茨木 彰/看板チーフ
CBファミリークリスマスパーティーの看板男、茨木です。ちょっと意味が違いますが(笑)
今回のお題は寄席。寄席&クリスマスとは面白いですよね。とても両立できるとは思えない両者をアレンジして融合させようというんですから、どんなステージになるんだろう〜?…というか、どんな看板作りゃいいんだってことになって他人事じゃないんですよ。
落語高座の雰囲気、漢字を使う、そして洋風イメージ…??、ウ〜ム…考えるのがイヤになってしばらくお休みしました(笑)
でも、こういう難しいのは深く考えてはいけないんです。ヒラメキというのがモノを言います。ローマ字の落語文字ってあるのかな?ありました!バックには永谷園柄、わかりますよね?真ん中にはクリマスツリーシルエットを持ってきて電飾、一瞬でこれらのアイデアが出てきて小型模型作りに突入〜完成。
しかし何かが足りない…そう、漢字がないんですね。そこで思いついたのが落語家の名前札ですが、何て書こうか…
荒木先生の名字かフルネーム、でも荒木先生たぶん嫌がるかな。ひらがなでクリスマス?変だよな。で閃いたのが高輪!漢字二文字で字面もいい。これで模型完成!そして荒木先生に見てもらう緊張の時…「凄い」と言っていただきました。これは嬉しいですねぇ。
さて看板製作本番です。メンバーは宮崎悦子さん、比見かなえさん、斉藤恵美さん、そして僕です。いつものように特に支障なく模型のイメージに完成させることができました。メンバーもいい意味で慣れてきたんでしょうね。とても心強い。
ところがパーティー当日は問題続出!まずツリーシルエットの電飾キットが点灯不能。どこかがショートしてスイッチを入れても点灯せず、しかもコードが触れないくらい熱くなり危険ということで断念。
どうしよう…と途方に暮れているとメンバーの斉藤恵美さんが「これ代わりにどうかな?」と持ってきたのが装飾用の青い玉。その中にいくつかメッキ加工されたような凄く光る物が!
「これなら照明を反射して自発光しているように見えるんじゃないか」と思い大小様々なサイズをツリーシルエットに散りばめて代用。なんとか仕上げたんですが、今度は大事な吊り上げに問題が発生します。
ここは長くなるので割愛しますが、この時、他のスタッフさんに迷惑をかけてしまいました。この場を借りてあらためてお詫び申し上げます。
吊り上げが開場時間の近くになったのもよくなかった。やっぱり何でもギリギリはダメです。
それでも吊り上げた看板は電飾キットの代わりに付けた青い玉が狙い通り照明に反射して電飾並の光を放ち、災い転じて福となすことに成功。その後、無事パーティーが終わるまで役目を果たしてくれました。
そして荒木バンドのお話しをちょっと。リハーサルの時に荒木先生のボーカルが聞こえずらいのが気になりましたが、本番では改善され問題なくいい音でした。
初めて聞く曲、「北風よ」素晴らしい曲です。もちろん僕はすべての曲を知っているわけではありませんから、まだ隠れた名曲がたくさんあるんでしょうね。
いつも気さくで親しくしていただいている荒木先生ですが、ステージに立った姿を見るたび、そのオーラはやっぱり凄いよなぁとつくづく思います。
「勘弁しろ」って言われちゃうかも知れませんが、まだまだ現役並のパフォーマンスを見せてほしいです。
最後に看板製作メンバー、そして現場で協力してくださったスタッフの皆さん、ありがとうございました。それでは、また会う日まで!
酒井玲子/荒木会長付き&松元ヒロ連絡係
毎年CBファミリーのクリスマスパーティーが来ると1年を振り返り、今年自分と自分の環境はどう良くなったのか、どれくらい反省して進歩したのかをチェックする。
1年は螺旋階段をあがるように1年経ったら、又同じところに戻る、その時に去年より上に上がっている生き方をする。何かしら良くなっていなければ1年を無駄に過ごした事になる。
このテーマは荒木先生が教えてくださっている人生が良くなる考え方の中の1つです。どれだけ価値の高い事を教えて頂いていたかと今、凄く感動しています。
今回のクリスマスパーティーでは色々な事を感じ学べた気がします。
特に大きかったのは毎年32年間も続いているクリスマスパーティーを環境に持ってることへの誇りの話です。
私は、日本一のピン芸人松元ヒロさんの連絡係を15年させて頂いています。ヒロさんが47歳でお笑いグループから独立して他の芸人から、「あの年で独立なんて、潰れるに決まってる」と噂されてる時でした。
荒木先生が「ヒロ君に連絡してクリスマスショーに出るか聞いてみな」とおっしゃるので電話したんです。ヒロさんは「え〜!本当ですか、出ます!でま〜す!わ〜嬉しいな」と本当に嬉しそうでした。
ヒロさんが「あの時、独立したばかりで仕事も暇で、松元ヒロは潰れると仲間だった芸人が言ってたりで、そんな時に、あの有名な荒木一郎さんが御自分がプロデュースする大事なクリスマスパーティーの舞台に出ないかと言ってくれた事が、本当に嬉しかった〜!
天才の荒木一郎さんが松元ヒロを面白いと言ってくれてるんだから、自分はきっと面白いんだ!お笑い芸人としてやっていける!って。それで自信持てたんですよ。本当に感謝ですよ!だからこのCBファミリークリスマスパーティーは自分にとっては特別なもので、もう飽きた、来なくていい、と言われないかぎり、死ぬまで出たい大切なパーティーなんですよ」と話してくださいました。
ヒロさんは毎年パーティーが来るたびに螺旋階段を上がり続け芸人として大成功されたんだな。松元ヒロさんにとってCBファミリークリスマスパーティーに出演することは、誇りなんだとエネルギッシュでずっと嬉しそうなヒロさんを見ていて、凄く感動しました。
パーティーに来ていた子連れのお母さんがヒロさんに話しかけてきて、「自分が15年前の子供時代にこのパーティーに来た時、始めて、ヒロさんを見たんです。今日は自分の子供とパーティーに来たんですよ」と言う素敵なエピソードもあったそうです。
32年クリスマスパーティーを荒木先生が創り続けてくれたから、こんな感動的な話も生まれるんだと誇りと感謝を感じました。
話は変わりますが毎回パーティーのラストシーンを飾る荒木バンド率いる荒木一郎先生の歌とパフォーマンスは本当に言葉では表現出来ない、圧倒的な格好良さと心が魅了される世界に連れて行ってもらえて感激しました!
豪華なステージ、マジックや、ダンス、コメディーがあり、美味しいお食事があり、どれも素晴らしいけど、ラストに荒木バンドがあるから、お客さんもスタッフも感動を持って帰れるんだと、凄く思いました。
今年出会った成功されている素敵なご夫婦から「本当に楽しいパーティーで、お食事も美味しかったし、マジックも何もかも素晴らしかった、なんといっても荒木先生は格好いいですね〜流石ですね〜!スタッフの皆さんも立派でした。
玲子ちゃんに出逢わせてもらって荒木先生のように素晴らしいお方に逢えたから楽しい世界が開けました。私達は大変感謝いたしております。」とメッセージを頂きました。
12歳の時に荒木先生が企画したショーに出演した、今は20歳の男の子が友達を3人誘って今回、初参加しました。
感想を聞いたら、「友達がとにかく料理が凄くおいしかった!ショーも楽しくて凄かった!と喜んでくれたから誘って本当に良かったです。自分はキッズショーを体験したから、裏のスタッフの方が気になり、今、舞台裏では皆が動いているんだと思いながら見てました。
特に感動したのが照明の美しさと音響とのコラボレーションでした。場面によって変わる照明と音響の変化が、舞台の演技に合っていて凄くかっこいい、本当に凄いと思いました!僕も何かスタッフをやらせてもらいたいと思いました」というしっかりした感想を聞く事ができました。
他にも、沢山の楽しかった!と言う感想を聞ける事自体が感謝です。
1年に1回、この内容では絶対に出来ない値段のクリスマスパーティーに自由に友達を呼べる事がどんなに価値の高い事であるか、それもプレミアムチケットのアイディアまで創って頂き、自分は何回もパーティーに参加しているのに、環境に感謝が足りなかった事を、今回は教えて頂いて、凄く反省しました。
だから今年は出会う人達と友達になりたいから誇りを持って貴重なプレミアムチケットを渡してあげて、その人がまた自分の友達を喜ばせられるためのチケットを渡していきたいです。
どこまで人と繋がり、チケットを渡してあげられるかが螺旋階段を1年でどこまで上がれたかの目安だと思い1年を確実に大切に生きていこうと思います。
荒木先生、この環境を創って頂きそれを保ち、発展し続けて頂いていることに感謝し、私自体が成長して環境に役立てるようになります。ありがとうございました。
斉藤恵美/荒木バンド&撮影&看板製作
今年のクリスマスは私にとって反省のクリスマスでした。荒木会長から本当に反省できたら勝ちだよと教えて頂きました。
去年からお手伝いをさせてもらっている看板製作!日本を代表する造形作家の茨木彰氏にデザインを考えていただく事から始まります。
今回は寄席とクリスマスのコラボという相反したお題を頂き、かなり頭を悩ましていた様子でしたが。。。茨木さんから出来上がったミニチュアの看板を見せてもらって、やっぱり天才だーと思いました。お題通りのコラボが実現したいました!
そして去年大変ながらも楽しく作った電飾を再利用するので、電飾に関してはクリアと誰もが思ってました。。。が、クリスマス当日にテストでついていた電球がいくら電源を入れてもつかず、コード等に熱を持っているという非常事態発生!
看板本体に電飾用に穴があいているからその場所に何かを装飾しないと台無しです。
今回、フロアーの箱で作るツリー作りをお手伝いしていて、ツリーの装飾で使えるかもとブルーのキラキラしたボールを持ってきていた事を思い出しました。そのボールで電飾部分を飾れないかと。茨木さんに早速そのボールをお渡しすると、綺麗に穴の部分が隠されて更にボールを付け足してキラキラ感が出ました。茨木さんも照明が当たるといい感じになるな!と言って頂けました。
一難去って、また一難。
反省その1)一番大事な看板取り付けの時に自分のミスで乾杯と打ち上げのドリンクが無いという事の知らせが17時過ぎにきました。これには焦りました。ホテル近くのリカーショップをネットで探して急いで買いに行かなくてはなりません。
反省その2)そのせいで看板取り付けの手伝いが出来ませんでした。いつも荒木会長に責任を持つことが大切だし、それが一番楽しい事だと教えて頂いています。その責任を人任せにすれば、結局は自分に帰ってくると。まさしく、その言葉通りでした。
こんな事も出来ない自分なんだと痛感したし、そんな私を助けてくれる人がいる事にも感謝しました。動画撮影のお手伝いを頼んでいた鈴木章浩くんが買ってきたドリンクを会場に運んでくれました。その時の私にとって、駐車場まで来てくれて運んでくれる人がいる事に涙が出る程、嬉しかったのです。
パーティーが終わってから、看板の取り付けが本当だったら出来なかったということを知りました。一つのミス(ミスと言ってもやれなかったのでは無く、やらなかったと言うこと)が波紋の様にひろがって行くということも感じました。自分だけではなく、人にも迷惑をかけてしまう。
来年は自分のやる事に責任を持たせてもらっていることに幸せを感じ楽しみます。
荒木バンドは、
反省その3)今回スタジオリハで全メンバーが揃わないという事態に!もっと早く予定を決めて入れば回避できた事です。バンドのみなさん、そして荒木会長、ごめんなさい。
反省その4、その5、と細かく言えばきりが無いですがその事を来年にしっかり活かしていきます。その事があったから今回は上手くいったと言いたい!!
そんなダメな私でしたが、お呼びしたお客様は帰りぎわに声をかけてくれました。荒木会長の歌をメインに来ています。北風よを歌ってくれて懐かしかったし、嬉しかった。
料理も最高に美味しい上に荒木会長の歌まで聴けるなんて!!私と写真を一緒に撮ろうといってくださったり。本当にすごい環境です。
荒木バンドはみなさん個人個人で活躍されている方ばかりです。年に一度のCBクリスマスパーティーは、どんな事があっても必ず参加してくださいます。それは、荒木バンドとしての誇りがあるからなんだと感じました。
誇りのある人生を生きている方々と恐れ多いですが一緒の時間を過ごさせてもらっている事をもっと感じていきたいと思います。
来年のクリスマスはもう始まっています。いつも以上に楽しみです。だって、こうすれば良かったと思った事が出来るんだから!そのような場所を作ってくださっている荒木会長に感謝。
堀 友成/舞台進行
今回のクリスマスの会場は、30周年の時と同じ高輪プリンスホテル。ここは、舞台にカーペットを敷く必要があるため朝一番での作業。
今回は、ローレンズという若手集団がいるので作業は思ったよりスムーズに進み予定より30分ぐらいはやくカーペットが敷けた。やはり若いことは大事だ(笑)
私用で午後から中抜けするため、カーペット作業が終わってすぐに、照明の田中さんに頼まれていた作業を開始。
高輪の舞台は、ステラボールより低いためPAの前に人が立つと舞台が見えなくなるので、プリあらのスパイダーステージでかさ上げ。
さらに、自分がプリあらで照明担当しているので、その時に思っていた事を追加で実施。それは、1m位、PAの前に立ち入り禁止エリアを作ること。こちらは、後で田中さんから少しほめられて満足。
中抜けして戻ったのが開場の30分前。あっという間の本番開始。本番中は、ほぼ走りまくってました。
荒木バンドが始まったところでホッと一息。あとは、撤収の段取り。ここでも若手集団が大活躍。
2020年のクリスマスも、ここ高輪で12月27日開催。また、皆さん楽しみましょう。
タイマロ/グッズ、ステハン担当
さて、年に1度のお祭り、CBクリスマスの始まりです。
今回残念だったのは、グッズ担当でありながら当日はグッズを用意しただけでコーナーにはほとんどおらず、グッズコーナーで着ようと用意した衣装も着ることなく終わってしまった事です。
その代わり、いつものステハン担当の仕事以外に、今回はパッションローズがダンス中に行うマジックの指導という新たなミッションがありました。
その為パッションの事前の練習にも参加、更には今回ゲストマジシャンのMagician SATOさんの演技はパッションローズとコラボする事となった為、SATOさんとパッションとの練習にも参加しました。
今回道具の量も多く、ダンスの合間などに出しはけを行う必要がありタイミングもシビア。
SATOさんのアシスタントとまでは言いませんが、演技やダンスの一部のように出しはけをしなくてはならないので結構重要な役回りです。
普段は舞台の裏や舞台の上でも目立たない場所での作業を行ってますが、今回は普通に舞台に上がっているのと同じ状況なので緊張しました。
しかし毎年何らかの新しい経験を与えてもらえるのでCBクリスマスには感謝です。
次回はどんな新しい体験を出来るか今から楽しみです。
齋藤健慈噤iローレンズ)/舞台設営、幕担当
年に1度のCBファミリークリスマスディナーショーの時期がやってきました!今年のテーマはなんと『寄席』。和と洋!?最初はどのようなステージになるのかイメージが全くできませんでした。
去年の豪華な幕と神殿の柱で飾られた舞台もそうでしたが、荒木先生のイメージ力には本当に驚かされます!!今年も多くの事を学ばさせていただける予感がして、ワクワクしていました。
僕はローレンズの一員として舞台の設営と幕を担当させていただきました。
当日は朝4時起き!早くから準備をする為、凄い舞台が完成するものだと思っていました。その時、どのような手順で準備を進めていくのか、全く知らなかったのですが、なんの疑問も感じていませんでした。
午後になっても、寄席の表現に重要な提灯の設置が全く進まず、次第に山田さんとローレンズに焦りが見え始めます。
僕も何を手伝えば良いのか分からず、完全な指示待ち状態になってしまいました。その結果、設置が間に合わず、断念する事になりました。
荒木先生のイメージした舞台を形にする事ができなかった事が悔しかったです。荒木先生からは計画性が無さすぎる、と言われてしまいました。
本番が始まると、パッションローズのダンスとマジシャンの方々のパフォーマンスは圧巻で目を奪われました!
中でも荒木先生の荒木バンドは感動しすぎて、途中涙が出てきました!舞台が完成していたらもっと感動したんだろうなぁ、と悔やまれました。
アフターでは荒木先生から、このクリスマスディナーショーに誇りを持っていたら、計画倒れも指示待ちの状態にもならない!渡す側ではなくもらう側にいる!という事を教えていただきました。来年のディナーショーはもう始まっている、とも教えていただきました。
来年こそは先生のイメージをそのまま形にして、多くの友達に感動をお届け出来るよう、今から準備を進めて行きます。
荒木先生、本当にありがとうございました!
小舘 翔/ローレンズ、大道具手伝い
今回のクリスマスパーティーは器材を高輪プリンスホテルに運ぶところから参加させて頂きました。
高輪プリンスホテルでは舞台の下地からの準備に携わらせて頂き、手先を器用にする作業が多く、スムーズに出来ず少し時間をかけてしまいました。
皆で協力して舞台は完成に辿り着き、ショー始まる間際まで提灯を立てるために奔走しました。
提灯に関して11月半ばより何人かでお手伝いに行って作りましたが、いざ本番になると何すればいいか分からなくなってしまい、全部聞きながらやっていたので、手持ち無沙汰になってしまった時間がありました。
工程を把握し、手持ち無沙汰になる時間が無いように行動していく事が改めて大事だと感じました。
提灯をステージに立て、ショーで上がるイメージを湧きながら作業していましたが、結局間に合わずで披露する事がなかったです。
悔しいの一言で占めてます。
ショーに関しては、昨年、友達を連れて行く事が出来なかったのですが、今回はカップルの子達を連れてこれて「楽しかった、来て良かった」と言って頂けた事が嬉しかったです。
感動を伝えられてる事が、前回と違って友達を連れて来れた要因と感じております。
ショーでは裏方で、Magician SATOさんの道具を出したりしまったりと言うところでお手伝いしました。
大事な道具なので、慎重に持ち運びする事が出来ました。
ただ、山田劇場から荒木バンドに行く時のカーテンに関して、位置を少し間違えてしまったため、連携不足が生じてしまったのと、把握してなかった部分もありましたので、しっかり把握出来るよう事前に打ち合わせを密にしていく事、確認を何度もして行く事が大事だと気づきました。
今回で3度目の参加でしたが、1度目は普通にお客さんとして、2度目よりスタッフとして参加させて頂きまし。やはり、お客さんとして行くのも素晴らしい事ですが、準備から携われる事に誇りを感じられる事が出来ているのも非常に貴重な経験をしていると改めて感じました。
2020年のクリスマスパーティーもより素晴らしいものに出来るよう、たくさん貢献して行きたいと思います。
上野寛人(ローレンズ)/舞台設置&幕
初めてクリスマスショーのスタッフをやらせていただきました!
昨年は、観客として楽しませてもらいましたが、今回初スタッフでどんな現場になるのかと楽しみでした。
朝の集合時間の早さに驚きましたが、これくらい時間があれば、バッチリ準備が終わって開場できるのだろうなと思っていたのですが、実際そううまくいかず…!
僕は、とにかく言われたことを早くこなして、手が空いたらできることを探して、というふうに心がけていましたが、最初から最後までわからないことが多すぎました。
なぜこれをここに運んでいるのか、これはどこに使うものなのか、完成したらどうなるのかなど、全体像を理解できていなくて、もっとできることがあった、もっと手を動かせられたな、ともどかしい気持ちでした。
本番中の舞台袖でも役割をいただきましたが、行動がこれで合っているのかわからなくて、あたふたしてしまいました。
次回は、準備の段階から自分の役割や全体像を把握して、もっと責任感を持って取り組みます!
プリあらスタッフの多くは元々ショー関係の素人だったと思うのですが、こんなに人が協力し合って、セットも手作りして、32年も続けてこられていることに、本当に驚かされます!
このエネルギーが溢れでている環境に、自分もエネルギーを注いでいきたいと思います!
中山雄斗(ローレンズ)/舞台設置&幕
待ちに待った年に1回の大イベントCB Family X'mas Party!
今年のテーマは寄席。X'masと寄席がコラボするという誰も想像出来ない内容にワクワクがいっぱいでした。
ローレンズとして、舞台と幕を担当。今年も重大な役目をいただき、気合い十分で当日を迎え朝一から準備に入りました。
去年は開演ギリギリまで焦りながら作業していたのを思い出しつつ、午前中は特に問題なくスムーズに作業が進んでいったため今年は大丈夫そうだなと思っていました。
しかし、徐々に山田さんの表情に焦りが見え始めます。その姿を見て、あれ?もしかしたらまずいのか?と僕らにも焦りが生まれました。
午後は終始バタバタ、1番メインの柱の組立に予想以上に時間がかかり、なかなかペースが上がらず、開演1時間前の時点でも柱が立てられませんでした。
結果的に柱を立たせることが出来ず物凄く悔しかったです!!
でも、本番が始まると悔しさは忘れてしまうほど出演者一人ひとりのパフォーマンスが素晴らしく、こんなX'masパーティーが造れるのはプリあらだけだなと改めて感じました!
舞台に関しては悔いの残る結果となってしまいましたが、多くの人が繋がって一緒に何かを造りあげることの大変さと楽しさを感じ素晴らしい思い出となりました。
荒木先生ありがとうございました!これからも宜しくお願いします。
古賀隆典(ローレンズ)/舞台設営
今回、初めてクリスマスパーティーに舞台製作のスタッフとして参加させて頂きました。
自分自身、このような大規模な会場でのパーティーに参加させて頂くこともスタッフとして携わらせて頂くことも初めてで、分からない事だらけでしたが貴重な体験をさせて頂きました。
クリスマスパーティー本番の数ヶ月前から山田さんご夫妻・中尾さんが中心となって声を掛けてくださり、埼玉に集まり舞台小道具の作成から行いました。
自分は初参加で何も分からない状態でしたが、皆さんが一生懸命に小道具作りをされている姿を見て、自分はとても大きなプロジェクトに携わっているのだと実感しました。
また、クリスマスパーティーに参加された方が一人でも多く喜んで帰ってくれたら嬉しいなという感情も少しずつ自分の中で芽生えて行きました。
本番当日の朝、高輪プリンスホテルに到着して実際に行われる会場を初めて目の当たりにしてまず第一の印象は、「こんなに広い会場でやるのか規模がすごいな!」と驚いたのと同時に少し緊張感があったのを覚えています。
実際に舞台作りが始まってからも、初めてクリスマスパーティーに参加の為、指示を待つだけで何から手をつけて良いのかも全く分からない状態でした。
開演時間は決まっているので間に合わせる為に自分から指示を仰ぎ、丁寧にスピード感を持って作業に取り組んで少しでも皆さんの役に立てればという思いで必死でした。
そうして作業を続ける中、刻一刻と開場時間が近づいて来た中で、皆さんがピリピリしているのを私なりに感じ取ってこれは、舞台準備が間に合ってないんだなと察しました。
皆さんが様々な試行錯誤をして開場時間に間に合うようにはしていましたが、結果的には両サイドの提灯は吊るす事を断念しました。
数ヶ月前から準備していたので、非常に残念で悔しい気持ちでしたが、クリスマスパーティー自体は行われるので、切り替えて最高のパーティーになるお手伝いをしっかりしようと思いました。
実際にクリスマスパーティーが始まり、ステージの上に立たれたゲストの皆さんも素敵でカッコ良く、会場もすごく良い雰囲気で終始パーティーが進んで行ったので、改めて携わらせて頂き本当に良かったと実感しました。
最後に、スタッフのアフターパーティーの際にお話しさせて頂きましたが、0から皆んなで作り上げるステージに携わらせて頂けた事は自分の人生にとって貴重な財産となりましたので本当に皆さんに感謝したいです。
更に来年は皆んなで最高なクリスマスパーティーを作りたいと思います!!
山岸 晃/ローレンズ・大道具担当
今年で32回目となるCBファミリークリスマスディナーショー!なんと、僕が産まれる前から毎年行われてることになるんです。そう考えると自分もこの歴史に関われることができるって思った瞬間に興奮していました。去年はそんなことを考える余裕もなく、ふと心の中で『去年みたいに前日の深夜まで作業にはなりませんように…そして理恵さんがピリピリ怒りませんように』そっと祈っていました。(笑)
昨年初めて参加し、右も左も分からずとにかく無我夢中で巨大な幕や看板の制作に打ち込み、当日になって前日の深夜まで拘って作ったものが取り付け出来なかったりと悔しい思いをした為、今年こそはという思いでした。
今年のテーマが『寄席』と発表されて、『寄席とはなんぞや』というところから始まり、舞台をどんな風に飾っていくのか楽しみでした。
そのイメージがハッキリしたのはクリスマスミーティングで山田さんが舞台の模型を用意してくれた時でした。
模型を見て『すげー、これはヤバイ』と興奮してワクワクしている自分がいました。今年は山田さんと一緒に大道具作りを担当することになり、打ち合わせをして後日千葉から埼玉まで通うことになりました。
ステージの両サイドに設置する巨大な柱、1回目はその骨組みの木材に均等の場所で線を書き、補強用の木材や金具の取り付けなどを担当しました。木材が曲がっていて、正確な位置が特定しにくかったり、『あれ?位置あってる?間違えてないよね?』とか何度も確認しながら作業は進みました。
出来上がった骨組みと板を組み合わせて繋げていくと、柱の半分だけでも存在がある大きさになっていました。これを当日、現場で組み立てると話があり、正直『時間内でできるのか?』と不安にもなりましたが、『やれば皆が喜ぶ!』と思い作業に力が入りました。
一段落して紀子さんが用意してくれたカレーをいただくことに。その日は天気も良くて、空も雲一つない晴天で幸せなランチタイムでした。
そのままお昼寝タイムとはいかずに作業が続行。2回目の時は柱の組み立て方をメインに考えていき、それが終わると由江さんが作っていた星の型どりを黙々とこなしました。
その間、由凪先生が教えているダンス教室の見学も出来て、子供たちと楽しそうに踊ってる姿、プリあらの時とは違う顔だなあーと感心していました。
見慣れない男が同じ教室で黙々と作業をしていると子供たちが近づいてきて、ジーっとこちら見ていました。挨拶をすると『何作ってるのー?』と聞かれ『飾り付け用に星を作ってるんだよー』と答えるも『なにそれ』とあっさりとした対応に内心泣きそうになりました。(笑)
子供って素直ですね。勉強になりました。
今年は前日の徹夜作業が無かったですが、緊張しすぎてなかなか眠りに付けずに本番当日を迎えました。搬入作業から舞台の設営、そして柱作り。柱作りは強度の問題点が出たりと上手くいかず、調整しながらの作業になり、時間だけが過ぎていました。
焦りと不安が皆の表情からも伺えるほどの状況の中で、『山ちゃーん、健慈郎くーん』その声の主はそう!『理恵さん!』今年の理恵さんはまだピリピリしていなかったことに安堵しましたが、衝撃的な発言があり心の中で『当日それ言っちゃいますかあー』と突っ込みを入れて理恵さんを怒らせてはいけないと思い、笑顔で対応させていただきました。
内容は幕を開く役が去年と同様で2人必要と聞き、その役目を受けることになりました。幕を開けるタイミングを何度も何度も入念に確認し、2人でタイミングを合わせて開けるにはどうしたら良いのか開演ギリギリまで考えていました。
スマホで連絡を取り合い、とにかく合わせることが大事とまとめました。その後は時間ギリギリで柱を組み立て、いざバトンに吊り下げることになったのですが、看板と柱の高さ調整に時間を要して、柱も強度やバランスが悪くリハーサルまでの時間が迫り焦っていました。
時間は進み柱の設置は上手くいかず断念することになり、どうしてこうも上手くいかないんだろうと悔しい気持ちが溢れていましたが、本番はこれから。幕を開く重大な役目を果たし、来てくれた方たちが『楽しかった、また来たい』と思えるショーにしたいと気持ちを切り替えて挑みました。
柱が無くても会場は盛り上がり、皆が笑顔になっている姿を見れて、ほんとに嬉しくていつの間にか自分も楽しんでいました。
山梨から来てくれていた友達と一緒に同じ時間を素敵なショーを見ながら過ごせたこと、友達がほんとに喜んでくれていたことが嬉しくてたまりませんでした。友達からは『誘ってくれてありがとう。また誘ってよ』と言われた時は心が踊るほど嬉しくて『来てくれてありがとう』と心の底から言えました。
友達の言葉によって僕は今回のディナーショーにスタッフとして参加できたことに誇りを持ち、自信にも繋がったと感じました。
来年はもっとたくさんの友達にこの感動を伝えられる人間に成長して今年よりももっとグレードアップしたものを見てもらい、感動してもらえるように頑張りたいと思いました。
スタッフとして参加させていただきありがとうございました。
山田恵美子/山田劇場補佐
1年の締めくくりである「CBファミリークリスマスパーティー」に参加させていただくようになって20年!!スタッフとしての参加は15年!!改めて長い時の流れを感じます。
前回から若い人たちが参加してくれるようになったのでとても助かります。
今回のクリスマスパーティーのテーマは「the寄席ライブクリスマス」なので、山田劇場の装置も寄席をイメージした背景に、主人(山田秀樹)が考えて一緒に作りかえました。
「笑門来福」の額をかざり、襖を作り出演者の方々がそこから出入りできるようにしました。大きな山田劇場の装置なので、家の中では作れず自宅の車庫で制作!外の作業は天候に左右され、予定通りにいかないこともありました。
パーティー当日は、山田劇場の装置の出しはけをやらせていただきました。装置の出しはけは素早く動かすのが理想ですが、ちょっともたついてしまい次回の課題です。
今回感じたことは、何事も打ち合わせを充分にして計画的にすることで、不安もなくなるのかなぁと思いました。
何歳になっても勉強できる環境があることに感謝します。ありがとうございました。
山田秀樹/舞台装置&山田劇場制作
2019年CBファミリーX'masは「寄席」ということで、私の担当する、山田劇場のデザインは、すぐにイメージ出来ました。
壁紙を貼り、出入口は襖にして、鴨居の上に「千客万来」や「笑門来福」などの看板を乗せ、寄席文字で演者の名前を書いた「めくり」を置くといった感じです。
毎年そのテーマに合わせて、出入口のカーテンの柄や開閉方法、更には、絵柄を考えて、下書き用に紙を切り抜き、線で輪郭を出して、ペイントしていくといった作業に結構時間がかかっていたんですが、今回の山田劇場は、わりと気楽でした。
というわけで、今回はもう一つ、舞台装置も担当しました。
「寄席」がテーマと言っても、パッションローズのダンスシーンやゲストマジシャンのコーナー、更に、ラストの荒木バンドの舞台が、寄席の雰囲気ではおかしいということで、各シーンで舞台の雰囲気が変わるようにしようということになったのです。
会長から、上手と下手に柱を立て、出演者の名入りの提灯を下げ、舞台上段にも提灯を配置することにして寄席の雰囲気を出し、ダンスの関わるシーンでは、両側の柱の提灯が、一変して洋風のデザインに変わり、上段の提灯も視界から外れるように。そして、ラストの荒木バンドの時には、更に違った舞台になるといった、舞台装置のアイディアが出されました。
面白いなと思い、さっそく模型を作り、次回の打ち合わせでイメージが固まりました。
と、ここまでは良かったんです。
いざ製作に取り掛かると、作業場、資材の保管場所、作業人員のスケジュール調整等の問題が発生し、塗装や細かな木材の裁断などは、自宅の狭い部屋で作業しました。
何より困ったのは、サイズの関係もあって、組み立てが出来る場所がなく、事前に全体の組み立てが出来なかったことでした。結局、当日組み立てながら設置していくことにしたのです。
頭の中で何度もシュミレーションしたつもりでした。
当日、時間との闘いを覚悟し、なんとかスムーズにいくように願いながら臨んだのです。
そして 結果は?
いろいろなトラブルと、ハプニングが重なり、上手と、下手の柱は設置することが出来なかったのです。
後から思えば、ああしとけば良かった、こうしとけば良かったと思う事も多々ありますが、今更ですよね。
ただ、荒木会長のこのアイディアが、完成していたらもっと凄いものになっていたはず。そう思うと………残念!?
それでも、X'masに参加された多くの方から「とても良かった」、「楽しかった」、「予想以上でした」などのお言葉をいただいたり、メールを頂いたりしたので、パーティーとしては良かったなと思っています。
もうすでに2020年のX'masに向けて動き出しています。何があっても、何が起きても「楽しいX'mas」また皆で盛り上がりましょう。
中尾由江/舞台美術
CB Family X'mas Partyに舞台製作で7回目の参加となりました。今年は寄席&クリスマス。始めはどう舞台で表現させるのか不思議でしたが、山田さんはすぐにイメージ出来たようで、寄席〜クリスマスを舞台転換で、最後は、オンステージで豪華な舞台へ変わるプランで舞台を作成する事になりました。
会場の下見やミィーティングを行い、10月6日のミィーティングの時の山田さんから、舞台のイメージ図をいただき、そこから作業開始でした。
私は、寄席装飾20個の名入り長提灯、上方へ飾る提灯9個、クリスマス装飾の星の飾りを担当しました。全て画用紙で作成、提灯の採寸出し、切り出しだけでも、なかなか進まず、10月、11月あっと言う間に過ぎてしまいました。
それと平行で、山田さんの大道具作成の買い出し、作業、材料保管を埼玉で行い、山田夫妻、ローレンズもみんな千葉から、埼玉へ来ての作業でした。
10月後半より、毎週のように埼玉での作業でした。材料の買い出しでも、同じホームセンターでも店舗により扱ってるものが違い、探すところからになったり、カットしてもらったら、サイズ間違えていたり。留め具、ビス等を選ぶのも時間がかかってしまい、午前より作業予定が、午後になってしまったりと、色々と予定通りにはいかないものでした。
私の方の作業も思うように進んでおらず、あっという間に12月に入ってしまいました。星の装飾も手付かずで、これでは、終わりそうもない為、12月1日の埼玉での作業の時、ローレンズに時間を延長して、星の飾りを切り出してもらいました。
12月7日は、朝から埼玉での作業の予定でしたが、何と山田さん体調崩して来られなく大道具作業中止となってしまいました。場所はキャンセルできない為、ダンスのあかりちゃんに星の装飾を手伝ってもらい、その日は2人で作業しました。
その他にも、沢山の方に協力してもらい、なんとか形になってきました。
提灯に入れる名前も寄席文字を山田さんにプリントしてもらい、それを切り抜き、提灯に貼りました。綺麗に貼る事が出来るか不安でしたが、貼ってみたら、思っていた以上の出来栄えで本番楽しみになってきました。
どうにか、準備が間に合い、本番当日、朝7時から、会場入りしました。搬入から、時間がかかり、山田さんがホテルの方に何か言ってると思ったら、舞台の配置がイメージしていたものとは、違っていた。動かしたくても、専門業者が組んでいるので、動かす事が出来なかった。そんな間にも時間は経っていきます。セットを置く台を用意してもらい、進める事にしました。
私は、自分の担当装飾の星の飾りを連結して、提灯を取り付ける準備を行い、山田さん、恵美子さんのお手伝いをしました。
作業をわかっているつもりでいましたが、そこには、全然わかってない自分がいました。山田さんの持ってる作業が多過ぎです。恵美子さんがその分を補おうと、ドライバーを持って動いている姿をみて、どうにかしたいとは思いましたが、私は、ただ言われた事を手伝うしか出来ませんでした。
午前中に舞台セットは終わらせなければならなかったが、上部の提灯はセットできましたが、両サイドの装飾セット、看板は、間に合わなかった為、リハの後に吊る事になってしまいました。
また、サイドパーテションも、カーテン3種類取り付けるのが間に合わす、リハで使う事が出来ませんでした。
リハ後に看板とサイド装飾セットを吊るしに取り掛かりましたが、看板も直ぐには吊るせる状態ではありませんでした。
ようやく看板を吊る位置が決まり、サイド装飾セットを組みながら吊り始めましたが、やはり、間に合いませんでした。
舞台セットに山田さん、恵美子さん、私と付きっきりだった為、舞台転換や、裏方の仕事の把握も出来ていない状態でした。リハの時のマジシャン道具の出ハケもタイマロさん一人でやっていました。
ステージスタートまでにタイマロさんと打ち合わせし、出ハケの私がやるところを確認して、舞台がスタートしました。
舞台転換リハが全く出来なかった為、大きく1つ抜けていたところがありました。山田劇場の際、パーテションを横向にするのを忘れてました。誰が担当というのも抜けていたようで、指摘されてから、動く始末でした。
ダメダメな事ばかり書いてしまいましたが、来てくれた方は、大変喜んで頂いたようでした。
また、私の周りには協力してくれる仲間が沢山いる事に改めて気が付きました。
うまくいかなかったからこその気づきが沢山出てきました。今度のクリスマスでは、こうならないようにと、頑張る意識をより高く持つ事が出来ました。来年はもっと友達を誘ってたくさん喜んでもらえるよう頑張ります。