちゃんたちが夜中の3時に帰られた後、明け方までは、ミステラさんに対して会長から貴重なアドバイスの数々が話されました。
 マジックを愛してやまない人たちのなかで、一日中、人として豊かな、そして幸せな時間を過ごさせてもらいました。みんな本当にマジックが好きなんだな。
 第一線で活躍されているマジシャンの方々とこんなに楽しい贅沢な時間が過ごせるのも、会長のおかげです。楽しくて楽しくて、いつまででも、ここにいたい、そう思いました。こんなに幸せな環境を与えてもらっている事に、改めて感謝します。

4月9日(金) 山田秀樹
 オープニングで、司会の江口チエさんが「魔法使いの棺」というプリあらグッズの一つを実演されました。数日前からあれこれ考え準備していたというのに段取りをもう一人の司会者である佐々木さんに指示されるという、『ハッスルしすぎた江口さん』が印象的でした。
 会員のパフォーマンスは、中村秀典さん。前回も拝見しましたが、独特の世界をお持ちのマジシャンです。お札をいっぱい、それも凄いスピードで空中から出現させ、舞い散る千円札に圧倒されていると、今度はくわえたタバコが突然花に変わり、これが中村さんのキャラクターにピタリはまって場内大爆笑。『パワーアップしている中村さん』の次回が楽しみです。
 副会長のコーナーは、まず藤原君のパフォーマンスです。事前に会場に来ている人全員に配られた7桁の数字がたくさん書かれた紙の中から、客の指定した場所に書かれた数字を目隠しした藤原君が言い当てるというものです。それが全て正解。『数字に強い藤原君』という一面を発見しました。
 プリンさんのパフォーマンスは、マジシャンローズとワインの入ったデカンタからシルクが出現するというものです。この一連のマジック道具をプリあらグッズに対抗して破格で提供すると言っていました。『挑戦するプリンさん』は凄いかも。
 今日のメインゲストはYUSHIさん。私は、初めてお目にかかるマジシャンです。
 まず、タバコの浮揚で客の気持ちを捕まえます。古本屋で買ってきた単行本を使ったオリジナルのブックテスト、客から借りた数枚のコインの透視術、お札の復活、カード当てと展開するのですが、男前であることに加え、お客さんとのやり取りの随所にYUSHIさんの優しさと爽やかさが感じられました。全てのマジックが終了したときに、何ともいえない心地よさを感じたのは私だけでしょうか。手順もパフォーマンスもさすがプロという印象です。
 『観客を魅了するマジシャンYUSHIさん』ただものではありません。
 会長のコーナーは、「今日やるマジックはやってみたいなと思っていたマジックなんだけど、まだやったことがないんだ」と言う、本邦初公開のカードマジックです。
 まず、デックが普通のカードであることを強調し、軽くシャッフルしたあと、7人の客にそれぞれ7枚のカードをランダムに手渡します。7人は、それぞれが自由に切り混ぜて中の1枚を覚えます。一人が、全てのカードを回収しシャッフルします。
 さらに、会長の持っている残りのカードも一緒にして会員がシャフルをします。
 この良くシャッフルされたカードを受け取り、カードを順に見ながら読み上げて行きます。数枚を読み終えたら、自分の覚えたカードがそこにあったか、手をあげてもらいます。手があがるとメモをとり手元のカードを下に送ります。何回かこれを繰り返すと、7人全員の手があがります(当然)。そこでカードをスプレッドし、それぞれの客に覚えたカードを抜き出してもらいます。
 メモは別の人に渡してしまいます。まさか、このメモと客が覚えたカードが一致しているのか?。客は単にカードを覚えただけなんだからそれが当たるとは到底思えません。
 まず一番初めのカードをメモと照らし合わせると一致していません。「ホッ」としていると2,3,4,5,6,7番目の客のカード全てが一致していたのです。まったく考えられません。会場内がどよめく中でこのパフォーマンスは終了したのですが、この後、驚くべき事実が判明しました。実は、一致していなかった1番始めのカードを選んだ方が、実は自分の選んだカードを見間違えていたというのです。つまりこのカードも本当は一致していたわけなのです。会長はその方に「いいんですよ」とやさしく言っただけでしたが。
 『人の気持ちを優先する会長』の姿勢がここにも現れていました。そして『ありえない状態で不思議を作り出す会長』に今回も唖然とさせられました。
 『人生に豊かさを提供してくれるプリンあらモードマジッククラブ』今回も素晴らしい例会でした。
4月2日(金)
隅谷治子
 今日は、待ちに待った「プリあら・マジックグッズ」の特別レクチャーで〜す♪♪この日が来るのを指折り数えていた熱烈なグッズファンが、心躍らせiStudioに集いました。
 リビングに入ると、テラス側の一角にマジックグッズが所狭しとディスプレイされたテーブルが目に入ります。まるでディーラーブースのようです。その中には、まだホームページでも紹介されていない秘蔵のグッズまでもが並んでいます。宝の山を横目に、まずは告知の通り、会長ルーティンのレクチャーです。
 女性に見せると感動的な愛の指輪とコイントレイ、幽霊プレートとスベンガリデック。途中、スベンガリデックの使い方やバリエーションまで伝授してもらいました。そして、魔法使いの柩。ここでは、柩にかけるシルクを使った別のマジックも見せてもらいました。
 レクチャーの合間に、関連アイテムを使ったマジックがふんだんに盛り込まれ、それ以上に、笑いの絶えないおもしろおかしい話が続きます。でも、会長の話は面白いだけでなく、一つ一つの言葉の中に、マジックを学びながら人生を楽しくさせていく考え方みたいな物が含まれているんです。
 会長ルーティンを教えている時にも「こうやってマジックのルーティンを考えていると、その考え方が自然と日常生活にも反映され、動きが効率よくなり、無駄がなくなるんだよ」と。なるほどー!マジックのルーティンを考えていくことが日常の色んな分野へと広がっていくんだな〜。
 スコッチ&ソーダでは、今、茨城で大活躍の”プリあらスタッフ”の五十嵐美智代さんがパフォーマンスを披露してくれました。ジャンボカードを使ったロイヤルファンタジーに、ライジングカード、ボール・スルー・ボルトにジクザグカード、シェルゲームにカード・オン・タイ。まだ紹介されていない、携帯電話を使ったフローティング・レディーに、ミニギロチン、刑事チンまで。
 みんな、ここぞとばかりに教えてもらいたいものを会長にリクエストし、盛り沢山に演じてくださいました。なんて贅沢★★★
 レクチャーが終わってからは、超安値マジックグッズの即売、会長に個人的に質問に行く人から、グッズの使い方を会員同士で教わっている光景など、みなそれぞれが時間を忘れて、子供のように思い思いの時を過ごしました。
 会員のみんなが、いつも楽しめるように、こういう機会を設けてくださる会長。グッズが日本一安い上にボランティアで教えてもらえ、それがただ使い方を教えるのではなく、最高のルーティンとして教えてもらえる。。。感謝せずにはいられません。
 またやって欲しいとの声が大勢の方から聞かれました。グッズを担当させてもらってから、毎日のように感動があります。会長が時間をかけて選んで下さるグッズを、ただ、渡しているだけなのに「いつもありがとうございます」とか「こんなに楽しいグッズがこんな値段で手に入るなんて夢のようです」などと感謝の言葉を頂きます。それもこれも、全て「プリあら会」のおかげです。会員でいられる事に心から感謝しています♪
4月10日(土)
篠原康子
 CBファミリーのピアニスト、平川真吾さんがバンドマスターを務める「izanami」と、マジック界のヒーローであるヒロサカイさんが贈る『音楽とmagicの夢の共演「特別ライブ★Live@plug★」』の日記です。
 平川さんから「自分達のワンマンライブに是非マジックショーをジョイントしたいのだけど、力になってくれませんか?」と依頼があり、私は即OK!!
 ヒロサカイさんの「できるMAGIC!!」DVDのキャンペーンも兼ねた企画として、ヒロさんにお願いをしたところ、こころよくOKをいただき、初コラボライブを開催する運びとなりました。
 平川さんは、3歳の頃からのピアノ暦の持ち主。毎年恒例のCBファミリーX'masパーティでは、生ピアノ演奏でレギュラー出演されているので、ご存知の方も多いと思います。そのパーティで、荒木会長のプロデュースのもと、松元ヒロさんや神雅喜さんとの斬新な演出によるコラボを経験した経歴が、今回の企画としてつながっています。2004のXmasでは、山田秀樹さんとのコラボが心に残りましたね。
 そして、今回はナント!!ヒロサカイさんのフローティングテーブルの演技にピアノの生演奏をつけちゃいました。ヒロさんのフローティングテーブルは裏からみても360度どこからみても幻想的。それが、平川さんのかもしだす旋律にあわせて、ふわーぁりふわぁぁり浮くのですから、その様は、まさに、魔法の空飛ぶテーブルです。しかも、客席から女性を舞台にあげ、二人でテーブルクロスの端をもちながらの動きは、ワルツさながら♪ 観客はテーブルが浮くたびに「ワァァァァ!!オーッ!!!」と、大盛り上がりを見せていました。
 30分間にわたるマジックライブ、終始熱狂的な歓声を浴び「久しぶりの生ライブ。こんなに、何かやるたびに盛り上がっちゃうと芸人には、良くないねぇ(笑)いやぁ、とてもうれしいです」とご満悦で舞台を降りられたヒロさんでした。
 同夜、会長宅でハマック柳田さんを中心に7人ものマジシャンが集い映画スパイダーマン上映会をやっているということもあり(この楽しい模様はまた、別途日記にてお知らせしますね)、私は、ライブ終了後そのまま会長宅へ直行。そして、会長に本日のライブ報告。そこで、教えて頂いた事を少し書せて頂きます。
 ミュージシャン(音楽)業界とマジック業界の違いの話。
 それぞれ極上のエンターティメントというカテゴリに位置している業界ですが、音楽業界では演者が定期的にライブを企画するのが当たり前の世界。定期的にライブ(リサイタル)をすることによって、ファンが定着し会場に集客させる実力や人間関係への気配りなど、人間的な厚みもついてくる。そして何よりも、芸が上がる。また、その日だけではなく、その日のために、自分だけの大勢のファンをつくる努力を惜しまずにやって行く。これがとても大事なこと。
 平川さんのバンドは、インディーズでCDを出し、今や渋谷HMVでインデーズチャートのトップクラスにランキングされています。定期的にライブを繰り返し(月3回程度)、毎回150名以上のファンを集客できる実力を目の当たりに見て、私はよくやってきたなぁ。偉いなぁと関心していまいました。何せ10年来の友達の・・彼の成長ぶりが手にとるようにわかります。そんな私の気持ちに、会長のお話がピタリと当てはまりました。
 と、そうした話をして頂いている時、同席されていたマジシャンのミステラさんが会長に、自分には自信がなくリサイタルなど出来ない、といった事を話されたのですが、「ものごとを最初から積み重ねて考えようとするから難しくなるんだ。とにかくやると決めて、そこから逆に考えるんだ。自らのライブを催さなくっても収入がとれるという、そういう状況に甘んじているから、日本のマジック業界は、音楽業界みたいには成長出来ずにいるんだ」という会長の教えに刺激されたようでした。
 帰り際に、「今年は、絶対に”リサイタル実現”を目標に頑張ります!! おぉぉぉ〜やってみたくなってきたぁぁ〜♪」というお叫びを残し、ミステラさんは元気そうに帰っていかれました(^-^)
 そうそう、ヒロサカイさんのHPにもこの日のライブのダイヤリーが載っています。どうぞ、ご覧になって下さい。http://www.hirosakai.com/
 最後に、いつもいつも、私の我がままな依頼を気持ちよく聞いてくださり、どんな条件の中であってもベストを尽くした演技を披露してくださる、ヒロサカイさんに感謝の気持ちを込めて。。。。お疲れ様でした。有難うございました。

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Name
Diary
3月27日(土)
小林 弘
 ジャパンカップ 2004 日記〜 
 今日は、池袋で行われたJCMA(日本クロースアップマジシャンズ協会)主催による「ジャパンカップ 2004」に「プリあら会の出店スタッフ」として参加させて頂きました。
 はじめに、プリあら会がディーラー出店するまでの経緯を少々…。
 まず運営スタッフの篠原康子さんが「ヒロサカイ・出来るマジック!」のDVDを出来るだけ沢山のマジックファンに知ってほしいと頑張っておられることから、JCMA代表の田代茂さんが、今回、ヒロサカイさんがベスト・クロースアップ・マジシャンの賞を受賞されたので『会場でブースを出して紹介されたら?』というお誘いを頂きました。そして、会長からも、DVDだけじゃ淋しいだろうから、東京堂出版の名和さんもヒロさんの本があるし、一緒に協力して出店したらいいよ、という声がかかり、出店ということになりました。
 この日は午前よりプログラムが組まれていましたが、少し遅れて午後に会場入り。ディーラー・ブースでは既に、海外のショップを含む十数店のマジックショップが軒を連ね、マジックグッズが所狭しと並べられていました。海外のマジックコンベンションを彷彿とさせるボリュームです。スタッフの方が、随分遅れた私達の為に受付横のテーブルを出店スペースとして提供して下さり、ひとまず出店準備。他のディーラーとは別室でしたが、同じ部屋ではイスラエルから参加されたイーガル・メシカさん(「LOOPS」という商品で世界的に有名!)が実演販売をしていました。本人のデモンストレーションはスマートで現象は強烈です。こんなに間近で見られるなんて、うーん幸せだ!さらに、黒山の人だかりができたメシカさんの最新作「スパイダーペン」は、あのヒロ・サカイさんも、そのアイディアに大絶賛!!言うまでも無くあっという間に売り切れていました。

 ところで、プリあら会のブースにもカズ・カタヤマさんやシンコーさん、スピリット百瀬さん、藤本明義さんなど何人ものマジシャンが訪ねてきて下さいました。プリあら会が出店している事に皆さん驚かれている様子でした。いまさらですが、「プリあら会」のマジシャンの方々との人脈の広さ、深さ、そして結びつきの濃さを感じさせられました。

 隣の豊島区公会堂のステージでは、午後から若手マジシャンによる「Stars of Tomorrow」マジックショー(遅入りした為に惜しくも見られませんでした。残念!)、ディーラーショー(ブースでは実演しにくいステージマジックのデモンストレーションを中心にグッズを紹介。)そして、夕方からはメインのガラショー&授賞式が行われました。

 授賞式の司会は、JCMAの檀上さんと、プリあら会には何度もご参加いただいている松旭斎八重子さん。今回、八重子さんよりプリあら会へジャパンカップのチケットをご紹介頂き、ナント!参加希望された30名もの方々がプリあら会を通して、今回の素晴らしい機会を得る事ができました。
 私もそんな幸せな一人に加わる事ができて、改めて皆さんに感謝したいと思っています。八重子さんのウィットに富んだ素敵な司会、ご多忙にも拘らず司会を引き受けられていたお姿、さらにはステージショーまで披露して下さるサービス精神には、本当に驚かされました。「プリあら会」からも大きな花束を差し上げました。八重子さんお疲れ様、有り難うございました。

 授賞式のプレゼンターは、小野坂東さん、藤山新太郎さん、セロさん、田代茂さん、島田晴夫さんと日本を代表する方々が勤めていらっしゃいましたが、演出の点で、これだけの人材を集めて催されているにもかかわらず、受賞者の方々のショーアップがなされていない事など、素晴らしい催し物だけに、もったいない気がしました。
 各賞受賞の間で行われたガラショーでは、渚晴彦さん、カズ・カタヤマさんをはじめ、日本・アジアのマジシャンがそれぞれオリジナルのステージショーが展開されました。田代さん曰く、『ジャパンカップは年に一度日本で行われる国際大会としては唯一のもので、100年後まで同じように続けていきたい』との事です。本当に日本を代表する素晴らしい企画なので、ぜひ、次回からは、演出構成にも力を入れていただければと思います。
 それはともかく、今日の体験を通じて、「人と人とのつながりが大きな力となってマジック界を大きく発展させていく」そんな一段階を垣間見る事ができた気がします。
3月23日(火)
酒井玲子
 私の人生にとって大切なプリンあらモード会の日がやってきました。毎月2回も人気プロマジシャンの方によるエンターテーメントを目の前で満喫し、大笑いし、そして、いつもかならず感動を味わえるプリンあらモード会に参加出来る事は最高の幸せです!!今回のゲストは4年ぶりのゲスト出演になる渋谷慶太さん!美人の真央さんもアシスタントとして出演され最高に楽しい時間を、70人の会員の方々と共有出来ました!
 まずは会員のコーナーですが、このコーナーも毎回楽しみです!
 月2回の例会の時にしか会えない会員の方が、マジックを演じる姿を見て、あーこんなに面白い人だったんだ!とか、私もマジックをやるので、ご自身で考えてきた演出を一生懸命やってる姿を見て好感をもてたり、色々勉強になります。
 会員になって間もないマジック大好きな斉藤順一君のカード当てのマジックは、封筒とダイスを使い、真剣そのものでした。ちょっと長かったけど、斉藤君の人柄が見えて面白かったです。
 そして、いよいよ渋谷さんと真央さん登場、渋谷さんは、まるでフランスのベルサイユ宮殿から来た紳士のような衣装で、まさに今回のテーマ、情熱のバラのようです。登場の拍手も終わらないうちに、いきなり黒い筒から真っ白な鳩が出現しました!そして、次から次へと、鳩やインコが出現!!会場は大拍手の渦でした!
 特に黄色いシルクがつぎの瞬間、黄色い玉に変わりそして黄色いカナリアに変わったのと、新聞を破いて元にもどしてから丸め、それを広げたら中からインコが現れるという手順は、とても幻想的で素敵でした!!
 色とりどりのシルクや筒と同じ色の鳥が出て来る演出も良く考えられていたし、使う道具のほとんどがオリジナル製なのも、見ていて楽しかったです。前半のバードマジックのクライマックスでは、大きくて鮮やかなオオムが出現!!会場から大歓声が上がりました!!沢山の鳥が現れ、まさに早業の連続でした!
 それにしても、あの引き出し箱は欲しいなあ!オオム付きで、、、。
 後半は、おしゃべりマジックで、コミカルな渋谷さんと真央さんのコンビネーションもマジックだけではなく、ジョークが利いてて楽しかったです。お札のマジックや、リングのマジック、美しい真央さんの衣装チェンジのマジックなど、数々のマジックを惜しみなく披露してくれました!
 メインゲストのコーナーが終わり、待ちに待った!会長のコーナーです。仲良くしている会員の長沼さんが、「会長のマジックを見るとあまりに不思議で、プリあら会の夜は、いつも寝られなくなるの!」と話していましたがね遊びにいらしてるプロマジシャンでも、「えっ!今のは何?」と、お隣りのマジシャンと顔を見合わせたりするほど、会長のマジックは超不思議な事が多いんです!
 今回の会長コーナーは、オリジナルマジックではなく、今や世界一安いマジックグッズのデイーラーになった(?)会長が、100ほどもあるグッズの中から、時間いっぱい、グッズの紹介をしてくれました。それもすべてが会長手順なので、どれも面白くて、見たら全部欲しくなっちゃうんです!!
 まずは、なんでも作ってしまう山田さんが会長用に美しくアレンジしたグッズの紹介から始まりました。私の大好きなシルバーのホーンテッドキーは、キラキラ光る豪華なキーに変身していました! 欲しいなあ! 会長が一つ一つ面白い説明をしながら見せていくのを、山田さんはとても嬉しそうに見てました。
 落ちるハンカチーフも凄く豪華で、手順が面白いから、買いたい!あれ欲しいねー!とあちこちから、声が聞こえて来ます。エバーフィリンググラスも凄く盛り上がりました!透明のグラスに注がれたジュースを飲んでも飲んでもすぐまた増えてしまう、面白いマジックなんですが、会長手順がもう最高なんです。グッズの紹介なのに1つのショーを見たような感動がありました。
 例会が終わった時、副会長のプリンさんが「会長の演じ方は、本当に面白いですよねー」と凄く嬉しそうに言っていたのが印象出来でした。
 会長はいつも、人にも、物にも愛情を持っていて、マジックも、その価値やおもしろさ一番良く伝えるには、どうやると良いかを、常に考えていて、同じマジックなのに見るたびに発展して不思議になっていくので感動してしまいます!
 自分事ですが、最近一人の友達が「プリンあらモードクラブ」の会員になりました。彼女はあまり好きじゃない旦那さんと3人の子供と暮らしていましたが、ある日マジックに出会い、本気でマジシャンになりたいと思って、マジッククラブの先生に相談したら、「まー、趣味でやってなさい」と言われたとがっかりしていました。その事を会長にお話したら、「人生で好きな事があるって事はそれだけでも大きいよ。いっぺんには無理でも、機会を見つけて、色んな場所でマジックを見せて行ったら」と。
 彼女は今老人ホームや子供会に呼ばれて、楽しいマジックライフをおくっています。前はそんなに仲良くなかったのに、最近はグッズの注文で毎日のようにメイルがきます。「プリンあらモードクラブ」のおかげでマジックで人を楽しませることの楽しさや、いろんな人とつながっていける幸せを心から感じています。
3月12日(金) 中上太郎
 6月発売になる荒木会長の新しいカードマジックの本に、オマケとして付録されるテクニック動画の撮影の為、スピリット百瀬さんがiStudioにいらっしゃいました。ソファーに座るや否や、シルクに関するこだわりについてお話を聞かせていただきました。
 僕はカードマジックには興味があるものの、シルク等の他のアイテムには余り興味がありませんでしたが、百瀬さんのお話を聞きながらそのテクニックを見せて頂くと、他の方とは、また違った独特の魅力があります。
 現象は色々なマジシャンがステージで行う、シルクに作った結び目を息を吹きかけてほどくというものですが、そのシルクの準備、持ち方、結び目の位置、お客さんから見たときの結び目の高さ...と、色々と見る人の立場で計算しつくされた演技でした。
 通常は、シルクをくるくるとまわして細くしてから結び目を作りますが、百瀬さんは、あらかじめシルクをネクタイほどの幅にたたんでおいて、そのままネクタイのような結び目を作ります。シルクに質量感があり、とても高級なマジックに見えます。
 結び目もはっきり見えるので、現象がはっきりと分かります。一つ一つのシーンに、とことん追究した美しさがあります。最近のマジシャンには、美しさへのこだわりを持つ方が少ないことを百瀬さんは非常に残念だとおっしゃっていました。シルクの次には、カードです。
 リフルシャッフルや、カウントにまでも一つ一つこだわりがあり、とても丁寧で綺麗です。中でも百瀬さんの天海パームを使ったカードチェンジは、いつ見ても見事です。一つのアクションの中でいくつもの処理を同時進行で行っているので、既に手順を知っているマジックでも、その現象に驚いてしまいます。 もしかすると、手順を知っているからこそ驚いてしまうのかもしれません。
 ダブルリフトについても、そのこだわりを教えて頂きました。他では見られない百瀬流ダブルリフトです。この、綺麗な流れの中で、いくつものこだわりの技を連続して美しく演じてくれる百瀬さんを見ていると、とても嬉しくなります。
 そして、撮影終了後には、その場に居た女性たちへ、懇切丁寧なシルクのレクチャー。周りの人たちを、どこまでも楽しませようとしてくれる姿には、頭が下がります。今までシルクをやってみようと思ったことが無かった僕ですが、その綺麗な演技を見て思わずその場で「プリあら」シルクを買ってしまいました(^_^; やはり本物を見てしまうと、感化されてしまいますね。
 カードマジックは荒木会長、カードファンはシルキー渚さん、シルクはスピリット百瀬さんに感化されました。こだわりの技を見せて頂くには、自分も基本的な事くらいは知っておかなければいけないな、と実感した3時間でした。
3月9日(火)
篠原康子
 今日の例会はメインゲストにシルキー渚さんをお迎えし、題して「和妻のシンフォニー」です!参加者は総勢70名。後方列の方々はオープニングからスタンディングオーベーションです(笑)だって、プリあらはオープニングから楽しいんですもの。MCがダンスをしながら、登場するんですから。
 こういった些細な事だけとりあげても日本全国広しといえどもこんなMagicクラブは「プリあら」だけでしょう。
 まずは、シルキー渚さんのキャンドルマジックで幕開けです。映画ロッキーの勇ましいBGMがシルキー渚の世界へと誘います。シルキーさんのキャンドルのプロダクションは日本でやっている人は誰もいません。「僕のオリジナルのこのキャンドルの種は誰も知らないんだよ。仲良しのケンちゃん(ケン正木さんのこと)には教えてあげたけどね」って。
 その時,ケン正木さんは「みちゃいけないものをみちゃった気分。すごいね。こんなになってるんだぁ」と感動されていたそうです。三十数年間に渡って、こなされてきたこのルーティーンは何度も観たいと思える逸品です。
 シルキー渚ショー第一部終了後は、プロマジシャンをめざす為に、1月31日締めで脱サラした小林弘君(運営委員)のカードマジック。小林君は普段はわりとおとなしい感じの方ですが、マジックに対する情熱はフツフツと沸き立つ溶岩のごとくで、これからプロに向かってどんどん変化していくと思うとワクワクしちゃいます。
 プロになるという目標をもつ彼にとって、「プリあら」に所属しているって事は宝の山の中にいるようなものでしょう。だって、彼を取り巻くバックグラウンドの凄さはハンパじゃないもの。会長・副会長をはじめプロマジシャンおよそ100人&会員一同が小林くんをバックアップしているといってもいいくらい。後は、本人のやる気だけ。頑張ってね、小林君!!
 恒例のプリン副会長のコーナーは、またまた若手プリマジシャンの藤原くんと秋葉つぼ八くんの登場。この時、ゲストケア・スタッフの私は、シルキーさんのショー第二部(和妻)の準備の為、ゲスト控え室にて次のスタンバイをしていたので、彼らのマジックは見る事ができませんでした。でも、楽屋に続く壁を通して楽しそうに受けまくっている声が聞こえていました(^-^)

 そして、「初公開のシルキー渚・和妻の世界」シルキーショー第二部です。私は、2月18日にも他のステージでこの和妻を堪能させていただいたんですが、今日の方が数段よかったんです。シルキーさんの紋付袴姿もより、凛々しく感じられました。
 プリあら例会で、私はよくこんな現象を経験します。
 「観客(プリあら会員)がエンターティメントを楽しむという姿勢で観賞しているのが演者のマジシャンに伝わって、全体のテンションがグングン上がっていくという相乗効果でそうなるんだよ。そんな風にプリあらが作られているっていうのを知っているといいね」と、かつて会長に教えていただいた事を思い出しました。
 例会翌日シルキーさんのお友達のFUMIOさんから、「昨日のショー(和妻)はどうでしたか?」と連絡が入りました。過去ニューオリンズのショーでシルキーさんと同じステージに立ち大盛況を博した経験があるコメディーマジシャンのFUMIOさんに、ありのままの現象話をしましたところ、「Show Biz! You Never Know?!」とのコメントをされてました。「ショービジネスとは、わからないものですね」という意味だそうです。そして、改めてプリあら会に敬意を評していらっしるようでした。

 恒例、会長のコーナーは、今まさに会員達が血沸き肉踊るお祭り騒ぎで大喜びしているマジックグッズの紹介でした。
 プリあらHPで掲載されている海外のマジックグッズ、&オリジナル製品は、会員の方だけに実費と送料だけで、お渡しするもので、もうとにかく、どこよりも廉い!プロマジシャンものけぞる驚異の価格です。
 それもそのはず、会長が独自のルートを「プリあら会」のために新開拓。一般のルートとは全く違うんです。それなのに、商品は市販のものとまったく同じものが超安値。
 手に入りにくいレアな商品などもありです。時間がいくらあってもたりないほどに次から次へと紹介されるそんな商品群は、どれもこれも欲しくなっちゃうものばかり。「お金があったら全部総ざらいで欲しいっ!」と幾人もの会員がささやいていました。
 そして、クライマックス!例会のラストを飾ったのは???
 アジアンペーストで怪しいムードいっぱいのBGMが流れバックカーテンから出てきたその人は・・・踊るポンポコリンの「いんちきおじさん」さながらのド派手衣装(赤を貴重にしたエルメス調柄のシルクハットとお揃いの柄?の上着)と真っ黒なサングラス。えっ〜だれだれぇぇ〜?・・・・うぉぉおおぉおっ!!!荒木会長だぁぁ。キラりと光る長い剣を美味しそうに見つめると・・・口の中奥深〜く挿入。あ〜っっっ全部のんじゃった。やばすぎます。
 いつも爽やかでダンディな会長と同一人物とは思えない。本当にそういう事をする(剣を飲んじゃえる)奇人変人にしかみえな---い。びびびっくりです☆名俳優荒木一郎ここにあり。まじ、すごかった。会場は、歓喜の声でいっぱいに♪
 この剣のみおじさんの出現で、一瞬にして例会の全てが食われてしまったといっても過言ではありません。このマジックを演じるには、この衣装で、この曲で、こんな振り付けで、こんな演出で・・・・と全てのパーツがぴったりとはまった、完成度の高さ!!会長は天性の天才エンターティナーなんだなぁぁと、大・大感動しちゃいました。楽しすぎて、幸せすぎて、罰があたらないかと心配になっちゃうほどのひとときでしたぁぁ(*^0^*) マジックっていいですねぇ。

Date
Name
Diary
2月25日(水)
隅谷治子
 昨夜、マジシャンのシンコー&トモコさんが、会長宅に遊びにいらっしゃいました。音楽関係の方をお招きして、映画「シカゴ」の上映会が開かれることになったので、会長が「シカゴ」の大好きなトモコさんをお誘いしたらと。さっそくメールでご連絡したところ、「え〜!!!見たい!!!本当に見たい!!! でも、この日はテーブルホッピングの仕事なんです」とのこと。
 あ〜ぁ、残念と思っていると、その30分後「隅谷さん!お断りしたのに何ですが、たった今、代わって頂ける方が見つかりまして」と急展開! 嬉しい〜!!トモコさんは、この映画を映画館で2度もご覧になったそうで、前々から、会長邸で見れたらいいなあと思っていらしたそうです。
 よかったぁ!
 結果は、もちろん、日本中どこを探しも見ることの出来ない最高級のシカゴを鑑賞することが出来ました。その日、会長のお友達でもあり音楽の舞台のプロデューサーでもある国安さんも、この日いらっしゃっていて、「映画館で鑑賞したときは、何で!?という感じで、最後には退屈してしまった」と言われていました。ところが、見終わって直ぐに、「面白かったあ!! これは別の映画だっ!」と感想を述べられていました。
 シンコーさんとトモコさんも、揃って「映画館と違って、立体感があるから、直ぐ目の前で本当にショーが繰り広げられてるみたいでしたね」と興奮気味。「あと、細かいところが、ほんとにはっきり見えるから、ああここはこうなってたんだとか、主になっているものだけじゃなく、脇役や、そこに何気なくあるものがとても重要な役割をしてることも良くわかりました。それに衣装の色や質感もとってもきれいだった」とトモコさん。
 この映画がなぜ、いくつものアカデミー賞(最優秀作品賞をはじめ、助演女優賞、編集賞、美術賞、衣装デザイン賞、音響賞)を取ることができたのかは、やはり映画製作者の意図にそった再生装置で見て初めて理解できるものだと思いました。
 さて、大満足で映画が終わった後、「荒木会長とは、なかなかお会いできないから、もう少し居てもいいでしょうか」というトモコさんのリクエストで一緒にお茶を飲みました。そこでの話題は、もっぱら”プリあらグッズ”のこと!
 とにかく、安くて楽しいものばかりと、会長が数あるグッズの中から「ホーンテッドキー」を見せて下さいました。私自身も初めて見るバージョンでしたが、演者の手のひらだけでなく、相手の手に重ねてもキーは、魔法がかかったようにじっくりと動き出すんです。立ち上がって、覗き込むトモコさん。「キャーおもしろい!私にも一つ下さい!」と。その他にも、おもしろグッズの”ハイポ注射器”を申し込まれていました。シンコーさんは、ランスバートンのDVDに興味を持たれ「今(在庫に)ないんですか? 残念だなぁ〜。早くみたい!」と予約されていました。
 そういえば、先日、映画をご覧にいらしたハマック柳田さんも、ハイポ注射器が気に入り、チャンジングバックも欲しい!と、そして、ヒロサカイさんも、注射器に愛の指輪。。。
 「随分といろいろ取り揃えていらっしゃるんでビックリしましたぁ。予約おねがいしますね〜」と、帰りがけに念を押されていたトモコさんとシンコーさん。
 「プリあら会」を担当させていただいて、今日も、またマジシャンの方たちとの楽しいひとときを過ごせる、この幸せを大事にしたいと思います。
2月24日(火) 隅谷治子
 遅れてすみません。2月16日にiStudioで行われた、都々さんをお招きしての大・大盛況の例会の模様をお伝えします★★★
 「プリあら会」では、例会の一週間前に会員の皆さんに対して、出欠の確認メールを送ります。今回は、ゲストマジシャンが初登場の都々さんということもあり、リターンメールには「是非行きたい!」「何とか仕事を終えて向かいます!」「前からとても楽しみにしていました!」などなど沢山のメッセージが寄せられました。
 改めて売れっ子マジシャン都々さん人気のすごさを感じます。そんな都々さんと、1週間前からあれこれと打ち合わせを重ねて迎えた当日。約束の入り時間は、6時。ところが、5時に玄関前で都々さんとお弟子さんの都夢さんにバッタリ!お会いしたんです。
 「あれ?! 随分、お早いですね」と言うと「予約が50人以上と聞いて、あせったと同時に気合が増し、早めに来ました!」とのこと。別件で、ヒロ・サカイさんがiStudioにいらっしゃるのを知って「え〜、ヒロさんが来てるんですか!!」と、驚きの様子でご挨拶されていました。
 とにかく、この日の例会は、スタートから盛り沢山!! 集った人数も50人のはずが、蓋を開けると70名近くのマジックファンが会場を埋め尽くしていました。
 プログラム最初の会員マジックは、横須賀の米軍基地でマジックを教えていらっしゃるという、むっしゅ佐久間さん。ご自分で制作された”チェンジングバック”と「プリあらマジックグッズ」で購入した”チェンジングバック”を使って、ルーティンの美しい薔薇のマジックを披露して下さいました。

 そして、プリンコーナーでは、若手マジシャン育成協会主催者さながら、プリン副会長が登場。レギュラーの藤原くんを筆頭に、ハマック柳田さんの弟子の秋葉つぼ八さん、ギミックコインマニアの平真人さん、女性マジシャンのカッシーこと柏原由興さんを紹介して下さいました。
 四人それぞれ、個性的なパフォーマンスを見せて下さいましたが、なかでもカッシーは、子持ちの主婦と聞いてビックリ!とても元気よく、楽しいカード当てで会場を沸かせていました。
 飛び入りで、アイビデオの白澤社長も手作りのミラクルハウス(???)を披露。会長に見せたくて、一生懸命作られたんだろうなぁ〜という思いの滲み出た作品でした。不思議というよりはユニークな演技でした♪

 さて、いよいよメインゲスト 都々さんの登場です。「いや〜僕はマジックはあまり出来ませんから、期待しないでくださいね」なんて、初っ端からおっしゃる都々さんですが、オープニングから、切れのある技と★ジョーク&ギャグ&ダジャレ★がノンストップ。
 とにかく、ずーと笑いっぱなし。たばこのアクトやグラスやネクタイetc. 身の回りのちょっとした小物を使うこともあれば、マジックのネタそのもののギミックを使うことも!ミスディレクションにミスディレクションを重ねたルーティンで沸かせた後「こんなんやったら、マジシャンに怒られますわ〜」などと、またしても冗談を連発していらっしゃいました。
 都々さんのショーを拝見していて、音楽の流し方や取り入れ方に、とても綿密に計算されたものを感じました。その要素を私が確実に感じ取れるきっかけとなったのが、今回初めて「プリあら会」で使用した音響セットだったと思います。都々さんのショーを盛り上げようと、会員の中上太郎くんが私物の音響セットを提供してくれたんです。
 プロ仕様である上に、スピーカーもJBLが2台、ステージの脇にセッティングされたのですから、今まで以上に迫力のある音になります!その結果、音楽と融合させた都々さんの華麗なパフォーマンスを、存分に楽しむ事が出来ました。
 その音楽の係をされたのが、二枚目マジシャンの都夢さんですが、都々さんのマジックを見て、仕事をすべて投げ出し弟子入りされたそうです。都夢さんは、ビジターマジシャンのコーナーでも、ビニールテープを使ったサムタイを披露して下さいました。お二人の息のあった素敵なショータイムをありがとうございました。

 いよいよ会長のコーナーです。今やホームページで大・大・大人気を博している「プリあらマジックグッズ」の紹介から始まりました。まず、通常8000円以上はするという、ハッピーバースデーシルク(プリあら価格1700円)を広げたときは、その安さと綺麗さに会場から歓声が上がりました。
 そして、マジックはというと、そうです!あの、1年半前に開催された「プリあら特別企画」”時には、クロースアップの会”で、フィナーレに会長が演じた”ジェマコ王子”の脱出!!! あの時の感動が蘇ります。
 プリあらオリジナルカードとシルクとカード立てを使う、正真正銘のクロース・アップ。ところが、これを会長はイリュージョンのように演じられるんです。お城に幽閉された王子にまつわるストーリーが展開され、最後には起こるはずのない奇跡が・・・!!! たっぷり2時間以上あった例会が、あっという間に過ぎさってしまった楽しいひとときでした?

2月23日(月)
山田秀樹
 今日は、朝からいろんなことがあって例会にも遅れて到着してしまい、なんと残念なことに会員(宮崎悦子さん)のパフォーマンスが終了したところでした。というわけで記事にすることができません。えっちゃんごめん。 
  副会長「プリンさん」のコーナーなんですが、今日はいきなり音楽に乗ってマジシャンローズのパフォーマンスから始まりました。プリンさんをメインゲストに行なわれた例会に残念ながら参加できず悔しい思いをしていたのですが、もしかしたらその時にこんなシーンもあったのかなと思いながら見させていただきました。独特の雰囲気が会場を包んでいましたね。
 そのプリンさんに紹介されて出てきたのが今、マジシャンとしてグングンと伸びたりちじんだりしている藤原君。今回もカード当てでした。でも毎回当て方にいろいろな工夫をしていて、藤原流で皆さんを楽しませようという意気込みが伝わってきます。
 このプリンさんのパフォーマンスの時に、いつもの例会とちょっと違うなと感じたことがありました。それは音です。これまでのラジカセと違い、バックスクリーンの裏に2台のスピーカーを置き,中上太郎さんが音楽機材を用いてBGMを流してくれていたからです。前回の、iStudioで行なわれた例会(都々さん )の時もそうだったのですが、今回は改めてその違いをまじまじと感じました。
  ビジターマジシャンは、2名の若くて美しい女性マジシャンを案内して上口さんの応援に駆けつけてたミステラさんです。カステラじゃありませんよ。メインの上口さんのお友達です。
 普段の彼はとても好青年なのですが、舞台の上ではアクションを取り入れた誰にもまねのできないマジックを展開するちょっと危ない芸人です。昨年のSAMジャパンの横浜大会ではコンテストに出場し、その楽しい演技にスタンディングオベーション、会場大盛り上がりだったのを覚えています。
 ミステラさんに紹介されて、まず、べるちゃんです。「今日は何も持ってないんです」と言いながら取り出したジャンボカードを使ってクイーンがグーンと伸びちゃう面白いマジックを見せてくれました。
 次に「やる気満々で電車の中でも鞄からロープがはみ出ていました」という紹介でももちやんの登場です。例会のオープニング曲をBGMに歯切れのいいマジックを披露してくれました。
 そしてミステラさん。お札が飛行してしまうというマジックを披露した後に、「上口さんの応援に来ましたので一肌脱がせていただきます」といいながら、舞台に上がった時のミステラに豹変し、着ていたYシャツをビリビリに引き千切って後ろを向くと、あれ! 背中に変な紙がぶら下がっている。それに気づいた司会の佐々木さんが、素早くその紙を起こしてみたら「上口龍生がんばれ」と書かれていたのです。ミステラさんの優しさが伝わる、ほのぼのとした一面でしたね。紙は、熱演のために、汗で貼ってあったテープがはがれたみたいでした。 
 今日のメインゲストは、その上口龍生さん。マジックならばジャンルを問わず何でもこなすマジシャンです。研究熱心で若いのに古いことから新しいことまででいろんなことを知っています。そして何にでもトライする、情熱的な青年です。
 彼の仕事先の一つに銀座クレストクラブがあります。上口さんの出演の日を確認して、時々プリあら会のメンバーと、あるいは会社の仲間と出かけます。そしてそこで展開される20〜25分ぐらいのテーブルマジックショーで上口ワールドを存分に楽しむことができるのです。
 クレストクラブのほかには、時々船の仕事(客船でマジックをする仕事)をしているようです。決して南氷洋に鯨をとりに行ったり、いわしの地引網漁に出たりするのではありませんよ。ですからその船で遊びに行けば見ることができるのですが、普通ではなかなか彼のステージマジックを見る機会がありません。
 私が彼のステージマジックを初めて見たのは数年前、あのいっこく堂さんと一緒の幕張プリンスホテルディナーショーの時でした。ステージいっぱいに動き回り、躍動的に繰り広げられるマジックがとてもさわやかに感じられ、家内共々とても好感を持ちました。
 前回のプリあら会の出演の時は和妻を披露してくれましたね。和服が決まっていたのを思い出します。今回の衣装は洋服です。
 相変わらずテンポと歯切れのいいマジック。演技するスペースすべてにマーキングしているようです。私などは、あんなに動いたら息が切れて、場合によっては死んでしまうかもしれません。
 動きが止まると、観客に鋭い視線を投げかけ上口龍生を存分にアピールします。またおしゃべりもとても楽しかったですね。
 後で聞いたんですが、この日彼は指を負傷していて「ピラミッド」と「四つ玉」はとても辛かったそうです。その「四つ玉」なんですが、この日演じてくれたのは「石田天海」師の手順の再現だったそうです。それを聞いてへ〜の連発でした。いろんなことができる上口さん。次回はどんなマジックを?!

  会長のコーナーですが今回もたっぷりの荒木流です。大きなハート型のパンチ(穴あけ機)を取り出して「なかなかこんな大きな穴を開ける道具はないんだよね。しかもこれはハートの形に穴があけられるんだよ」と紹介します。
 その後に「今日のマジックは2枚のカードを使うからね」といいながらマジックキャッスルのカードを取り出すのですが、そのうちの一枚にあろうことかハートのパンチで穴を開けてしまいます。妙にもったいない気がしたのは私だけではないはずです。この穴のあけられたカードともう一枚のカードを重ね、穴あきカードを内側にして二つに折ってしまいます。これを元通りに拡げると穴あきカードが外側になっているのです。
 「今度は1枚でやってみよう」と言って穴あきカードを取り上げ表が隠れるように四つ折にします。今裏模様の一部が見えているのですが、これが瞬間表に変わり、そのまま拡げていくと表と裏が逆転してしまった形になるのです。
 帰りの電車の中で、同じ運営委員の小林君と「あんなの見たことあるか?」「いえありません。何なんでしょうか?」「何なんだろうね!」と訳のわからない会話をしてしまいました。この会話が、いろんなことがあった今日1日の締めくくりとは‥‥‥!

2月17日(火)
宮崎悦子
 梅が丘iStudioにレフティ平田さんのレクチャ−ビデオ撮影が行われました。撮影を行うアイビデオの白沢社長より、プリンあらモード会の会員にはギャラリーの特権が与えられ、会員の鈴木さんや奥田さん達と一緒に私も見学させて頂きました(^_^)
 レフティさんはiStudioでのビデオ撮影は、今回で2回目。荒木会長の大ファンであるレフティさんは入ってくるなり、今回のアシスタントの女の子に「凄い家でしょー!!本当に凄い!!」といって、自分の家であるかのようにガーデンやトイレまで紹介し、女の子と二人で大はしゃぎでした。
 どんなところでマジックを演じるのか、というのはモニターに映っている画面を見れば素敵な場所の雰囲気がマジックを上品にさせると思うし、何より演じている人の気持ちが違ってくるから、演じている側も見ている側も楽しくなると思いました。うきうきする気持ちが、伝わってくるのですね。
 今回は、指を使って遊ぶ「手遊び百科」と「ワンランクアップカードマジック」の撮影でした。「手遊び百科」は知っていると、子供と遊んだり、話の中で笑いを起こしたりといろんな場面で活躍しそうだな〜と思いました。
 「ワンランクアップカードマジック」は技術を3つ覚えるだけで、こんなにもマジックに広がりがあるということでひとつの技術からいろんなバリエーションを紹介という内容でした。
 白沢社長も「こんなにいいビデオが取れたから、早く編集して発売しますよ!!」と大満足でした。荒木会長、素敵な一日をありがとうございました!!
2月11日(祝)
篠原康子
 荒木会長プレゼンツによる iStudio大洋村バスツアー【イチゴ狩り&お餅つき&マジックショー】が開催されました。今回は、私がツアーコンダクターを任された上での参加という事もあり、何日も前から「用意周到か?」「忘れものはないか?」と、不安と期待がいり混じりの興奮状態!! 
 会員の太田さんは80歳代。何事もなく集合場所に間に合うだろうか? 些細な事にも取り越し苦労ぎみに気を揉んでしまう。そんな私の気持ちとは裏腹に、大型観光バスの全席を埋め尽す参加者は皆、早朝から元気いっぱい。笑顔&笑顔。「よし、頑張るぞ!」とエネルギーがひとしお湧き上がります♪ 
 お馴染み酒井玲子さんの"勝手にバスガイド"もすっかり板につき、落ち着きのある楽しいトークで車内全体をナビゲート。まずは、自己紹介(題して参加者それぞれの「繋がり自己紹介」。
 荒木会長プロデュースのイベントは常に沢山の人が集い合うのですが、その中には人と人の「繋がり」「絆」がいつも存在しています。そんな、「何繋がりによって」このバスツアーに参加してるかという経緯を盛り込みながらの自己紹介は、とても楽しいものでした。

 爆笑自己紹介が終了するやいなや、大洋村でフルーツNO1を誇る深作農園に到着! ここでイチゴ狩りです。こだわりのEM菌自然農法で愛情いっぱい育てられた約5センチはある大きなイチゴ達を食べ放題!! イチゴハウスのに入ると甘くフルーティな香りが鼻腔をくすぐります。あちこちで「あっまーい!美味しい!」の大歓声!
 ・・・とその中、今回初参加の松旭斉すみえ先生は「私、イチゴはすっぱいから苦手なの」とおっしゃってイチゴをひたすら眺められるのみ。それでも、一つのイチゴを手にとられ、パクッ「あら?、甘い。美味しいわ。これはいける 。銀座・千疋(せんびき)屋で売ってる高いイチゴど同じ味よ」と大喜びされていました。

 そして、美しい北浦湖が見下ろせる荒木会長の別荘での、アウトドアパーティへとスケジュールが移ります。今回のメインはお餅付き。
 大洋村iStudio開発担当の五十嵐みちよさんが地元の餅付きの達人を調達。みるみるうちにつきあがるなめらかなお餅が、達人の手により一口サイズにちぎられ大鍋に放り込まれ、あっというまに美味しいお雑煮の出来上がり。
 さらに、今回のお餅にはちょっと秘策がありまして・・・それは、「杵とうす&達人のお餅」VS 「キッチン隊(酒井玲子隊長)制作の・秘・お餅」と二種類をご用意。キッチン隊のつくった秘策お餅は白い大判プレートに一口サイズに丸められ、きな粉・あんこ・大根おろしの3味が綺麗に整列。見るからに美味しそう。
 さて、食べ比べた判定結果は・・・じゃじゃじゃあーん!!  なんとキッチン隊の圧勝。餅付き達人さんも「うっまいなぁぁ・この餅!!」と唸るほど。世にまたとない、この美味しいお餅を作り方を知りたい方は? magicのようなモ極上餅モ。誰にでも、失敗無く簡単につくれるので、とにかくお勧めです。
 お正月に、会長から「皆に食べさせたいほど美味しいよ」と教えて頂き、今回のメニューに加わった次第です。プラス、「もぉ〜お腹がいっぱぁぁい !! 」と歓声があがるほど、新鮮な旬の食材もふんだんに食べまくっていただきました。

 クライマックスはもちろん「magic!!」。今回だけの特別企画、プリンあらモード会ならではのマジックショーです。バスツアー特製クス玉(石田ナツコさん夜鍋製作)をすみえ先生に引っぱってもらい、パッカーンと割れて賑々しくスタート。
 まず、我らが誇るダンシングチーム・パッションローズから新星のように現れたユニット「アフローズ!! 」。アフロのカツラをかぶり3人の美女+ チビ美女がポップなビートに合わせてダンシングmagicを披露。もお、めちゃくちゃ可愛い(個人的に私はこれが大・大〜好きです♪)
 そして、プリあら運営委員の小林弘くんのバルーン・レクチャーも大好評でした。その人ならではの、それぞれの表情のプードルが出来上がり大満足の笑顔があちらこちらで見られました。
 そして、今回、バスツアーの為だけに結成されたクロースアップ隊は、4つのテーブルをマジシャン(隅谷さん、ちえさん、太郎くん、竹中くん、中村さん)が、軽快なBGMをバックにmagic披露しながら回っていくというもの。「不思議!わたしマジック大好きなの!」っと、驚かれていたすみえ先生に「アイディアがいいわね」と、褒められちゃいました。
 クロースアップ隊の面々は、それぞれ個性的なキャラクターで演目もバラエティーに富んでいて、本当に楽のしめました。
 初めてのツアコンゆえ至らぬことばかりでしたが、そんな私達をどんな時も引っ張っていってくれ、皆を楽しませるツボを伝授して下さった荒木会長のプロデュース(ご本人はいつも参加されませんが)には大感謝ですm(___)m 今年最初のバスツアーも、皆さんのお陰で、楽しく終了する事が出来ました。
 人は常に、人と人との間(環境の中)でエネルギーの交流をして生きていますから、病気の話しや愚痴ばかり話す人といると、マイナスのエネルギーが増えてしまいますね。 楽しく明るいプラスのエネルギーの中に居ると、プラスのエネルギーが増えて来る。今回のバスツアーでは、それをたくさん体感する事が出来ました。
 さて、次回のバスツアーはどんな企画が待っているんでしょうね。また、早く行きたいで〜す!!(*^o^*)/ 皆さ〜ん 次回も一緒に盛り上がりましょう♪

バスツアーに参加された方々の感想文です
★初めての参加にただビックリするひとときでした。とても楽しくさせて頂き、有難
うございました。皆様の人の好きさにふれられ、またまた、うれしかったです。本当
に良い仲間づくりをされていると感じました。(横浜市・大手瑞江)

★バスツアー初めての参加でした。はじめは、ハラハラドキドキでしたが、皆様とっ
ても優しく声をかけてくださり途中も楽しかったです。着いてからはイチゴを堪能し
マジックも最高でした。目の前で、びっくりしておりました。又、皆様の雰囲気が
とっても良いですね。次にお会いするのが楽しみです。(鎌倉市・猪狩清子)

★2回目の参加です。こんなに美味しいイチゴを食べたのは初めてです♪人参堀がこ
んなに楽しくて難しいとは思わなかったので勉強になりました。別荘での食事とマ
ジックショーがすごく楽しくて飽きのこないツアーでした。料理もただ美味しいだけ
でなく、アイディアと愛情がこもっていて、かなりよかったです。お餅付きも(難し
い!!) 初めてだったのでいい経験になりました。毎回、全然違う内容なので、
行く前からワクワク感があります。次回のバスツアーも楽しみ
(大田区・千葉真由美)

★美味しいいちご、美味しいおもち、美味しい焼き芋・・・ETC 全部食べてお腹いっ
ぱいです! いくら、フードプロセッサーや鍋で簡単に出来るとはいっても、これだけ
の人数分を用意するのは、大変な事だったと思います。準備、お料理有難うございま
した。初めての参加でしたが、マジックショーもとても楽しめました。皆さんお上手
で何がどうなっているのか?さっぱりわかりませんでした。東京からのバスの時間も
ちょうどよくて、これだけの人数を収容できるスペースもよくて、とっても素敵な休
みの使い方になりました。また、是非参加させてください!!
(府中市・午来みづほ)

★クロースアップマジックを目の前で実際に見るのも、もちろん参加(カードを選ん
だり、コインを握っていたり)するのも初めてで大感激しました。おもちやお料理の
準備・片付け、大変だったと思います。本当に有難うございました。年齢も職業もバ
ラバラの" あやしい集団(笑)(^v^)" に仲間いり出来て楽しかったです。
(玄太のおもしろかった事ベスト1はmagicです)(小金井市・木村美幸・玄太)

★心配された天気もすっかり晴れて楽しい一日でした。ドメスティックなバスツアー
の旅、次回も是非参加させて下さい。尚、企画された方々本当にご苦労様でした。こ
のようなバス旅行は初めてなので人生のアルバムにふさわしい思い出の一齣として私
の脳裏に深く刻まれることでしょう(さいたま市・吉川文男)


★とても、美味しくて
 とても、楽しくて
 とても、ゆかいで
 とても、とても、素敵な一日でした
 ありがとう!!
 ありがとう!! (江戸川区・松旭斉すみえ)

★今回悦子さんに初めて誘われて来て、こんなにイベント盛り沢山のツアーだとは思
いませんでした! イチゴも凄く美味しかったし、おもちや焼き芋もお腹いっぱい食べ
て大満足です。マジックをあんなに間近で見たのは初めてで何もかもびっくりする事ば
かりですごく、楽しい時間が過ごせました。皆さん良い人ばかりで、このツアーに参
加出来てとても楽しかったです。有難うございました。(町田市・安孫子絵理)

★大きくて美味しい食べ放題のイチゴ狩りには大変満足しました。
手品は今回初めて4グループに分けてでしたので、いつもと違う家庭的な雰囲気でよ
かった。これから自分のする時の参考になりました。今回もバスで隣の席の人と友達
になりました。太田さんが耳が遠いので少しお手伝いしてあげたところ感謝されました。 
(習志野市・星野隆史)
2月11日(祝) 佐々木由喜夫
 そう、本日は、荒木会長率いる我等が『プリンあらモードマジッククラブ』の仲間、山田秀樹さんがアマチュアながら、プロの方と同じステージにデビューを果たした日だった。
 プリあらが誇るパフォーマーであり、運営委員でもある山田さん。アッタかくて、人を喜ばせるのが大好き。まさに会長の片腕として、なくてはならない人である。
 プログラムのメインは、『プリあらの顧問』と、みんなに思われているほど、「プリあら」には常連のシルキー渚さん。まずは、定番のドラキュラスタイルで登場。アッと言う間に、みんなをシルキーワールドに引き込んでしまう。サスガである。
 続いて愛佳さんの和妻風マジック。初めてだったが、美しくスタイルの良い愛佳さんが、軽快なダンスリズムで繰り出すマジックに見とれた。次が、以前のプリあら例会で見逃してしまった石黒サンペイさん。ビミョーに軽妙?なおしゃべりでお客さんを巻き込んでのマジック?ジャグリング?パントマイム?とにかくオカシかった。
 休憩後は再び愛佳さん。今度はSAMで賞を取ったというファンタスティックマジック。ほんのチョッとのミスの時、ペロッと舌を出した仕草が超カワイイ。
 そして待ちに待った、マジシャン山田秀樹さんの出番となった。清楚なアシスタントの恵美子奥様との息もピッタリで、シルクハットから薔薇、シルク、パールのネックレス...と流れるような手順が続く。山田さんはいつもいろんな名前で呼ばれている。マジックの道具からステージのセットまで何でも作ってしまうところから『プリあら工房の社長』、アマチュアながら地元のマジック会の方達からは『マジックの先生』、お仕事関係では『面倒見の良いお役人さん』etc.
 だが、その夜の彼は『サロンマジックの名人』になっていた。何だろう?見ている時に感じるこの“ぬくもり”は?...ン!? 会長のマジックを見せて頂いた時と似ている。
 もう一度観たい!折しも「プリあら」名物の大洋村iStudioバスツアーとかち合って、行けなかった仲間達(僕は逆によんどころなき仕事が重なりバスツアーはいけず、残念な思いだったが)と一緒に、18日の再演に行く事になった。楽しみ楽しみ。
 その後は、魔女軍団スティファニーの小泉ポロンさんのステージ。これまた笑顔の素敵なカワイイ魔女さんだった。名付け親はお師匠様で、パフォーマンス中にタネがポロンと見える事があるからだそうだ。ジャネット・ジャクソンのような意味ではないらしい。
 トリは何と本邦初公開!シルキー渚さんの和妻。紋付き袴のシルキーさんのドラゴンボールは圧巻だった。かなり時間が押してしまうほど盛り沢山だったが、その内容には大満足であった。

2月18日(水)再びBe・Pointにて。(篠原康子)
 本日は、プリあらの沢山の仲間と山田さんの応援です。堂々と下手から燕尾服姿で登場する山田さんはアマチュアとは思えないほどの貫禄と存在感。そして、アシスタントの奥様(恵美子さん)もまた、前に出過ぎないアシスタントぶりはプロ顔まけの風格でした。
 参列されていた、プロマジシャンの方方からも「こんなに安心してみていられるアマチュアもめずらしい 」とのお声も。山田さんの手の中から湧き出るように出で来るパールのネックレスや宝石類。圧巻でした。
 なんといっても、ステージ上に並んでいるテーブルや宝石が飾られていく美しいオブジェなどが全て山田さんの手作りだと知っているのは、プリあらメンバーだけなんて・・・なんかもったいないなぁ〜。つい、ステージに上がって司会からマイクを横取り「これらは全て、驚くなかれ、山田秀樹さんのハンドメイドなんですよ!!」と叫びたくなったのは、私だけではないはず(^0^) 
 今晩の山田さんの演技は(多分ノーミス)100点満点だったんではないでしょうか?プリあら例会でも山田マジックを是非披露して欲しいなと思いました。皆にみせた〜いっ♪山田さん&恵美子さん、おつかれ様でした。有難うございました。

1月28日(水) 小林弘
 今回の例会ゲストは、ハマック柳田さん!そのプロフィールには「ファニーサイキッカー」という文字が・・・。うーん?「ファニー」と「サイキック」、どうしても結びつかない。
 皆さんも恐らくそうだと思いますが、TV等で見る超能力者と言えば、『スプーンを片手に眉間に三本のシワを寄せ、カップラーメンも伸びきってしまうほど時間をかけて、自分で用意したスプーンを曲げる。』そんなイメージがあるからでしょうか?「ファニー?サイキック?」の二語が、頭の中を呪文のように駆け巡る中、気が付けばいつの間にか砧へ到着していました。
 オープニング!
 今年から「プリあら会」の新司会役を率先して始められた江口さんのマジックからスタートです。ベテラン司会の佐々木さんと江口さんのコンビで「プリあら会」がどんな風になっていくのか、今後の楽しみのひとつです。
 プリあら会員マジックコーナーでは今回初挑戦の森田くん。ルパン三世のテーマをBGMに、カードマジック、バナナを使ったマジック、ラストはカップを使ったマジックとテンポよく展開していました。これからも期待&注目していきたい若手マジシャンですね。
 今回はビジターマジシャンとして、昨年末にTVにも出演されたMASAOさんが、会費を払って参加されていましたが、紹介の後には「ライターの色が次々に変色していくマジック」まで披露して下さり会場のボルテージもどんどん上がって行きました。
 続けて、ハマック柳田さんのお弟子さんのお二人がマジックを演じて下さいました。その名も「ペガサス金子」さんと「秋葉つぼ八」さん。ユニークなお名前のお二人です。
 ペガサス金子さんは4本の金属製リングが次々と繋がるマジック、秋葉つぼ八さんは壱万円札が空中にフワッと浮くマジックを披露して下さいました。それぞれ個性があって大変面白かったです。
 プリン副会長のマジックコーナーでは、二題、「コーラのペットボトルにキャップが入ってしまうマジック」と「ボルトに相手の手によってはめられたナットが、手も触れずに外れてしまったり、逆に絞まったりするサイキックマジック」を演じて下さいました。ボルトとナットのマジックは後日、目の前で見せてもらいましたが、本当に不思議でした。
 さあ、いよいよ待ちに待ったメインゲストの登場です。司会の紹介に合わせてオープニング曲がかかり、観客の視線はステージ中央のカーテンに注がれます。胸の鼓動が高鳴る会場一杯の期待感と緊張感はその直後、見事に打ち破られます。
 ナント!意表を突いて観客席後方から登場するハマック柳田さん。観客と握手を交わしながらステージへ。金髪にサングラス、赤と黒の衣装に身を包んだその風貌はまさにサイキッカーです。ここでまた、みんなの予想を裏切る第一声が!!
 『はーい!ハマちゃんです。よろしくお願いします。怖がらなくても大丈夫でーす』
 ここで張り詰めた空気は一転、会場は大爆笑となりました。和やかなムードの中、サイキックショーは軽快な爆笑トークと共に繰り広げられていきます(これが「ファニー・サイキッカー」の所以だったんだぁ)。
 破ったお札が元通りに繋がったり、絵に描いたカードが動き出したり、とにかく絶えず笑い声が止まず、会場のみんなが楽しみながら、マジックが展開していきます。
 そして、ハマック柳田さんが十八番芸にしているという「メタルベンディング(スプーンやフォークを曲げるパフォーマンス)」です。スプーンもフォークも、ひとりでに動く!曲がる!曲がったものが元に戻る!消える!お尻に刺さる!?
 今回の日記の始めに書いたようなイメージはどこへやら!? 最後には『今日はプリンあらモード会の為に特別に「ものまね」でサヨナラします』と、ものまねをしながらのスプーン曲げでトリ。会場に爆笑の渦を残して終了。息をも吐かせぬ(驚きと笑いで)楽しいショーでした。お疲れ様です。ありがとうございました。
 そして、毎回楽しみな荒木会長のコーナー。今回は、「スーパーフロッグ」と「ロイヤル・ファンタジー」を実演して下さいました。プリあら・HPの「オークション」と「マジックグッズ」のコーナーで紹介されている作品です。詳しい現象は各コーナーで紹介されていますので是非ご覧下さい(オークションの「スーパーフロッグ」はナント!今回会長が実演された貴重なビデオテープ付きだそうです。と言うよりもテープの方に価値有りですよ。締め切りは2月20日迄です)。
 何だか宣伝文のようになってしまいましたが、個人的には両方とも本当に欲しくなりました。マジックグッズの(現象も素材も)良いものって、そうはめぐり逢えませんから(個人的経験上)、荒木会長がいかに厳選されていらっしゃるかよく分かります。
 マジックグッズのコーナーには、目にしないレアなものまであります。その上、目の玉が飛び出るほどの低価格です。景気が低迷している昨今、財布の紐が固くなるマジックファンにとっては嬉しい限りです。感謝感激です。ありがとうございます。
 例会の後、会長宅のiStudioでのアフターでは、『ペガサス金子さんはハリウッド俳優のハーヴェイ・カイテルにそっくりだね。』という会長の一言に、その場にいた全員が一斉に賛同。ちなみに、ハーヴェイ・カイテル出演作に「フェアリー・テイル」という映画があり、この中でH・カイテルは脱出王と呼ばれたハリー・フーディーニを演じています(青リンゴが消えるマジックをするシーンもありますよ)。機会があれば是非ご覧あれ。
 そんな話をしていると今度は、『ハマック柳田さんは映画「アマデウス」の主演トム・ハルス演じるモーツアルトにそっくりだよ。笑い顔がさらに似てる!』という話になり、一同でさらに盛り上がりました。ハマック柳田さんは演技中、終始サングラスをかけていらしたので、分からなかった部分です。
 マジシャン達のステージでは見られない一面が垣間見られた楽しいひと時でした。

=ハマック柳田さんとペガサスさん(その後、ハーベイと改名するお話しもあり)のお二人が、上記のお話がきっかけになり、会長宅のホームシアターで、「アマデウス」を上映して、一緒に楽しむことになりました(^O^)v・編集注=
1月14日(水)
隅谷治子
 今日は、会長のお宅にヤマハのプロデューサーの鈴木兼隆さんが遊びにいらっしゃいました。兼隆さんはマジックが大好きで、将来はご自分でマジックバーを開きたいという夢をお持ちでいらっしゃいます。「プリンあらモード会」にも参加したがっていますが、何しろ多忙で毎日、全国各地を飛び回っているんです。そんな中、時間が出来ると会長宅に顔を出されます。そして、その都度、沢山のマジックグッズを体中に忍ばせていらっしゃるんです。
 会長からは「色々とやってみるのもいいけど、兼隆は何か一つ、ルーティンの綺麗なものをとことん練習して完全に自分のものにした方がいいよ」と言われます。でも、クロース・アップが大好きな兼隆さん、毎回、何かしら楽しい題材をお土産代わりに梅丘に持って来るんです。
 「結構、面白い原理なんですけど、いまいちパッとした作品にならなくて・・・」と、会長に相談を持ちかける事から始まります。するとその一言で会長の創作意欲がググーンと沸き、今までいくつの傑作が生まれたか知れません。かの加藤英夫さんをうならせた「フォロー・ザ・リーダー」も、もとはと言えば、兼隆さんのやった訳の分からない???カードマジックから会長が改案を重ねて作り上げたものなんです。
 ヒロ・サカイさんが絶賛して、ご自分でもやりたいと会長の許可を得た「バーニング・ハート」も兼隆さんが持ち込んだ素材がキッカケでした。ヒロさんは、ある大手広告会社から、この素材を使ったマジックを作って欲しいと頼まれた事があるそうで、試行錯誤していくつかのバリエーションを作ったそうです。
 でも、会長の「バーニング〜」を見ると「いや〜、めっちゃくちゃいいですよ! 思い付かなかったなあ」と大絶賛。作品も凄いですが、生まれていく過程をみられる私たちは、とてもラッキーかもしれません。映画にたとえても、作品が面白いときは、メイキングはもっと凄いと言われます。
 全国各地のマジックバーから、兼隆さんが仕入れてくる情報。そこから、今日も素晴らしい作品が生まれるぞ!と、私たちはいつも兼隆さんが来るのを楽しみにしています。
1月16日(金)
酒井玲子
 ブラボー! ワンダフル! ビューティフル! 生きててよかった! 今回の例会はまさに夢の世界でした。
 司会の佐々木さんが 「今夜は砧区民会館がラスベガスにかわります!」と言って始りましたが、ドルフィンマジックカンパニー、総勢6人の織りなすきらびやかなショーは、本当に素晴らしくてため息が出ました。
 まずは、ドルフィンさん事、加藤隆章さんを初め、4人の美女マジシャンが派手でカッコいい衣装に身を包んで登場しますが、ダンスがすごくカッコよく、感激で涙が出てしまいました。
 以前、ドルフィンマジックカンパニーのショーを300人ぐらいの会場で見た時の事があります。でも、今回は目の前なので、表情も良くわかるし、大きい会場の時よりもその迫力に圧倒されました。ドルフィンさんの笑顔も、近くで見た方が、その素敵さも良くわかり、好感度ばつぐんでした。
 私の大好きな鳩出しから始まり、ドルフィンさんが鳩を何羽も出したあと、最後には白いシルクに変わってしまうマジックも素敵でした。ショーの構成は素晴らしく、一人一人の個性を生かした色々なマジックを見せてもらえて楽しかったです。
 スリムで妖艶なムードのある、あさおかるいさん。着物っぽい衣装も良く似合っていてかっこよく、箱に入っての「ジグザグ」を目の前で見た時は、本当に胴体がバラバラになっているとしか思えず、超びっくりでした。会場をうめる50人以上の観客から「何でー!」「うっそー」と、悲鳴もまじえて声が飛び交っていました。
 こんな素晴らしいイリュージョンを目の前で見られるこの環境はなんて凄いんだろう! 私はなんて幸せなんだろうと途中で何回も感動しました。
 Kyokoさんはいつもきりっとカッコ良いし、谷岡百合恵さんも相変わらず美しく、二枚目の新人、TAKUYAさんのウォンドとシンブルのマジックも一生懸命さが伝わってきて楽しかったです。
 そして、我らが菊チャン事、横田菊枝さんが、これまた光るシルバーの衣装で登場した時には、思わず会場から「きゃー菊ちゃん綺麗!」という声が上がりました。もちろん、私も叫びました。
 本当に何回も皆さん衣装替えをしてどれもがカッコよく、マジックはもちろんですが、衣装をみているだけでも楽しかったです。
 私は幸せな事に、人よりもズーズーしい性格に恵まれ、時々菊チャンと連絡をとる事があります。ケーキとコーヒーのセットをご馳走になった事もありました。その菊ちゃんから、「加藤さんが、プリンあらモードクラブにゲストで呼ばれるからには、絶対素晴らしいマジックショーにしなければだめなんだ」と真剣に言っていたと教えてもらいました。
 加藤さんはとても情熱的な方で、ショーの時には本番前でも、「この方が良い」と思ったら、手順や構成を変えるほどショーに対するこだわり持つ方なんだそうです。
 大拍手、また大拍手のマジックショー。
 「プリンあらモード会」では、観客がマジシャンと一体化して盛り上がって行くので、終わった時に「あー今日も本当に楽しかった!!生きててよかった」って必ず思うんです。
 荒木会長が、「マジックショーは、ただ見ているだけじゃなく自分から積極的に参加してこそ面白いんんだ」と教えてくれます。参加してくれるマジシャンの方一人一人を大切にし、丁寧に繋がりを作ろうとしてくれてるおかげで、こんな凄いショーを見る事が出来て、心から感謝しています。
 ドルフィンカンパニーのラストを飾るイリュージョンはもう、本当に感激でした。それぞれの方のエネルギーが伝わってきて、会場の熱気も高まり、暖房を消しているというのに演じる加藤さんの顔からも汗がこぼれ落ち、拍手・拍手・大拍手の幸せなひとときになりました。
 例会が終わってから会長宅のiStudioでアフターがあり、佐藤理恵さんの手作りシュークリームにkyokoさんと百合恵さんは、特に舌鼓をうって喜ばれてました。
 加藤さんが、ダンスをしながらマジックをする事の難しさについて、会長と話されていたり、お二人の話がとても面白く聞き入ってしまいました。しばらく、有意義な時間を過ごしたあと、「明日、また仕事なので・・・」と名残り惜し気に(私はとくに)帰られていきました。
 後で菊ちゃんに連絡した時に聞いたのですが、「今日は楽しかったね〜」と、帰りの車の中でドルフィンの皆さんも言っていたそうです。また、ひとつ、思い出の一日が出来ました。
1月8日(木)
篠原康子
 1月8日は(使命感の強い)天才が生まれる日! ・・・かのエルビス・プレスリー、小泉総理大臣、デビット・ボウイ、森英恵さんなどなど・・・そして、我らが荒木会長のお誕生日でもあります。
 この日、恒例の「会長のバースディ・パーティ」が世田谷・iStudioで行われました。毎年、広々としたリビングが、沢山の友人達で埋め尽くされます。ヒロサカイさんは、パーティ前に早々とかけつけ、会長にプレゼントを渡されていました。レイン・スティック(雨の音がする棒)という楽器を。音色がとても癒し系。
 そういえば、ヒロさんは昨年の誕生日にも会長に癒し系の物をプレゼントをされていましたっけ。クリエイティブな仕事をされている方が相通じる、真心のこもったプレゼントだなぁと感じました。
 会長のバースディは皆さん、これぞ! と思う吟味されたプレゼント、金額の高い低いではなく「なんでも、もっている荒木さんに喜んでいただけるもの」 「自分のお気に入りなので、荒木さんの傍におかせて欲しい」などと、それぞれの思いのこもったものばかり。
 プリン副会長のマジックのコーナーや、アイビデオの白澤社長のおめでた歌や上口龍生さんの楽しいショートマジックの後、会長よりも、むしろ周りの人が楽しみな「プレゼントをオープンするコーナー」です。
 「僕はプレゼントをもらうのが苦痛・・でも、思いをこめてプレゼントしてくれる友達の気持ちを考えると・・・」とおっしゃる会長。沢山のプレゼントの山から一つ一つプレゼントを開封しながら、贈ってくれた友達に関するエピソードを、順々に話してくれます。会長の話し方があまりに可笑しく、どの人とのエピソードも爆笑炸裂。贈った側からは、「どうして、これを選んだのか?」という内容の楽しいスピーチもあり、それぞれの人の会長への想いが胸に伝わってきます。
 私達「プリあら」スタッフ一同からは、銀座のアップル店で購入した「映像や音楽の編集用マウス&超ハイテクマウス」のプレゼント。会長が自ら手掛けられている、マジック本(東京堂出版から6月発売予定)に付属するCD-ROMの編集が、少しでもやり易くなれば・・・という熱〜い願いをこめて、佐々木さんや小林さんや隅谷さんらと選びました。
 パソコンに詳しい隅谷さんが店員さんに色々質問しながら・・・あれは?これは?と皆で悩みます。「これは普通の人には無理ですよ・・・」と言われましたが、マックに精通され、なんでも使いこなしてしまう会長のもとでなら、きっと強い味方なってくれるはず!! ・・・なってくれるかな?。。なってくれるといいな。。
 迷いに迷ったあげく、うん! これしかない!と決定!!  なんてったって、パソコン知識の無い者達がパソコングッズを物色しているのだから怖いものがありますよね〜(^・^;) (*^o^*)
 そして、プリあらのマジック・グッズ制作部の山田秀樹さんからは、これまた、世界にひとつしかない手作りのマジックハット(高級エルメス調) のプレゼント。美しい・・・♪。プリン副会長もこれはすごいと大絶賛されていました。何人もの人から「いいなぁ〜!」と羨ましそうな声が上がっていました。
 私は会長と一緒に誕生日会をさせてもらうようになって、13年目になります。毎年感じる事ですが、会長をお祝いすると自分がとっても幸せな気分になる。。。不思議な人だなぁ・・・荒木会長って。
 ある時代に生まれて、人が人と知りあえる数というのは、かなり特定されいて・・・本当にわずかな必然が組み合わされた結果だとしたら。。。私にとって、会長とのつながりは、とてつもなく、価値のある、大きな財産でなのです。この日、ここに集われた方々も皆、私と同じ想いをお持ちのはず(^-^)
 だって、会長のような方とは、なかなか望んだとて巡り会えないと思いませんか? ”来年の誕生日は、何をプレゼントしょうか・・考えるだけでも、ワクワク楽しいなぁぁ・・♪” なんて、皆きっと、そんな思いを胸に帰られたのではないでしょうか?
 そんな、愛ある人間関係を持たさせ続けて下さる荒木会長は、私達スタッフのステータスシンボル☆です!!
    (写真1はプレゼントを前にスピーチ。写真2は「プリあら」関係のショット)