2003年分

 プリンあらモード・マジッククラブの創立は1998年ですが、ホームページが開かれたのは翌年、99年の5月からです。
 このページには2003年の9月24日の例会の日記から掲載されています。それ以前の日記を読まれたい方が多くいらっしゃる場合は、掲載予定もありますので、ご連絡ください。希望が多い場合はそのためのページを開設させていただきます。(HP制作担当)
Date
Name
Diary
12月23日(祝) 篠原康子
 毎年恒例の、荒木会長プロデュースによる「CBファミリー・クリスマスショー&ディナー・パーティ」が品川パシフィックホテルにて開催されました。
 2時間半にわたるこの素敵な催し物を、別のページを作成して、日記仕立で掲載することにしました。どうぞ、下記をクリックして、そちらのページをご覧ください。

           「2003年CB Family X'mas Party」
12月25日(木) 隅谷治子
 今日は、梅が丘のiStudioにイラストレーターの小堀文彦さんがいらっしゃいました。小堀さんは、会長が東京堂出版から出される次回作の挿絵を担当されるんです。昆虫が大好きで、名刺がわりにと昆虫が描かれたポストカードの作品集を会長に渡されていました。
 拝見させて頂いてビックリ!蝶や大きさ数ミリという虫たちを美しく繊細に愛情込めて一つ一つ丁寧に描いてあるんです。本当に好きじゃなきゃ描けないだろうなと、絵を見て久しぶりに感動しました。ヒロ・サカイさんのお宅にも飾られているそうです。
 そんな小堀さんが会長の超一流テクニックをどのように描かれるのか、ますます楽しみになりました。打ち合わせは、原稿の順番通り始まりました。まずは会長が演目を実際に演じてくれます。小堀さんも名和編集長も、ギャラリーにいる私たちも声を揃えて驚いてしまいます。その後、会長がテクニックを演じながら挿絵部分の解説をし、小堀さんが写真を撮っていきます。解説されると、マジックをあまり知らない小堀さんを中心に「え〜!!そんな風になってたんですか〜。」と終始、歓声が上がりながら賑やかに進行していきます。
 途中で、夕食タイムになりました。テーブルには、豪勢な生牡蠣の盛り合わせと豪華ちらし寿司が並んでいます。私もご一緒させてもらえてラッキーと思いながら、食べ始めました。一口頬張った牡蠣は甘くて口の中でとろける美味しさ、プリップリの生筋子がのったちらし寿司は、筋子だけでごはん全部を食べれそうなくらい美味しい上に、さらに新鮮なお魚がたくさん載ってました。小堀さんも口数が極端に減るほど食べることに集中し、食べ終わった後「こんな美味しいもの食べると活力が湧くよね、頑張ろう!」と嬉しそうにおっしゃっていました。
 会長の作品は、それ自体、とても価値の高いものですが、こうした新たな出会いがあるたびに、そこから起きる可能性を大事に膨らませて行く所が素敵だと思います。そして、その積み重ねこそが、人生を何倍も膨らみのあるものにしているようにも思われます。そばにいていつも楽しいものをもらっているだけじゃなく、少しでも役に立って、自分の中で納得できるものを築いて行きたいと思います。今度の初心者のためのカードマジック・テクニック解説本(題名は未定だそうですが)、凄〜く楽しみ♪
12月10日(水) 山田秀樹
 ズンチャチャ、ズンチャチャおなじみのイントロで司会進行をしてくださる佐々木由喜雄さんと隅谷治子ちゃんの2人がいつものようにダンスをしながら登場です。実はこの二人、今売り出し中のダンシングユニット??
 例会に皆さんが集まる前に時間をかけて入念に振り付けのチェックをしているのです。だから息もだいたいピッタリなんですよ。看板を背負わないチンドンマンのようなサンタの衣装が妙にピッタリの佐々木さんに場内爆笑です。今日は何かありそうな予感がします。
 会員のパフォーマンスは宮田さん。「先日のオークションではジャンケンに弱くて唯一競り勝ったのがこのジャンボカードです。」この無念さのにじみ出た挨拶で再び場内爆笑です。でもこのジャンボカードを使ったマジックとシルクのマジックはとても不思議でした。
 続くプログラムは副会長『プリン師匠』のコーナーです。伊勢丹の売り場を手伝って最近めきめきマジックの腕を上下している藤原君を従えて登場するとプリンさん独特の雰囲気にまたまた場内爆笑です。いつものことながらすごい存在感があります。でも藤原君と連携したマジックはこちらも不思議さ充分の演出でした。

 さて、いよいよメインゲスト、27年間本場アメリカでその地位を築いたコメディーマジシャン『フミオさん』の時間です。今日は、かなり早くの会場入り、それもすごい荷物を大きなバックに詰めて電車でおいでくださいました。例会の前に会長に話をしている中で、「家出同然にアメリカへ単身乗り込んだ時に、荒木さん(会長)のレコードを持って行ったんです。だからプリあら会に招かれてとてもうれしい。」と話していらっしゃいました。
 目にも鮮やかなブルーのダブルのスーツで登場です。まず自己紹介かと思っているとジョークで場内に笑いが起きます。油断していると更にジョークで、客のテンションもどんどん上がっていくのです。
 話だけではありません。不思議なマジックかと思っているとどんでん返しのギャグがあったり、リングを見せて「リングがつながったりはずれたりするマジックを見たことある人」客が「はーい」と手を上げると「じゃーやらない!」で場内爆笑です。客とのやり取りもアドリブの利いたジョークが機関銃のように炸裂し、最初から最後まで絶え間なく笑わせていただきました。
 この笑いを文章ではなかなか表現できない(私の文才の無さにも問題はありますが)のが残念です。例会に参加された方はお分かりになりますよね。ですから、例会には参加しないと損をしちゃうんですよね。(あれ、ちょっと違う方向に行ってしまいましたか?)。アンコールも場内爆笑の連続であったことはいうまでもありません。

 そして毎回楽しいパフォーマンスを見せてくださる、そう荒木会長のコーナーです。客にカードの名前をいくつか言わせ、別の客にその中のひとつを自由に選ばせます。つまり何が選ばれるかまったく予想もつかない状況で1枚のカードか選ばれたわけです。
 『このカードが、この中に入ってるんだから不思議だ』といって、登場した時に持ってきた大きな紙袋が示されます。袋の口を結んである紐をナイフで切り、客が中に手を入れます。みんなが、ぐっと身を乗り出すと、中に入っているのはカード一組だけ。不審な顔をした客がそれを取り出します。客の頭の中に膨らんだ想像が簡単に裏切られ笑いが起こります。
 『でも、これは赤いケースで、中に青いカードが一枚入っているんだよ』と付け加えます。ところが出してみるとすべて青いカード。『一枚じゃ不安だったんで、他のカードも青裏にしておいたんだ』と、ここでも笑い。『でも、今選ばれたカードには×印がつけてある』と言うので、客はどうしたらそんなことが出来るんだろうと想像を膨らませます。
 しかし、カードを拡げていくと確かに客のカードには×がついているのですが、他の全てのカードの表にも印が付いているので、またしても想像が裏切られ爆笑に変わります。
 『これじゃマジックにならないなと思って、実は1枚だけ色を変えておいたんだ』と言いながら、客の指定したカードを上に引き出し、すべてのカードを裏向きにすると、そのカードだけが赤色になっていて、大きくX印が描かれています。全員が「なぜー?」×「なぜー?」=「すげー!!」となってしまいました。

 今日は、司会者、宮田さん、プリンさん、フミオさん、荒木会長とそれぞれに笑いと不思議が融合した楽しい雰囲気の余韻がいつまでも残る「プリあら会」でした。

 かなり前から会長のコーナーで私が『凄い』と感じていることがあります。今回のパフォーマンスに限らず会長が見せてくださるマジックがとても不思議で楽しいものであるということは、例会に参加された方であれば皆感じていることでしょう。
 私が凄いと思うのは、これが『毎回』であるということ、そして常に『荒木流』であるということです。毎回ですよ。数多くのマジックを知っていて、それが出来るというのもさることながら、どうしたら客を楽しませることができるか考え、それを実行することがどれほど大変なことか。
 一例を挙げれば、本来ポーカーサイズのデックで行うマジックを、観客のためにジャンボカードに代えてされることがあります。客側から見ればただカードの大きさを代えただけに思うかもしれません。しかし、演者からすればその扱いや演出がまったく違ってしまうはずです。その解決策を模索し、より楽しいもの(荒木流)に代えていくためのアイディアを捻出しているはずなのです。体調の悪い時もあったでしょうし、テンションの上がらない日もあったのではないでしょうか。しかし、このコーナーでそれを感じたことはありません。
 プリあら会は月に2回の例会がありますから単純計算で年間24回。それが丸4年以上続いているわけですから24×4で‥‥すごい数になるわけです。その都度違うマジックで会員を驚かせ、楽しませてくれているんです。更に、これからも『ず〜っと』これが続いていくわけですから‥‥。
12月13日(土) 斉藤恵美
 プリあらMCのスタッフでもある森内俊之さんが新竜王を奪取してすぐに、荒木会長から「森内くんのお祝いやろうね!」の一言、梅丘iStudioにてアットホームな雰囲気でお祝い食事会が行われました。参加者は将棋大好き人間の方々(お能の荒木亮さんやプリあら会員の林さん、池畑さん、樋口さん)、それに私みたいなちんぷんかんぷんの人達までと、バラエティーに富んでいます。私は料理班として森内新竜王祝賀パーティーの料理を作れる幸運に恵まれ、3日前から仕入れと下準備!!和洋折衷で全部で15品+スペシャル。お祝いケーキは、プリあらスタッフの佐藤理恵さんと酒井怜子さんの共作です。
 私の料理は、リクエストNo.1のコンフィーというフランスの田舎料理なのですが、西麻布にあるル・スフレ(フランスのデザート・スフレ専門店)の永井シェフから教えてもらったもので、鶏のもも肉を低温の油で煮るので余分な脂が落ち、肉のうまみが凝縮されます。今回は7時間煮込みました。
 味付けは塩のみですが鶏肉がこんなに柔らかくて美味しいものかと驚きの一品です。サラダは4種類もあり、これは石田ナツコさんのお手製です。とにかく大食い選手権顔負けの品ぞろえになりました\(^o^)/
 食事が終わって一段落したとき、「そういえば、森内くんはここで将棋を指したことないよね!」と荒木会長の言葉から、「指したい人がいたらやりますよ」と森内新竜王。「えーーー!ほんとにィ!」と、私以下みんな。「今、みんなの前で将棋を指してくれるの???」
 そんなことがあるわけないという思いと、見たい!!という気持ちとが一緒になり、頭が混乱してきました。が、なんと、林さんが代表して、二枚落ちでの対戦をしてくれることになったんです!
 将棋の盤と駒を会長が出してきてくれたのですが、・・・これも飾ってあるのしか見たことがなく、とても綺麗で、将棋が良くわからない私でさえハッとするような、豪華な盤と駒なんです。
 さあ、新竜王と会員の林さんが向い合って坐りました。まずは、森内新竜王が作法通りに王将を取り、駒を並べて行きます。私は、その森内竜王の駒の持ち方だけで、感動して、涙がうかんで来てしまいました。あまりにも綺麗!?静か!?指が綺麗!?品の良さ!?なんと表現して、いいのかわかりません!こんなことを目の前で見て、感じられることは、絶対にないと思います。
 将棋がよく分からない私のような人たちのために、会長が面白おかしく解説をしてくれるんです。それによって、駒それぞれが生きてるみたいに見え、森内竜王の駒はさりげなく動いているのに、居る場所が的確で強そう。それに比べて、林さんは角と飛車がいるにもかかわらずちょっぴり弱そうにみえてくるからおもしろい!! コマの動かし方くらいし分からない私でもこの雰囲気によって、十分に将棋を楽しむことが出来ました。
 将棋ファンが見たらよだれをたらすような環境、私のようなものがここに居るのが申し訳ないと思いながらも、それを作って下さっている荒木会長に感謝。そして、森内新竜王の指し手に感激という贅沢な1日を過ごす事が出来ました。ありがとうございました(o^_^o)
11月27日(木) 隅谷治子
 3回目を迎える「プリあら大オークション」、本日も大盛況でした。メインの司会・進行役を会長に担当していただき、まずは、出来上がったばかりのヒロサカイさんのDVDデモをMacのパソコンを使っての紹介から始まりました。たった一日、しかもiStudioのみでのロケとは思えないこの企画、触りの部分だけ見せてもらったんですが、ワクワクどきどき、今からすごーく楽しみです。そんなフレッシュな話題で盛り上がったところで、いよいよオークションのスタートです。
 トップバッターは、「プリあらオークション」の常連でいらっしゃいますフジテレビの人気アナウンサー牧原俊幸さん。毎回、楽しいサロングッズを紹介してくださいますが、今回も一度も使ったことのないシャンパングッズを始め、新品同様の和風傘などを超安値で出品して下さいました。
 もちろん、最初から大歓声とともに札が上がります。どんどん金額がアップしますが、スタートが20円なんて物もあるので、上げた手がなかなか下がりません。ところが、「プリあらオークション」は、普通のオークションと違って、一定の金額にまで競り上がるとマジシャンの方々からストップがかかるんです。定価8000円もする米国のマジック・ビデオセットがマジシャンのお気持ちで800円で落札されたり、10000円もするスカーフセットが半額でゲット出来たりと、超々安値で落とされていきます。本当に良心的です。
 なので、何人もの希望者が出た場合、最終落札者は「じゃんけん」で決まります。今日も初っ端からじゃんけんでの競り落しです。そんな牧原さんも、ジョーカーさんがお持ちの故ダーク大和氏が製作された木製のグラスマジックを落札されました。そうです、「プリあらオークション」のもう一つの面白いところは、マジシャンの方々も観客と一緒になって、オークションに参加できる所です。
 ほぼ全員のマジシャンが札を持ち、時には観客以上に身を乗り出し、白熱してじゃんけんする場面が何度もありました。ヒロサカイさんを始め、幸条スガヤさんなどは何度も札を上げるんですが、なぜかじゃんけんが弱いんです。松旭斉ちどりさんも「え〜、参加してもいいの!」と喜び勇んで札をあげられますが、なかなかじゃんけんに勝てず、初めて勝ったときには、落札以前に、じゃんけんで勝ったことに感激されてる程でした。
 そんなちどりさんも、選び抜かれたグッズ、しかもご本人が現在使われている現役の道具を競売に掛けられたんです。大きなフラワーとシルクが出現する素敵なマジックを、マギー酒井さんが落とされたとき、金額が超安値にもかかわらず、「女性の方に落としてもらいたかったのよ。良かった!」と喜んでいらっしゃいました。シルキー渚さんもです。バラの花のマジックで、二つしかないうちの一つを使いやすいようにと、綺麗に修正して持って来て下さいました。凄い!!!
 そして、からくりドールさんは、これまたビックリする程の超レアレアグッズの宝庫。その一つに今や日本で最も知名度の高いマジシャン、ミスターマリックさんがまだマリックになる以前の遥か昔、松尾さん時代のサイン入りパネルなんかもありました。どれもこれも珍しいものばかり。
 渋谷慶太さんは「落ちれば落ちるほど赤字なんだよね。。。」とボソッと言いながらも毎回、沢山の出品をしてくださいます。
 荒井晋一さんはスパイ大作戦にでてきそうな、風船カードにオリジナルグッズ。幸条さんは、ゾンビボールにファイヤウォンド。マジシャンのラストを飾るヒロサカイさんは、毎回、信じられない価格で貴重なアイテムを出品してくれます。
 そして、マジシャンの紹介がすべて終わり、エンディングを飾るのは、恒例になりましたアイビデオ・白澤社長の掘り出しものセット。プリン副会長の即席解説付きで紹介されます。また、今や、なかなか手に入らない会長の小説なども飛び入りプレゼントで出品されました。一際、悲鳴・歓声が上がっていたようです!!
 観客もマジシャンも一体となって楽しめるお祭り♪こんなイベントは、日本中どこを探してもないでしょう。自分ひとりでは、一生かかっても手に入れられないような珍しいグッズ。もし、ここで落札されなければ、博物館へ持って行くという荒井さんの年代物もありました(落札しました(^o^))。出品物を見ているだけでも楽しく幸せな気分を味わえます。50人の会員だけで参加するのはもったいないと運営スタッフの皆が口を揃えて話していました。
 参加して頂きました、シルキー渚さん ヒロサカイさん 牧原俊幸さん 渋谷慶太さん まおさん からくりドールさん 幸条スガヤさん 松旭斎ちどりさん ジョーカーさん 荒井晋一さん 本当にありがとうございました(ラストの写真は参加して頂いたマジシャンとスタッフの記念ショットです)。
11月24日(月) 小林 弘
 2回目の参加となったiStudioバスツアーは今回も充実の内容で楽しいひと時でした。
 これは今回再び参加して感じた事なのですが、このツアーの不思議な魅力は、向かう場所は近いのに毎回全く違う旅の感覚を味わう事が出来る点です(1回参加しただけではこの事は分かりませんよ)。
 この日の天気はあいにくの曇り空。しかし、日頃の行いが良いのか!悪いのか!? 何とか雨は降らずに済みそうです!(前日に作った、照るてる坊主が利く事を願いつつ) 朝一番、本八幡の駅前から小田急バスに乗り込むと、もうそこには期待に胸を膨らませた(全席満席の)参加者の方々が。皆さんと温かい朝の挨拶を交わしながら座席に着く。
 最初の目的地・八郷柿狩り園までの道中は、自他共に認める「勝手にバスガイド」の酒井さんが楽しませてくれます。行きの車内では参加者一人ひとりの自己紹介が行われ、その方が「どんな人とのつながり」で「どんな気持ちで」ツアーに参加されたのかがよく分かります。そして参加の理由は様々でも「楽しい時間を過したい」「人生を少しでも楽しみたい」という気持ちはみんなに共通しています。
 荒木会長プロデュースのこのバスツアーはそんな人の為にこそあるんだなぁと、しみじみ感じているとバスはあっという間に柿園へ到着!果物カゴと植木バサミ、小型ナイフを手にいざ柿園へ。何でも天皇陛下に献上する高級な柿で通常は一般の人は入れないそうです。これもiStudioツアーならではの特別体験です。感謝!
 柿狩り初体験の自分達に、今回お世話をして下さった川上さんが、あっという間に美味しそうな柿を摘み取って食べさせてくれました。頬張った瞬間、口いっぱいに広がる柿の香りと甘さは「これぞ、秋の味!」って感じです。渋さは全くと言っていい程なく、後味も信じられない程すっきりしているのです。美味しい柿は木の上の方で日光をたっぷり浴びた柿だと言う事で、脚立に登って美味しそうな柿を探しました。この時は本当に童心に返って、参加者の中でも一番はしゃいでいたかも!?
 柿狩りの後は八郷温泉ゆりの郷へ。筑波山を一望できる露天風呂で日頃の疲れを、心身共に癒してリフレッシュ!自然に囲まれた温泉はやっぱり最高です。昼食のそばも美味しかった。周りに促された隅谷さんは「ダチョウ定食」にチャレンジ! 後で聞くと、『臭みはなく牛肉みたいで、思ってたより食べ易かった』との感想を話してくれました。
 次に向かったのは、太平洋が眼下に広がる荒木会長の海の別荘です。大海原へと続く果てしない水平線と心地いい波の音、そして穏やかな時間の流れが、都会の生活に慣れてしまっている自分にこれまた癒しを与えてくれました。
 そして今回のコースの最後は、北浦湖畔のiStudio大洋村の荒木会長の別荘。庭には家庭菜園があり、旬の野菜が植えられていて、しっかり手の行き届いた様子に驚かされました(前回参加した時とは大きく様変わりしていたので)。
 今回は菜園の真ん中にみんなでチューリップの球根を植えました。これから寒い冬を越え、春には綺麗な花を咲かせてくれる事を願いながら。ちなみに、チューリップの花言葉は「博愛」、「思いやり」、「永遠の愛情」だそうです(他にも「ちょっと悲しい恋」的な意味もあるらしいです)。周りの人を、ものを、自らを取り巻く環境をもっともっと愛していけたらいいなぁ。
 ツアーのラストは、食卓を囲んでアツアツの海鮮鍋&雑炊を思いっきり堪能。この鍋には、日立の海で採れた魚介類を始め、大洋村の新鮮な野菜に留まらず、iStudio五十嵐さんやお母さん、調理された方々の愛情がたっぷり詰まっているので最高に美味しいはずなんです。幸せになるんです。
 『男性が台所に入るもんじゃないよ』なんて言われますが、丁度食事が一段落した頃、台所を覗いたら、そこはまさに戦場!(自分にはそう見えたのですが)。頼まれた訳でもなく、女性の方々が率先してお手伝いをしていて、それも、もの凄いスピードにもかかわらず無駄がなく的確な手際でこなしているのを見て、大変なショックを受けてしまいました。「今日一日で自分は一体少しでも誰かの役に立てたのだろうか?」と。
 頼まれていたマジックでは、打ち合わせを綿密にしてなかった為に、用意していたマジックの半分しか出来なかった失敗も『プリあら会』のメンバーの温かい思いやりに助けられ事、改めて感謝しています。ありがとうございました。
 今回のツアーでは、目に見える「物」としてのお土産は持ち帰りませんでしたが、沢山の目に見えない、得がたい「もの」を持ち帰ることが出来たと思っています。iStudioバスツアーの価値の一端はこんな所にもあるのではないでしょうか?
 参加する度の新鮮な驚き・何が起こるか分からない期待感・それでいてしっかりと満足させてくれる魅力的な内容は、マジックを作り上げていく過程にも似ていて、荒木会長のプレゼンテーションの凄さを今更ながら痛感しました。
会長からは「人生の楽しさ」をいつも何気ない形で伝えて頂けている自分の状況に改めて感謝したいと思います。
 本当にいつもありがとうございます。                             
11月24日(祝) 宮崎悦子
 iStudioバスツアーは、今回も小田急の大型バスをチャーターし、50名近いメンバーで柿狩り&ゆりの郷温泉&海鮮鍋という楽しいコースの企画でした。
 まずは、天皇陛下に献上する柿を作っている農園での柿狩りです!!紅葉もすばらしい景色の中で食べる柿は本当においしく、このような農園で柿狩りができることが本当に凄いことだと思いました。
 担当していて、こんなふうに書くのはおかしいんですが、実際に柿狩りのすべては、荒木会長の大親友である川上さんがスタンバイをしてくれているんです。
 私は、農園のおじさんから「上の方にある、日がよくあたる、色の濃い柿が美味しい」という情報を得たので、「プリあら」運営スタッフの小林くんと一緒に、美味しい柿を見つけようと探し始めました。小林くんは、荒木会長に美味しい柿を送りたい一心で、自分の柿を食べることよりも、会長に渡したい柿を、はしごを使って一生懸命取っていました。
 彼の、柿を取る姿をみて、「先日、自分は何も言っていないのに、会長は自分が悩んでいることを自分自身よりもわかっていて、話をしてくれました。会長はバスツアーには参加しないけれど、皆以上に皆が楽しいことをわかってくれているはず。だから今日のツアーは楽しみですね」
 と、バスの中での自己紹介のときに話していたことを思い出しました。
 ゆりの郷温泉では筑波山を見ながらの露天風呂、海の別荘でティータイム。iStudio大洋村での海鮮鍋。そして、その後のマジックショー。マジックショーは、小林くんの担当です。ところが、ここで、私たちの大きな失敗がふたつも重なってしまったんです。
 ひとつは、不手際で海鮮鍋の材料が間に合わず、進行に間があいてしまったこと。そこで、鍋料理の後で行うはずだったマジックを、急きょ繰り上げてもらいました。演目は、「袋の中のボール当て」と「カード当て」。カード当ては、「皆の手を伝わって今のカードがわかるんです」と、見ている人たちも参加しての進行なので、当たったときには皆の大歓声があがりました。
 ここで失敗の2。参加者が50名近くになったことを小林くんに伝えなかったために、視界の問題で、本当はもっと用意して来てくれたのに、この2つしか演じることが出来ないかったんです。それと、せっかく素敵なマジックを演じて間を持たせてくれたのに、まだ、お鍋の材料が間に合いません。
 困ったと思っているところに、小林くんのあとに続いて、「プリンあらモード会」の方々が次々とリレーマジックを演じ始めてくれたんです。予定にない進行ですが、見ている人達は、大喜び。もっと見たい!と盛り上がっていきました。
 自分達の失敗を、「プリンあらモード会」の会員の人達によって助けてもらいました。大失敗してるにもかかわらず、人のつながりの暖かさによって、小さな失敗に変わっていく。そして、ツアーが終わるときには、素敵なツアーとして大成功していく!!
 バスツアーに、何が起こっても、それをくるんでしまう大きな力がこのツアーの中にはあるんです!荒木会長がプロデュースするバスツアーは、魔法のエッセンスがかかっているんだ、と改めて思いました。
 初めて会った人、年令が違う人もあっという間に仲良くなっていったり、自分も一緒に何か手伝いたいなと、自然になっていく・・・。一般のバスツアーのように、おいしい、楽しいだけでなく、心の中からこみ上げてくる感動や喜びを感じることができる、他では絶対にあり得ないツアーなんですね。
 次回、またバスツアーを担当させてもらえたら、今回の失敗から学んだことを活かして、このツアーの良さをもっと表現できるように頑張ります。そして、このバスツアーに秘められた魔法のエッセンスの中身を、少しでも勉強して行きたいと思います。                                     

参加者からのメッセージの一部を紹介します

 初めて参加しましたが、すごく盛りだくさんで楽しかったです。とくに、皆で食べた鍋は最高!!
大勢で食事をする経験てあまりないから、わきあいあい楽しめました。初めてづくしでいい経験が出来ました。このツアーを考えてくれた方に感謝×2です。神崎孝子

 今日は一日ありがとうございました。初めてバスツアーに参加しましたが、準備して頂いたスタッフの皆さん、大洋村の美智代ちゃん、お母さんに心から感謝いたします。スケジュール的に、少し盛り込みすぎかなという感じはしましたが、柿もおいしかったし、温泉も良かったし、海鮮鍋も絶品で楽しい休日を過ごすことができました。
思い出の一日です。是非また参加したいと思います。皆がつどえる別荘を持つという発想はありませんでしたが、自分のためだけでなく、自分の仲間のために持ちたいと思いました。鈴木 容子

 本当ならば、本日ツアーのことを書くのがいいと思いますが、今回は私が感じたことを書きたいと思います。お友達をお誘いしては何回か参加させて頂きました。その度にお友達が言うんですよ。「長沼さんが誘ってくれるこの会の人達は皆さん朗らかで良く笑う人達ね」って!!私もそう言われると嬉しくてこれも荒木会長プロデュ−スのお陰と感謝し、又スタッフの方達が荒木会長の意を受けて、何事にも前向きで一生懸命な姿勢に感動しています。私も何かお役に立てる事があればと思っている今日この頃です。長沼美千代

11月21日(金) 隅谷治子
 この日のお昼、山田さんの日記の通り、iStudioに島田晴夫さんとスピリット百瀬さんがいらっしゃり、日本テレビによるアイビデオの撮影がありました。
 そして夜、今度は、会長の次回作「カードマジック・テクニック編」のビデオ撮影に、二川滋夫先生がお見えになりました。ラッキーにも私も参加させてもらうことになりました。私が到着したときには、すでにメインの撮影は終わっており、リビングには二川先生と荒木会長、そして東京堂出版の名和編集長がくつろいでお茶を飲まれていました。こんなプライベートな空間に自分がいられるなんてとても嬉しい!と感激しながら席に着くと、二川先生は、滑らかな手つきでカードを触り、サラサラ〜と広げ「一枚取ってもらえますか?」と優しい口調で私の目の前にカードを差し出して下さいました。「えっ〜!マジックを見せてもらえるんだぁ」とワクワクして一枚選ぶと「ただのカード当てなんですがねぇ〜」とおっしゃり、熟練された自然なテクニックで、そのカードを鮮やかに当てられました。
 さらに会長が、加藤英夫さんが絶賛されたリセットのオリジナル・バージョンと、今度の本の中の作品「オイル&ウォーター」を見せてくれました。その感動的でオリジナルな結末に、二川先生も深く頷いていらっしゃいました。
 二川先生は、シャイな雰囲気をお持ちで、おっとりとした話し方のせいか、辺り一面に穏やかな空気が流れます。そう言えば、以前、会長が出された「カードマジック19の秘宝」に関して誤字脱字の校正表を作成し、持って来て下さった事がありました。一字一句を細かく訂正してあり、本文だけではなく、挿し絵の細かい説明部分にまで目を通され、間違えを列記してあるんです。「次回、出版されるとき、参考に」とおっしゃって。。。本に対する価値観が高いからこその行動に他ならないのでしょう。そんな事をふと思い出しました。
 その後、お食事をしながら、外国人マジシャンとの交流や、初めて海外でレクチャーをした時のことなど、二川先生のマジック人生に関わる沢山のエピソードをお聞きすることが出来ました。食後にも、また、面白いマジックをいくつか見せてくださった上に、レクチャーまでして下さって、凄い♪♪
 会長の側にいると、クリエイティブな楽しい出来事が毎日のように起こります。その一番の基盤になる人間関係を会長は一つ一つ丁寧に築き上げて行かれることが良く分かります。今日は、マジックファンに話したら、とんでもなく羨ましがられるような楽しいひと時を過ごさせてもらいました。
11月21日(金) 山田秀樹
 3日前、篠原さんからの電話があった。「山田さんビッグニュース。今度の金曜日に日本テレビの撮影(アイビデオ のマジックビデオ製作現場の取材)でスピリット百瀬さんと島田晴夫さんが、iStudio に来るんだよ。12時から5時ぐらいだって。来れる?」
 直ぐ手帳を確認した。今のところ何も書かれていないが、この時期、打ち合わせなど 急に予定が入ることがある。だが‥‥‥。『多分大丈夫だと思うよ』と答えた時に は、すでに何が何でも行くぞと決めていた。憧れの島田晴夫さんに会えるだけでも凄いことだ。大きな声ではいえないが仕事どこ ろではない。
ホームページで、「プリあら会」の会員には、「ギャラリーとして参加出来る特権を頂 きました」と告知されたので、大勢来るのだろうと思っていた。
 ところが当日11時30分、iStudioに到着すると、担当の宮崎さんがいるだけであと は誰もいない。「今日、私たちだけなの!」急な話だったこと、なおかつ平日の 昼間であったことが原因だったようだが、それが私にとってはかえってラッキーだっ た。
 アイビデオの撮影機材のセットが終わると、早速スピリット百瀬さんの撮影が始まっ た。カード、コイン、ロープ、シルクなど数々のテクニックもさることながら、常に上を追求するこだわりも素晴らしい。
 一方、島田晴夫さんは、百瀬さんの撮影の間ソファーでくつろいでいる。もちろん私 はその近くに。カメラが回っていない時にはマジックに対する考え方や、ちょっとし たアイディアなどを話してくれる。私はうなずいたり、返事をしたりするのだが興奮 して声が裏返ってしまいそうだ。また、時々「ステージではこんな風に‥‥」と、 ポーズをとって見せてくれるのだか、その顔が、まさにステージで見る顔になってい て、それだけで引き込まれてしまう。すごい。これぞ『世界の島田』のパワーだと感 じた。
 スピリット百瀬さんが撮影を終了して帰られ、島田晴夫さんの撮影も全て終了したの で、一緒に写真を取らせていただき、握手までしていただいた。もちろんその前に名刺交換をしサインをもらったことは言うまでもない。
 島田晴夫さんの大ファンの一人として今日は一生忘れられない1日になった。興奮し て今晩は眠れないかもしれない(眠れなかった)。
 朝のテレビの占いコーナーで「今日一番運勢がいいのは魚座(私の星座)のあなた」 と言っていたが、大当りだった。
11月13日(木) 佐々木由喜雄
 晴れのち曇り(さいたま市)
 今日、あわてて携帯用脚立(きゃたつ)を注文した。格安期限が明日までだったのを忘れていた。通常価格8300円がなんと!1480円!・・・あぶなかったぁ(・・;) これで、来年は大丈夫(^o^)V
 そもそも、この脚立を買ったきっかけは「プリあらホームページ」だった。荒木会長がプリンあらモードマジッククラブの運営委員に加えて下さり、新しいホームページのプロフィールに"佐々木は大道芸が好き"と書かれてあった。
 "?ん?"・と思った。
 確かに寄席には時々行くが、特に大道芸についてそんなにこだわったつもりも、会長にお話しをした記憶もなかったからだ。
 ある時、ホームページの催し物の日程に「大道芸ワールドカップIN静岡2003」の案内を見つけた。予定していた名古屋出張が11/3に延びたこともあり・・・大道芸ワールドカップの実行委員会に電話をしてみると「途中からの参加でも十分たのしめますよォ〜。基本的にただてすしィ〜」という間延びした女性スタッフの声。一気にその気になった(^-^)
 出張前に静岡で一泊。4日間のイベント後半の一日半に参加した。
 2日(日)は、快晴でメイン会場の駿府公園はすごい人出だった。後日情報、参加者総数148万人! 組み立て式の潜望鏡が飛ぶように売れていた。僕の身長は177センチ。だから、大丈夫だろうとシカトした。甘かった(;;)
 駿府公園だけでも8ケ所(全体で24ケ所)あるパフォーマンス会場の全てが文字どおりの黒山の人だかり。見えるのはお客さんの後頭部ではなくお尻ばかり。観客の輪の外側は脚立持参の強者ばかりだった。スゴスゴ戻って潜望鏡を買った。なるほど良く見えるが、お尻とお尻の間から変な物がニョキニョキ伸びている景色は何だかあやしい。
 3日(月)は、朝から生憎の雨だったが、ずぶぬれで素晴らしい芸を見せてくれたパフォーマ−に感動の拍手が鳴りやまず、感謝の硬貨や紙幣が帽子にあふれた。日本人のポンタさんが大笑いの演技の後に言った。「面白いと思われた方、いくらでも結構です、どうぞこの壷の中にそのお気持ちを折り畳んでお入れ下さい」思わず、折り畳んでいれた。
 今回の優勝者はルディ&クリスティというイタリア人とアメリカ人の御夫婦。でっぷりとお腹の出たテナー歌手ババロッティのパロディで笑わせ、奥さんのクリスティとのアクロバットで魅了し、驚きの片手倒立から逆立ちタップまで、あっという間の20分だった。
 2位のサブリミットという日本人ペアは見のがしたが、3位のスイス、ロマノ・カーララさんは凄かった。登場から退場まで、全てが完璧なパフォーマンスになっていた。そこだけ重力を消してしまったとしか思えないパントマイム。まるで千手観音のように見えてしまう超スピードのジャグリング。ヨコ、タテ、ヨコと重ねたパイプのその上の板の乗って7つのボールを操る究極のバランス&ジャグリングにウォォォ〜!!という津波のような歓声と拍手の嵐。
 他にも、超美人のバイオリニストの生演奏とジャグリングの融合、神業のディアボロを見せてくれたドイツのシュテファン・ツィマ−マン。おかしなジュリ−のギャグの後、投げ銭は結構ですと言いながら「可燃物」と書いてあるゴミ箱を持ってきた、サンキュー手塚。雨にもかかわらず笑顔でキダム真っ青のアクロバットを演じ切ったオーストラリアのポパイetc・・・・みんなみんな楽しかった(大拍手!!)
 そして気づいた。これが大道芸だ・・今まで本当の大道芸を知らなかった。自分は本当に大道芸が大好きだ。また、ひとつ人生の楽しみを見つけた。荒木会長にまた感謝。ありがたい。それにしても、なぜ?会長にはわかるのだろう? 今まで何度も感じた事だが本人以上にその人の事がわかってしまうらしい。不思議な人だ。きっと、宇宙人だ、間違いない。
 ・・・来年の11月に使う脚立が、明日届く・・・って。。はゃっ! 来年は、高台より、ばっちり見るゾー!!
11月7日(金) 酒井玲子
 今回のプリンあらモード・マジッククラブの例会も最高に贅沢でした!一昨年の荒木会長主催の「CBファミリー・クリスマスパーティー」で、沢山の動物が出現する素晴らしいマジックを見せて下さったシンコー&トモコさんが本日のゲストということもあり、50人以上の会員の方々や初めてのビジターなどが参加しました。
 いつものように会員のマジックからスタートです。今回は中村秀典さん、ルパン三世の曲にのせて、シルクとステッキのマジックを披露して下さったのですが、シルクを振り回す時の身体の形がおもしろいの何のって・・・会場は大受けでした。感想をプロマジシャンでビジターでいらしたシルキー渚さんに聞いたところ「きっと自分では、まじめにやってるから、なんでこんなに皆が笑うのか不思議だったでしょう。ビデオで見たら何で笑ってるかわかるよ。なかなか出せない味を持っているね」と楽しい評価をされていました。
 奈良県から1人でバスに10時間乗ってきた原ヒロキくんのマジックも最高でした。今回は、シルクハットから出現した、ぬいぐるみのウサギと自分が会話しながらマジックを進行させるという楽しい設定でした。見るたびに大人になってゆくヒロキくん、頑張って、かっこいいマジシャンになって下さいね!
 そして、シンコー&トモコさんのステージは、バイオリン・マジックをさらに進化させた新手順。ロマンティックで素敵なマジックをいくつも見せて下さいました。途中、インコのルンルンちゃんがシルクから出現して、トモコさんの手に止まるはずが、興奮したのか会場を飛び回るアクシデントもありました。本当に可愛いルンルンちゃん。会場の関係で鳥を連れてくるのは難しかったのですが、「プリあら会」のために連れてきて下さったそうです。次々と鳩が出るのにも感動しました。また、シンコーさんが指に火をつけて、その炎を移すアクトもすごく不思議でドキドキしました。こんな素敵なマジックを、普通、遠いステージでしか見られないのに、目の前で心ゆくまで見せてもらえるなんて「プリあら会」は凄い!!
 さて、いよいよクライマックスは、荒木会長のコーナーです。このコーナーを私は毎回、一番楽しみにしています。今回のマジックもビックリ!あまりの不思議さにボーとしてしまいました。
 サインしたカードをお財布にしまい持っていてもらうのですが、別の人がもう一枚のカードを選んでサインをします。次の瞬間、お財布にしまっておいたAさんのカードを取り出してみると、なんとBさんのサインが書いてあったのです!二人は、1枚のカードにサインしていた?!まさか、そんな亊、絶対にあり得ない!!!なんで?どうして?頭の中は、?マークと感動で一杯になりました。本当に荒木会長のマジックは、魔法としか思えません。
 そして、マジックの他に、なぜ「プリあら会」が毎回楽しく盛り上がって行くのかというお話もしてくれました。人が事務的に行動するのと、情熱を持って行動するのとでは、作られて行くものがまるで違ってしまう。バスツアーも「プリあら会」も、いつもそこには人の優しさが感じられます。その秘密は、人が人を思うだけではなく、人生も「プリあら会」もバスツアーも、そこに仲間が居るのだから・・・、それがあるのだから・・・その事に感謝して、お互いが協力しあって、もっともっと良いものに作り上げて行こうとする情熱的な気持ちなんだというお話。
 例会が終わってから、今回初参加の人を連れてきた友達のところに一通のメールが届きました。”「プリあら会」に参加して、人とのつながりを色々、考えさせられた”という内容の感動的なメールでした。
 私は、1ヶ月に2回のプリンあらモード・マジッククラブが、本当に楽しみでしかたありません。毎回、違う驚きと感動が味わえるんです。本当に、幸せな人生です!どうも、有り難うございました。次回のオークション例会もすごく楽しみです!
11月5日(水)
隅谷治子
 今年で11回目になるケン正木さんのリサイタルへ行ってきました。プリン副会長を始め、この日だけで総勢20数名の会員が、目白の劇場へ駆けつけました。昨年までのケンさんのショーは、約400名の大ホールでしたから、それと比べると、とてもこじんまりしたステージです。でも内容は、初めての一人舞台、独演に挑戦されるということなのでワクワク感たっぷり☆♪★期待に胸を膨らませ席につきました。
 最初に登場したケンさんを見て、そのアットホームな雰囲気に、私は大舞台での印象が強いせいか、一瞬とまどいを感じました。でも、そんな思いも束の間・・・ショーに突入すると、あっという間にケンさんワールドにグイグイと引き込まれて行きます。 
 ナッツ淳さんやHIROMIさんも完全にアシスタントに徹しており、司会進行からパフォーマンスまで、すべてをたった一人で構成、文字通りのワンマンショー。工夫を凝らした設定や新手順が、随所にプログラミングされており、軽快なテンポで進んでいきます。
 皇室で披露した紙縒りや、ケンさんマジックのルーツとなった「インドの水」、また今年の10大ニュースや紙芝居のおじさんなどを、エピソードを交えながら演じていきます。まさに、ケンさん七変化。会員の佐々木さんが体を上下左右に動かして笑いころげ、最前列ではジュニア・マジシャンのヒロキ君が身を乗り出して、手を叩いていました。
 今年のケンさんのショーには、感動がありました。いくつもの笑いの最後に、マジックを使った不思議なプレゼンテーションが加わり、人の心を動かす神秘な波動が観客側に伝わって行きます。エンターテイメントとは、会長がいつもおっしゃるように「見せ方」にあると思います。スライハンドからイリュージョン、和妻からサロンまで何でも一流の技で演じられるケンさんですが、今年は、その部分をプラスαとして力を注がれていたように感じました。ショーが終わりに近づくにつれ、ケンさんの物事に挑戦される思いがヒシヒシと伝わり、胸に熱いものが込み上げて来ました。
 ちょっぴりスタンダップコメディアン風の要素が加わったケンさん、とても魅力的でした。「プリあら会」の初期に初めてお会いしたケンさんですが、今日一日の公演でより一層、親しみを感じてしまいました。
 今日は、ケンさんの額に飛び散る眩しい汗から、沢山の情熱を感じました。来年は、どんなものにチャレンジされるんでしょう?! D.カッパーフィールドやL.バートンのように、大舞台での「presented by ケンさん」の感動も味いたいなぁ〜・・・そんな贅沢なことを夢見つつ、すがすがしい気持ちで会場を後にしました。素敵な公演をありがとうございました。
10月28日(火)
篠原康子
 「梅丘iStudio」にて、12月25日発売予定の「ザ・マジック」(東京堂出版)の為の取材が行なわれました。内容は、荒木会長とヒロ・サカイさんによる、「前代未聞のマジカル・トークセッション」を4ページにわたって活字化し、皆様にお届するものです。
 これは、3月に撮影された「ヒロ・サカイのマジックレクチャーDVD」(会長プロデュース)」、タイトル「できる!MAGIC」のお披露目に企画されたものでもあります。
 このDVDは、荒木一郎&ヒロサカイというゴールデンコンビの初仕事であり、「シチュエーションによるマジック解説」という、今までのマジックソフトにはない試みが為されています。発売は、11月末日なので、お見逃し無く。
 会長はヒロさんをクロスアップ・マジックのトップを飾るマジシャンとして認め、ヒロさんは荒木会長をリスペクトされているという、長い間、良い関係を確立されて来られました。そのお二人のマジック・トークセッションは、一見ラフに見える会話の中にも、高品質で貴賓のあるムードが流れます。
 対談の合間に、夕食をとったり、会長とヒロさんが互いにマジックを見せ合ったり、それはそれは、マジックファンにはたまらない「なんて!贅沢なひととき!」でした。
 その、ほんのひとコマですが、荒木会長がヒロさんに、熱を加えると色が変わるという特殊な加工が施されているボールペンをネタに使ったマジック、題して「燃えるハート」をご覧にいれました。
 するとヒロさん、会長のマジックに諸手を上げて大感動。なぜなら、この特殊色変わりペンの宣伝として、ヒロさんは電通から依頼され何種類ものアイディアを考え、それが、どれも今一つだったというのです。
 会長のアイディアは、人から借りたペンで行う。そして、アウト・トゥ・ランチの原理を使う。この一見当たり前に見えてプロが見逃す会長の斬新なアイディアに、「アウト・トゥ・ランチは考えつかなかったな」と、ヒロさんは脱帽。「これっ、使わせてもらってもいいですか?」と会長におっしゃっていました。
 対談の内容は、他にも盛りだくさんで、とても書き切れないので「ザ・マジック」をご覧下さい。
 そして、私自身は、この貴重極まりないシーン経過の中に、荒木会長とヒロさんの共通点が、多々ある事を発見!
 その1,あらゆるジャンルのコミュニケーションツールに敏感。その為の獲得情報量が半端じゃない(お二人ともスゴイ量の情報を手に入れる努力をされている。膨大なる量の書物を読まれています)
 その2,いつも、健康でいよう!という心掛けが強い(お二人ともが、夕食後、多様種類のサプリメントを常飲されていました(^^)栄養価の高い食材にも興味があるようです。
 そして、何よりも、ハイレベルな共通点、その3は、お互いが使命感をもって生きている!(自分が何の為に生まれてきたのか?この世で何をすべきかという事を常に考えられて行動されているよう)お二人の関係はまるでその目的を果す為に存在しているかのようです。。。
 私は、この延長線上に、日本のマジックのイメージが「ゴ・ロ・ン」と音を立てて変わって行くような予感と可能性を感じました。「ザ・マジック」の発売・そして、ヒロさんのマジックレクチャーDVD「できる!MAGIC」の発売がとっても・とっても楽しみです!!
10月26日(日) 山田秀樹
 本日、私が「プリンあらモードマジッククラブ(以下「プリあら会」といいます。)」以外に、もう一つ所属している「富里マジック同好会」の主催で、「プリあら会」でおなじみのシルキー渚氏によるレクチャーを開催しました。
 「富里マジック同好会」は、約20名の老熟男女を会員として、地域の福祉活動に参加したり子供会などのイベントに出演したりしている地方の小さなマジックサークルで、会員のマジック暦は数ヶ月の初心者からベテランまでさまざまです。
 今回、プロのマジシャンによるレクチャーということで、「富里マジック同好会」の会員だけでなく、姉妹グループとなっている「成田マジシャンズクラブ」の会員にも声をかけました。さらにプリあら会実行委員の佐々木さん・小林さんも特別参加してくれました。このレクチャーの企画はもちろん私です。シルキー先生にレクチャーをお願いすると「いいよ」と快くお引き受けいただき、更にマジックショーも見せていただきたいと強引にお願いしたところ、これも「わかったよ」と言っていただきました。
 レクチャー内容は、参加者のマジック暦も考慮し、シルクを中心とした基本的なマジックのレクチャーとしましたが、単なるやり方の解説ではなく、シルクの扱い方、立ち方、その他マジックをより良く見せるための大切な事をわかり易く丁寧に、ジョークも交えて楽しく教えていただきました。
 「もう時間なの」と声が出るほどとても充実した内容で、あっという間の2時間半でした。レクチャー終了後も「よかったね」という声が聞こえ、企画した私も大満足です。
 今、この日記を書きながら思っています。私とシルキー先生との出会いは「プリあら会」です。もし「プリあら会」に入会していなかったら、シルキー先生と知り合うこともなかったわけですから、このような素晴らしいレクチャーは絶対に実現することはありません。「プリあら会」に入会することによって人のつながりができ、富里・成田に住むマジック好きの20数名にも有意義な時間を提供することができたわけです。これは素晴らしいことだと思います。そしてこの「人のつながり」は、私の財産の一つです。
 朝早く、富里までお出でいただいて素晴しいショーとレクチャーをしていただいたシルキー先生はもちろん、私に多くの財産を与えてくれる「プリあら会」に対しても、改めて感謝します。

Date
Name
Diary
10月21日(火)
小林 弘
 秋ですね!秋と言えば、「スポーツの秋・読書の秋・芸術の秋」等と言われますが、なんと言っても「マジックの秋」でしょう!毎回、新たな驚きと感動、そして楽しいひと時を満喫させてくれる「プリンあらモード会」。会場に一歩足を踏み込めば、もうそこは日常とはかけ離れた別世界。そうです!扉を潜れば、もうすでに魔法に掛けられてしまっているんです。プリあら会は毎回どんな会場であれ、素晴らしいマジカル・スペースに大変身するのです。
 今回のメインゲストは、素敵な衣装で魅力溢れる松旭斎ちどりさんです。オープニングからシルクやお花等、女性が演じて引き立つ道具をメインにテンポの良い曲に乗せて次々に繰り広げられるマジックの数々は子供から大人まで、老若男女を問わず楽しめるものばかりです。
 おしゃべりのコーナーでは、ちどりさんのハスキーでとても魅力的なお声で、お手伝いのお客さんをも巻き込んだ爆笑トークマジック。さらに腰紐や新聞紙を使ったマジックをレクチャーして下さる大サービス振り!女性マジシャンによって演じられるマジックは、女性会員の多い「プリンあらモード会」ではさすがに大盛況で、会の後でもあちらこちらでそのマジックを覚えている女性を見かけました。これは何気ない事なのですが、男性にはなかなか出来ない芸当ですね。
 そして、アンコールのコーナーでは「マジックでアンコールなんてあんまり聞いた事ないわね。」とおっしゃりながらも、背広抜きのマジックまで丁寧にレクチャーして下さいました。ショーの全てが終わる頃には、いつしか会員の方々の表情から温かさに満ちた幸福感が溢れ出ていました。楽しいショーを本当にどうもありがとうございました。
 そして今宵はビジターマジシャンとして、シルキー渚さん、ケン正木さんがいらっしゃいました。ケン正木さんは、「今日は特別に準備の所からお見せします」と言って始められたお札のマジック! けれども、結局、誰にも何故なのかさっぱり分からないのです。しかし終わってみれば、会場は「目の前で不思議なマジックを見る事ができた!」そんな空気に包まれていたのでした。
 続いてシルキー渚さんは、今回初めて披露するというロープマジック。外国の有名なマジシャンが考案し、世界で大絶賛された名作ロープマジックと日本を代表するシルキー渚さんとのコラボレーションが成立した瞬間です。実は、今回の為にBGMまで用意されてお越し頂いていたのです!お客様を楽しませ、より不思議さを体感して頂く為に、マジックの視覚的な効果はもちろん、聴覚に訴えかけた相乗効果が如何に大切か、改めて知る事が出来ました。
 会員のコーナーでは、今回プリあら会で初めて披露された長沼さんのマジック、上品な雰囲気と話し方でとても印象に残りました。ゲストの松旭斎ちどりさんといい、長沼さんといい、女性の演じるマジックが、大変輝いて見えました。これもプリあら会ならではの魅力のひとつなのでしょう。(この日記をご覧の会員のあなた!是非マジック披露してみませんか?)
 そして会長のコーナー。今回のプリあら会では唯一のクロースアップマジックです。クロースアップといっても会場全ての人にしっかり魅せるサロンマジックに近いものです。四人のお客さんが選んだカードを次々に当てていき、最後のお客さんのカードはと言うと、誰もが予想しない事が起こっているのです。まさにビッグクライマックス!!
 更に驚く事に、こんなに凄いマジックが『ちょっとしたテクニックでできる!』そうなのです。えっ本当っ!覚えたい!やってみたい!と思いながら、たった一組のトランプでこれほど不思議な世界が体験できるのも、実は全て会長の洗練されたプレゼンテーションがあってこそなんだなぁと、名画や名作を鑑賞したした後のような心地良い余韻に浸っていました。
 プリあら会に参加する度に、新たな発見や貴重な経験があり、また勉強しなければいけない事も沢山あり、自分もプリあら会と共に少しずつでも成長できたらと想う初秋の一夜でした。(写真はアフターのiStudioのガーデンにて談笑する、ケンさんとシルキーさんと会長)
10月8日(水)
隅谷治子
 「プリあら」2回目のメインゲストを務めて下さいます松旭斉八重子さんは、いつお会いしても心が和むお人柄でいらっしゃいます。いつも若々しく、笑顔が素敵で周囲の空気を自然と明るい雰囲気に変えて下さるんです。今日も会場入りするやいなや「こんにちはぁ〜」と可愛らしい声でご挨拶。「プリあら」特製バックスクリーンの中央にかかっている赤いラメ生地にも負けない普段着でご登場され、「今日はねぇ〜、メイクが薄めなの。でも本番の衣装はもっと派手だからね!」と。そのお言葉通りムームースタイルのステージ衣装は、さらに華やか。特にピンクの羽根が付いた帽子は、八重子さんに似合っていてとてもゴージャスです。
 ハワイアン・ミュージックに乗せて、テンポよく繰り広げられるマジックを見ていると本当に幸せな気分になっていきます。そして今日は、なんと”プラス1”さんも大活躍。これまでひと言も言葉を発っさず、八重子さんのアシスタント兼マネージャーとして、縁の下の力持ちに徹していた”プラス1”さんが、八重子さんの指導のもと、近々デビューされるとのこと。「もし、ここで拍手が少ないようなら、他には出せないわ」と、横で心配そうに見守る八重子さんとは裏腹に、照れながらも楽しいリズムでマジックを披露。もちろん会場からは拍手喝采!八重子さんとプラス1さんが入れ替わり立ち替わり、息を合わせて進行されるショータイムは、これからまた新たな展開が期待できそうです。
 お二人の仲むつまじさがにじみ出た、ハッピー気分満載のステージでした。八重子さん、プラス1さん、有り難うござました。
 そして、ビジターマジシャンとして、シルキー渚さんと亜羅仁さん、そしてダーク広和さんが遊びに来てくださいました。シルキーさんはバスツアーで見せて下さったカード・マニピュレーションの上級編として、素晴らしい技の数々を披露。ダークさんはカードを使ったギャグ・パフォーマンス。そして亜羅仁さんは、ビジターマジシャンとして初めてマジックを見せて下さいました。わざわざ、道具を持参して披露して下さったのが”カクテルマジック”。カラフルな色がとても綺麗で、ダンディーな亜羅仁さんらしい、おしゃれなマジックでした。 
 そして、会長コーナーは、久しぶりのコインマジックです♪♪カードマジックを得意とされる会長ですが、コインマジックも超不思議です。不思議なだけでなく華麗です。華麗な上に、人を楽しませてくれます。コインと言えば高度なテクニックの連続。中でも”パーム”は、なくてはならない技法の一つだと思います。絶対に使わざるを得ない、その工程をあえて表に打ち出して、それをおもしろ可笑しくエンターテイメントとして取り扱ってしまう・・・そこが、会長マジックの凄さですよね。コインを持っているのに持っていないように装うのが”パーム”ですが、色々マジックを見ていると”パーム”している手というのが、なんとなく分かってしまう亊があります。今回は、まさにその”パーム”の手、絶対コインが入っているはずの手を広げると、いつの間にか消えているんです!!何度みても、消えるんです!!そしてフィニッシュは、超鮮やか〜!ルーティンの美しさを重要視される会長ならではの、あっと驚く展開です。何事も本物に出会える機会はそう多くはないと思います。会の最後に、いつも一流のマジックに触れられるということは、マジックファンならずとも嬉しい亊ですね。
10月4日(土)
篠原康子
iStudio大洋村バスツアーに参加して。
 清秋、絶好の行楽日和に恵まれたこの日、貸し切りの小田急観光バスにて大勢の参加者と共に、目いっぱい♪楽しんで参りました!今回の「メニュー」は椎茸狩り、葡萄狩り、バーベQと盛り沢山!椎茸茶とプリプリッとしたもぎたて椎茸の刺身、甘ーい巨峰とサクサク食感の揚げ餅&荒木会長の湖畔の別荘でのバーベQでは、刺身でも食べれるほど、新鮮でキラキラした秋刀魚、ホタテ、焼肉などの焼き物、新米で炊き上げた栗ご飯、etcを頂きました。その場所、場所で振舞われる、新鮮な食材の美味しさは格別で、もお、グルメツアー顔負けの企画群です!一緒に参加した友達が「どこに行っても美味しい品ばっかり!ねえ、誰がどうやってみつけてくるのぉ?」とその不思議さにのけぞり感動の声を上げていました。
 湖畔を見下ろせる会長の別荘でのバーベQは、皆が参加型のバーベQ。これも、バスツアーの楽しさのひとつです。ここでは、皆さんの普段は見せない子供のような笑顔が溢れます。そして、今回はプロマジシャンのシルキー渚さんも参加され、素敵なマジックショーも見せて下さいました。あらゆる意味での贅沢三昧〜!これで六千円(参加費)は安すぎだと思いませんか?!
 そして、湖畔の別荘を後にして、一路、海辺の別荘に向かいます。そうです!今回のツアーのクライマックスを飾ったのは「夕日&海」です!!会長の海辺の別荘は、そこから数歩あるけば海に直面するという位置に建てられています。
 その絶景なるオーシャンビューのロケーションの中、広々としたウッドデッキのテラスや2階のバルコニーにて、皆で熱ムいコーヒーを飲みました。私と隅谷さんはその中でも1等席にて★恋人同士の様に二人で肩を並べてコーヒーを飲みながら「すっごい眺めだね。ロマンチックだね〜♪こんなに素敵な環境を私達にプレゼントしてくれるなんて、本当に本当に会長に感謝・感謝だねっ! もっと、もっと〈プリあら〉も盛り上げて、楽しい人生を一緒に過ごしていこうよね」なんて事を語り合いながら、心の中に染み入ってくる幸せを噛締め合いました。この日、共に楽しんだ友人からも「バスツアーに参加すると心がリフレッシュするね。なんか、エネルギーが沸いてきて、明日もやるぞって気分になっちゃう」と話していました。この会長プロデュースによるバスツアーには、不思議な「エネルギーの素」がパッケージされているようです。私達と一緒には会長はバスツアーに行かないけれど、参加した全ての人に遠隔からの愛を届けて下さっているようです。魔法のように。これぞ「荒木Magic!」だと、感動してしまいました。荒木会長、格別なプレゼントを有難うございました。また、次回も楽しみだなぁ〜っ!
9月24日(水)
隅谷治子
 前回の例会時とは打って変って、肌寒さを感じたこの日。「プリあら会」の会場だけは、真夏のような熱気で盛り上がりました。今日のショーこそ、沢山の皆さんに観て頂きたかった!! 
 この日記のコーナーでも何度も書きましたが、「プリあら会」でのショータイムには、演者と観客との独特の一体感があります。そのために、マジシャンの方々の思いが十二分に入り込んだ、他では観られない最高のショータイムになる事が多いんです。
 本日のメインゲスト、亜羅仁&有加さんも、「プリあら会」でしかあり得ないショーを披露して下さいました。準備の段階から、亜羅仁さんも有加さんもとても張り切っていらして、舞台のセッティングにまで細かくアドバイスして下さいました。
 沢山のイリュージョン道具を搬入してからは、軽くリハーサル。音響用の進行表や司会者用の紹介台本をカラー印刷で用意して下さり、熱の入った打ち合わせが続きます。
 美男美女で定評のあるお二人なのに、「アンコールの最後に、こんなのどうかな?」などと子供のように楽しそうな顔でオチを考える亜羅仁さん。私たちが可笑しくて大笑いすると、「おーい、有加、チョット来て〜!」とメイクで大忙しの有加さんを呼んでは、オチの練習。始まる前からずーと盛り上がりぱなしです。
「亜羅仁さんって面白いですね」と言うと「あっ、僕は普段、こんなんじゃないからね」と、言いながらも常に冗談ばかり語っていらっしゃいました。そして、期待のショータイムは、オープニングから、は★な♪や☆か!黒と白のタキシード姿の亜羅仁さんに対して、有加さんはゴールドにセクシーなスリットの入ったドレス。軽快な音楽に乗って、テンポよく不思議なマジックが続きます。スカーフがステッキに変わったり、炎が舞い上がったり、鳩が出現するたびに、客席からは拍手拍手の連続。はたまた有加さんが衣装チェンジをして登場する度に「かわい〜〜い!!」と声援が上がります。お二人の息がぴったり合ったダンスとマジックを見ていると、楽しんで演じていらっしゃる気持ちが、そのままダイレクトに熱く伝わって来ます。リズミカルな進行といい、現象の起きるタイミングといい、ちょっと本音が飛び出すアドリブといい、本当に素敵なマジックショーでした。亜羅仁さん、有加さん、本当に有り難うございました。
 そして、会長のコーナーです。今月のメルマガオークションの紹介から始まりました。ゴムバンドを使ったカードマジックですが、文章で書いてあるのを実際に見ると本当に不思議です。なぜ?なぜ?なぜーーー???という文字が頭の中を飛び交います。一体、どういう考え方をしたら、こんな不思議な亊が出来るのでしょうか?
 マジックに続いて、スタッフである私が気持ちの無い行動をした事から、会長にお叱りを受けました。亜羅仁&有加さんが、私たちにしてくれたこと、それに反して”貰うことばかり考え、何も返そうとしない私。「そんな風に考えているようじゃ、人生、何をやっても楽しくなくなってしまうよ」と。でも、そのお話しは私だけではなく、参加した皆さんへのスピーチとしてされたんです。
 「人生は、自分で作るものだから、人に言われた事だけしていたんでは楽しい生き方は出来ない。毎日、ひとつでもいいから、何かを作って行くつもりにならなければ・・。『プリあら会』に参加するのも、ただ観に来るだけじゃ詰まらない。今日は、どんな風に観るのかって考えるんだ。演じる人たちは、日夜、精進してるんだから、観る方だって少しずつ進歩しなければ損しちゃう。今日は、感動したときの手の叩き方を変えてみようとか、笑うときには思いきり笑ってみようとか、自分の消極的で苦手な部分を、少しでも積極的な姿勢へと変えようとすれば、観るということだけの人生じゃなく、みんなと一緒に楽しむ人生へと変化して行くんだ。『プリあら会』に参加するってことは、そういう事なんだ」と、面白おかしく話される会長。みんな笑いながら、いつの間にか会長のお話しに引き込まれて行きます。
 私へのお説教は、参加者全員の気持ちのへと浸透し、沢山の人の中に大きな感動を与えていました。プリン副会長と一緒に初めて参加した高校生の女の子は、自分がこれからの人生をどう生きようと思い悩んでいたところだったから、誰からも聞くことの出来ない「大きな話」に巡り合って良かったと話していました。また、体調が悪いから途中で帰ると言っていた初参加の女性も、ハンカチ片手に最前列で人一倍うなづいてました。そして、ビジターマジシャンの神雅喜さんも、会長のスピーチが終わると立ち上がって「良かったです」と、握手を求めていらっしゃいました。
 会長の「その日、その時、その瞬間、そこに集った仲間に何か一つでも渡したいと思う気持ち」が、今日の「プリあら会」のような素敵なサークルを作り上げていくんですね。参加者全員が大きなプレゼントを授かった一日でした。